アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

お尋ねしたいことは、従格というものの捉え方についてです。
身近なところに偏った命式の持ち主が3人おり、
従格なのか内格なのか過去に照らしてみてよく判らなくなっています。

(1) 女命
年:癸卯
月:癸亥
日:丁卯
時:癸卯

私は身弱の内格としてみていましたが、ある方に従殺格だと指摘されました。
大運甲子~乙丑期はいろいろと辛いことも多かったようですが
丙寅運が巡ってからは180度生き方が変わり、思うことはあれど
それまでに比べれば格段に充実しています。
従殺と言われればそうかも知れんと思える命式ですが
比劫が巡って良くなっているのが解せません。
面倒見がよくとても魅力的でしっかりした性格ですが、
気を許せる限られた人に対しては時折弱い丁さんらしい
しがみつく傾向を見せ、感情的に混乱しやすいところがあります。

(2)女命
年:壬寅
月:壬寅
日:戊子
時:甲寅

私は従殺格だけれど大運でずっと破格しているのでただの身弱として判断しています。
赤ん坊のときに養女に出た人ですが、おばのところなので
生年月日時は実家に確認し間違いはないです。
幼少期~思春期は高圧的で暴力的な養父の下で自分を殺して生活し、
結婚したらしたでえらいDV被害に遭い、すったもんだの挙句大運己亥・戊寅年に離婚しました。
離婚せずにいたら今頃刑務所にいるだろうと言うくらいですから
比劫が巡った時の離婚を凶事と捉えることができるのかどうか。
悲観的な性格ではありませんが仕事のストレスで精神科の薬と縁が切れません。
ただ、養父が財産を残していますし本人もそこらの男性よりは
しっかりした仕事の基盤を持っていますから経済的には問題はありません。

(3)女命
年:丙辰
月:戊戌
日:壬戌
時:戊申

殺がずらりと並ぶので従殺かなとも思うのですが
年月支の冲と時支の申の水源をどう扱えばよいのやらと思い
身弱の命式として判断しています。
若い頃に職場でセクハラ被害に遭い、それ以来男性恐怖の傾向があります。
(一応彼氏はいるのですがEDの気があるらしく 性的な交渉はないとのこと)
常にどこかおどおどした雰囲気があり、丁寧すぎるほど礼儀正しい子なのですが
流れを止められた流水よろしく行動がスローモーで頼りなげに見えることで
ずいぶんと損をしているようです。
親元を離れて生きていく自信がないと言います。

…と私は以上のように判断しているのですが
これらの命式を、naiusoさまはどのように判断なさいますか?
従格が大運で破格していると判断した時は内格として考え、喜忌もそれにならって
決めているのですが その見方は誤りでしょうか。
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

從格と内格の見分け方のコツは先ず命式を見た時に、命式の天干の強弱をハッキリと見極める事が一番大切で、それさえ出来れば、あと少しの味付けで内格と外格の見分けは誰にでも出来ますよ。



(1)の命式の人は、殺の干が一番強くて從殺格の可能性が有ります。
 日干は痛恨せず在るだけでその強さは平に成り強くは無いので從殺の可能性が在ります。
 殺を尅する食傷が在りませんから從殺格の可能性が在ります。
 日干を生ずる印が在りませんから從殺の可能性が在ります。
 故に絵に描いたような從殺格が成立して内格の要素は全く在りませんよ。
<< 丙寅運が巡ってからは180度生き方が変わり、思うことはあれどそれまでに比べれば格段に充実しています。
>>是は調候の喜神だから当たり前の答えに成ります。
 つまり命式を絵に描けば、マッチ売りの少女が死ぬ直前に余りの寒さにマッチを擦って暖を取っている情景に当たり、その時に突然に春に成り太陽がサンサンと降り注いで、その少女の命を救ったと言う様な情景に成るからです。
 この命式の調候の状態は冬月に周りは雪や氷に覆われて寒々とした命式で有るが只一つの暖は日干の丁のみで辛うじて生き延びている状態のと所に丙の喜神が春の太陽と成って命式を暖めてくれますから運がガラッと変わって仕舞うのは当たり前でしょう。

