プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。
現在25歳の社会人、男です。
高校時代の恩師に、20歳までに一通りの名作を読んでおけと言われましたが。結局大学時代にはその手の文学には手を出しませんでした。

本を全く読まないわけではないですが、好きなのが映画の原作などですので、歴史に残るような名作をあまり読んでいません。

今更なんですが、時間の空いた時にいろいろ読んでいこうと思っています。
なにかお薦めの作品や感動した作品がありましたら教えていただきたいと思います。

宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

>高校時代の恩師に、20歳までに一通りの名作を読んでおけと言われましたが。

結局大学時代にはその手の文学には手を出しませんでした。


 それで正解だと思いますよ。
学校の試験の勉強じゃないんですから、
無理して名作と呼ばれるものを読むのは
無意味です。

 自分の人生、自分の興味の延長上と
して名作を読むと、それがなぜ名作と
言われているのか理解できますし、
ためにもなります。
 でも名作と呼ばれているからと
いう理由で読んでみても、つまらない
だけでしょう。

 若いと人が読むべき作品として、
1950年代くらいまでに生まれの人たちは
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」
を挙げるようですが、これ今の若い人が
読んでも理解できず、つまらなくて当然
です。時代背景が違いすぎるんです。

>本を全く読まないわけではないですが、好きなのが映画の原作などですので、歴史に残るような名作をあまり読んでいません。

 今のままでいいんじゃないでしょうか?
あなたが興味をそそられ、つい手を出して
しまい、感動したものがあなたにとっての
名作であって、歴史に残るような、名作と
呼ばれているものの全ては、あなたにとっては
全て駄作かもしれないのです。

>なにかお薦めの作品や・・・
 
 敢えて個人的興味の範囲で言うなら、
三島由紀夫の作品は全てお勧めです。
三島は、生きていたときには異端児だったので、
今、彼の作品を読むと、そのストーリーの
ベースが昭和でも、そのかっ飛んだ内容が
現代にも通じるところがるんですね。

 とりあえずは
「不道徳教育講座 」(参考URL)
あたりから読まれることをお勧めします。

 内容の一部を説明すると、自動車で
人をひき殺した人が、自分で警察を呼んで、
「この人がいきなり飛び出したので
 よけきれなかった」と説明すると
いう話が出てきます。本当はスピードの
出しすぎだったのに。
 真相を知っているのは、助手席にいた
友人だけなんですが、その友人に対し
「Who knows?]
だれが真相など知っているのか?
別に嘘言ってもいいじゃないか。
と言うという話なんですね。

 まさに不道徳な話なんですが、
道徳や常識について深く考えた
ことがないと、不道徳や非常識が
どう悪いのか分からなくなくなる
人間のいい加減さが分かる仕組み
になっています。

 前に「人殺しの何が悪いのか?」
とテレビで発言した高校生について
論議があったことがありましたが、
人殺しはいけないと考えるのが
常識という、理由が曖昧な概念が広がって
いるため、大人たちがその理由を
すぐに明解に説明できなかったのが
議論が広がった理由でした。

 三島の作品には映画化もされた
ことで有名は「金閣寺」などが
ありますが、それ以外でも
人間社会や人間の深層心理を
えぐるような、鋭い内容の
作品が目立つように思えます。

 そんなわけで、現代日本文学の
代表の1つとして、三島由紀夫の全
作品をお勧めします。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041212 …
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こんにちは。



読書なんて自分の趣味でぜんぜんいいと思います。


好きなのが映画の原作などですので、歴史に残るような名作をあまり読んでいません。

わたしも名作なんて数えるほどしか読んでません。
そもそも外国の作家のものあんまり好きじゃないし。
(シェークスピアあたりは読みましたが)

そうそう、歴史上の名作ならシェークスピアはどうでしょう?映画もいっぱいありますし。
「ハムレット」「オセロ」「マグベス」「空騒ぎ」「ヴェニスの商人」「ロミオとジュリエット」etc

