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近々、障碍者の雇用に関するコンサルタントとして、起業しようと計画しているのですが、NPO法人として、立ち上げるか、株式会社として始めるか、悩んでいます。
起業して、仕事をしていく中での、NPO法人と株式会社での、メリット、デメリットを教えてもらえませんでしょうか。

A 回答 (2件)

 株式会社は利潤を生み出すことを最終目的とする団体です。

NPOは何かの形で社会に貢献できる業績を残すことが最終目的の団体です。ですからこれを統括する法律はこれに則って制定されているのです。株式会社でもその営業が社会貢献できている場合が多いのですが、これに反する例も見られるために、利益を追求するだけでは不可能な社会貢献を実現しようという要求を満たすために生まれたのがNPOだと言えるでしょう。ですからNPOの短所は利潤を生まないためにその原資を寄付にたよらざるを得ず、この制約が業績の達成を阻むケースが多いということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/03/02 12:58

NPOと株式会社の違いは、


非営利か営利の違いです。

また、株式会社の設立は資金さえあれば目的は自由で誰でも設立できますが、
NPOは市区町村の認可が必要で(認可が出ないと法人登記ができない)、
NPO設立には最低以下の17の活動分野に当てはまる必要があります。
1.保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2.社会教育の推進を図る活動
3.まちづくりの推進を図る活動
4.学術、文化、芸術、又はスポーツの振興を図る活動
5.環境の保全を図る活動
6.災害救援活動
7.地域安全活動
8.人権の擁護又は平和の推進を図る活動
9.国際社会の協力の活動
10.男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
11.子供の健全育成を図る活動
12.情報化社会の発展を図る活動
13.科学技術の振興を図る活動
14.経済活動の活性化を図る活動
15.職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
16消費者の保護を図る活動
17.上記の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡・助言又は援助の活動

都道府県によって、受付に差があります。
神奈川県はかなり親切ですが、東京都は申請件数が多いため、受け付けは郵送が主体です。

NPOのメリット
非営利なので配当利益などを考える必要がない。
団体が契約の主体になれる(株式も一緒)
団体が資産を持てる(株式も一緒)
代表者の交代が円滑になる
公共事業への参加が容易になる(活動が認められたらという前提があるが、売り込みはしやすい)
節税が可能(株式より容易)
従業員を雇える(株式も一緒)
社会的信用が高まる

NPOのデメリット
活動内容に制約がある
厳正な事務処理が必要
税務申告義務がある
設立に時間が掛かる(複数の理事が必要)
情報開示が必要(法人の経済状態が丸裸になる)
財産の名義変更に問題がある
年に一度、設立した都道府県に事業報告を行う必要がある(3年ほど怠ると認可取り消しになる)。

>障碍者の雇用に関するコンサルタントとして
これであるならNPOの方が断然有利だと思います。
障害者福祉関連で株式会社は胡散臭いと思う人もいるのが現状(福祉を食い物にしようとしている等と考える人がまだいます)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。NPO法人設立の方向で、検討します。

お礼日時:2011/03/02 12:59

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