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本のページをめくったり,スーパーのレジ袋を開くときに,指を少し水で濡らすと,簡単にできますよね.一方,床や道路が濡れていると,滑りやすくなります.
同じ水なのにどうして摩擦を大きくする場合と,小さくする場合があるのでしょう?

A 回答 (2件)

水の分子と、紙やビニールの表面の分子は、


「ファン・デル・ワールスの力」や
「水素結合」で引き合っています。
物体の隙間が、分子程度の大きさだと、
これらの力が働いてくっつきます。

たとえば、数センチぐらいの小さな磁石が、多量にあると考えてください。
それを2枚の鉄板の間に適量挟むと、磁力で、鉄板が動かなくなるでしょう。
すごく大雑把なたとえですがそんな感じです。

隙間の幅が分子よりずっと大きくなると、
間は水なので、自由に滑ります。

まとめると、隙間の幅、それから物質の種類によって滑るか着くかが変わります。
道路などは凸凹しているから、分子程度の幅にはなりにくく、滑りやすくなります。
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この回答へのお礼

「ファン・デル・ワールス力」,「水素結合」・・・・
昔,授業で習ったような記憶がありますが,いずれにしても,隙間が小さいと摩擦(というか結合力)が大きくなり,大きいと浮いて滑りやすくなるんですね.
ご回答ありがとうございました.

お礼日時:2003/09/15 21:56

追記しますと,道路などで水があるとすべるのは,


その物体が水の浮力で若干浮くので,
本来物体と道路との摩擦が働いていたものが,
垂直応力が小さくなるので,その摩擦が小さくなるのが原因です.
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この回答へのお礼

浮力も関係あるんですね.
自動車のように重いものでも,路面が濡れているとタイヤが路面に密着しないことをタイヤメーカーのカタログだったか,CMだったかで見た記憶がありますが,あれと同じなんですね.
ご回答ありがとうございました.

お礼日時:2003/09/15 21:57

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