初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

衆議院で予算案が可決されたのに、
何故関連法案は成立しない見込みなのでしょうか?

造反が出たというので、そもそも予算案も成立しないと思ってました。
でも通ったということは、同じメンバーで関連法案を決議すれば、
通るってことなんじゃないでしょうか?


あと、まったく逆の話になりますが、
マスコミが言ってるように、関連法案は成立しないとしましょう。

てことは、野党にくみする人が多いということでしょうから、
さっさと内閣不信任案だせば、可決するってことなんじゃないですか?

それをしないでグダグダ議論を引き延ばす野党もどうかと思うのですが。

A 回答 (3件)

衆議院の優越って中学のとき習ったでしょー



予算は衆議院で2回通せば強制可決になるけど、
予算関連法案は参議院が通さない限り可決出来ないシステム。


内閣不信任案は衆議院のみで決議するんだから、
野党側が起こしても造反組を大量に抱えでもしない限りは意味無いの。

要するに、野党による内閣不信任案ってのはただのパフォーマンス。
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この回答へのお礼

無知でした。
とてもよく分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/01 23:08

現状、民主党は、衆議院数の過半数を確保していますが、衆議院数の2/3までは占めていません。



まず、本予算案は、先送りできないものなので、衆議院の優先によって、過半数占めていさえすれば、黙ってでも通ります。次の、予算関連法案は、通常の法案と同等扱いで、衆議院通過→参議院で否決→衆議院で2/3以上の賛成で、「再可決」、できますが、今の民主党では数が足りないので無理です。

内閣不信任案は、民主党が衆議院の過半数を占めているため、否決されます。

もう、民主党の公務員天国予算が通ってしまいましたが、造反組みの16人や社民党の反対によって、焦点の無駄遣い関連法案は、非常に厳しい情勢です。
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何点か修正しますと、



予算案は、衆院で「1度」可決されると、参院での議決がどんなものであろうと、30日経過すれば自動的に成立します(これが衆院の優越)。
しかし、予算に関連する法案、たとえばわかりやすい例として「子ども手当法案」がありますが、これは普通の法律案であり予算で認められるような優越はないので、

○衆院と参院で、それぞれ過半数以上の賛成で可決する

○参院で否決されても、衆院が3分の2以上の多数の賛成で再可決する

○参院で否決されても、衆院が両院協議会を求めてそこの多数で妥協案を得て再び各院で可決する

以外のやり方で法律にすることはできません。

与党は衆院では多数を占めていますから、予算案にしろ法案にしろ、衆院で可決することはできます。しかし参院では少数で、かつ衆院でも3分の2を占めるほどの多数派ではない訳ですから、上記のことから分かるように

予算案は成立させることができる

けれど

法案を成立させることはできない

結果になるわけです(もちろん内閣不信任案も現状では可決できません)。ちなみに、両院協議会は慣例によりそれぞれの院の多数派が各院の代表すべてを得ることになっていますので、基本的にそこで妥協案を得ることはできません。

野党は衆院では少数派な訳ですから、本当に反対すべき法案・予算案が成立するのを防ぐためには、ひたすらに時間をかけて時間切れに持ち込む、という手段しかありません。パフォーマンスと言うより、対抗手段としてはごくまっとうなやり方です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

今回のように、
「身動きできない状態が起こる可能性がある」
というのは、システム上の欠陥のような気がしますね。

お礼日時:2011/03/01 23:13

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