映画の原作でいうと、
浅田次郎「鉄道員」
桐野夏生「OUT」
高村薫「マークスの山」
真保裕一「ホワイトアウト」

海外なら
ジョン・グリシャム「評決のとき」「依頼人」等
トム・クランシー 「今そこにある危機」等
スティーブン・キング「スタンド・バイ・ミー」等
の作品はよく映画化されてますよー。
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日本以外の名作でしたら、まず下記を読まれて、


これだと思ったものを読まれるといいと思います。

『世界文学史物語』ジョン・メーシィ 大谷利彦訳 角川文庫 700頁位

人の一生には限りがあり、一方海外の名作の数は1500程度存在します。
場当たり的に作品を選択して読んでいくと、分野・作者が偏ったり、
本当の名作を読まない可能性が圧倒的に高くて危険です。

それと、『20歳までに一通りの名作を読んでおけと』と恩師に言われたそうですが、
私は、経験から、逆に20歳までは読まない方がいいと思っています。
そのくらいの年齢では社会経験もなく、名作を理解する素地が十分できていません。
(もちろん、例外もあるでしょうが)。
むしろ、社会人になった後、urikku24さんくらいの年齢から名作に触れ始めるのがいいように思います。


海外の名作を読む下地として、
『聖書』・『ギリシャ神話』は必須だと思います。
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こんにちは


私、以前、司書をしていた者です。
「名作を読みたい」という文を読んで、思わず、しゃしゃり出て来てしまいました。

まず、最初に、覚悟してもらいたいんです。
名作と呼ばれるものは、いまどきの人にとっては、はっきり言って“面白くない”です。
仮名遣いも分からないし、時代背景も不明であれば「意味、わかんないしぃ」となって、途中で挫折。。。となりがちです。
それでも、とりあえず、最後まで読んでください。お願いします。
“感動”や“面白さ”は、あとからついてくるものなんです。

で、。。。urikku24さんへのアドバイスなんですが。
図書館に行って『日本文学全集』『世界文学全集』を手にとってみてください。そして、有名どころの作家の作品で読みやすそうなものをひとつ選んで、試しに読んでみてください。なぜ『文学全集』を薦めるかと言うと、巻末に「解説」がついているから、です。

本来ならば、本なんてぇものは、面白くなければ読まなくて良いものなんです。
でも、最近の人は、読まなさ過ぎる!と、私は思います。常識的に“知ってて当然”と思われるものについても、「読んでない」なんて。。。
ウチの息子(大学生)なんですが、セルバンテスの「ドン・キホーテ」を知らなくて、「安売りのドンキ?」とか言いやがった!親として、あまりの情けなさに脱力しちゃいました(泣)

urikku24さんは映画がお好きでしたらスピルバーグ監督の『A・I』は、ご覧になりましたか?
では、童話の「ピノキオ」は読まれました?馬鹿にしているわけではありません。カルロ・コッローディ[著] 「ピノッキオの冒険」を完訳で読んだ人は少ないと思います。完訳で読んだあとで『A・I』を観ると、よりいっそう感動できるのに。。。と思うんですよね。
この秋、映画『リーグ・オブ・レジェンド』を観る予定でしたら、オスカー・ワイルド[著]『ドリアン・グレイの肖像』は、絶対、読んで欲しいです。お願い m( _ _ )m
映画を楽しみたいから、名作を読む。。。というやり方が、いちばん、とっつきやすいのかもしれません。
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私が読んでおもしろかったのは、


萩原朔太郎の「猫町」と、
カフカの「変身」です。
どちらも、とても不思議な気分になります。
異界的小説といった感じでしょうか。
もしよかったら読んでみてください。

ちなみに、「猫町」は青空文庫で読むことができます。


参考URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/641.h …
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こんにちは。


urikku24さんと同い年のものです。自分も同じ様な事を言われた事があります。そして読んでないです(笑)学生時代から読んだとしても年間1冊・・・。でも、現国は出来た方です。センター試験で満点でした(自慢です。笑)

お薦めと言うほどでは無いですが、森鴎外?の「高瀬舟」はどうでしょう?短編で簡単に読め、内容も良かったです。この作品で何年、読書感想文を書いたことか(笑)
すぐ読み終わるので、読んでみて下さい。
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