(2)是は貴方の思う通り從殺格で問題ないでしょう。
 殺の干(甲)が一番強くて日干が弱い上に日干を分けて日干を弱める上に殺を生じる財が在るのですから文句なく從殺格に成ります。
 行運によって破格に成っているのは24歳~29歳までで破格なんかには成っていませんよ。
 この人に取っての破格の時に相当酷い異性の害が在った事は容易に想像出来ます。
 それを見る要素は、命式の中の壬と行運の己の運の時に己土濁壬という悪い関係に成りその上に喜神の殺干と干合して合去して命式中の喜神の良さが全て消えて仕舞う期間だからです。

(3)この命式も(2)と同じように見て從殺格で良いのです。

<<年月支の冲と時支の申の水源をどう扱えばよいのやらと思い身弱の命式として判断しています。

>>年月支の冲は支合が来るまで一時的に作用が無いと見て見る必要は有りません。
 普通に日干に痛恨すると見ていけば宜しいのですよ。
 私が冒頭に記述しました様に命式を見る時に先ず一番先に天干の強弱をハッキリさせましょうと言ったのは、こんな時に必要になるからです。
 命中で一番強いのは土の殺干です。(強)
 二番目に強いのは、財干の丙火それと同じ強さの日干壬水です。(平)
 一番弱いのは、天干に出ていない木行と金行です。(弱)
 命式の強弱はこの三段階に分かれますから日干は強くないので從殺格に取れるのです。
 この命式を持つ人の運勢はすこぶる良い吉命だと言えますが吉命だからと言って良い人生が待っているとは限りませんが結局最後に成れば自分は運が良かったのかナァーと言って終末を迎える事が出来ますよ。

<<従格が大運で破格していると判断した時は内格として考え、喜忌もそれにならって決めているのですが その見方は誤りでしょうか。


>>何を勘違いなさっているのか、從格で破格に成っていればそれは、その人の運勢が破壊されている事を表すのですよ極端な場合その人の死をも表現する事なのです。
 それと是は極当たり前の事ですが、一端外格と決まれば何時如何なる事が有ろうとも外格で見て行かなければいけません、ご都合主義的に内格に成ったり外格に成ったり等はしません、その見方は誤りです。

この回答への補足

不躾な質問に対してこんなにも丁寧なご回答をいただき
感激しております。ありがとうございます。
なにか、ものすごく大きな手ごたえのあるものが今にも目の前にどかっと
落ちてきそうに感じていますのでもう少しだけご教授いただけますでしょうか。

これら3つの命式について、一目で日主が一番弱いことは判ります。
殺がもっとも強いことも判ります。
いただいたご回答をなんども読み返し、過去に照らしてみながら
なるほどなるほどとたくさん思いました。
その中で喜忌のとり方についての疑問が出て参りました。

私は、従格であるなら従う日主は弱いほど良かろうと考えています。
また、もちろん命式によりけりだとは思いますが
旺神は洩らせという言葉もございます。
殺から漏らすものは印にあたります。
(1)の命式では、20代半ばまで甲乙が巡っていますが、
命中に卯が多いためにこの期間中は強い木が巡っていることになると思います。
乙が丁の印として使い物にならないことはわかりますが
甲はどうなのでしょうか。
(印象としては水から上げたばかりの生木のようで
丁の燃料にはならないように感じますが)
旺神である癸に対して洩らしすぎとして忌と見るべきですか?
それとも彼女の甲乙運期間中が辛かったのは、忌ではないけれど
親元(母親のみですが)にいたことで親の運にまぎれていたと考えられますか。

>>是は調候の喜神だから当たり前の答えに成ります。

ここは目からうろこが落ちたように感じました。
ただ、旺神が癸なので丙が巡ったとて厚い雲に覆われているようで
調侯としての働きが期待できるのでしょうか。

(2)の命式については非常に納得いたしました。
大運のとり方が私のとり方と若干違うようで、事象と照らすと
ずれが生じますが、彼女の結婚期間は破格期間だったということが判りました。
この命式では火が旺神から洩らすものになります。
寅月ですから照暖があれば旺神の甲は喜びそうに感じますが
こちらの命式では印は喜と見てもよいでしょうか。

(3)の命式について、冲の扱いは納得いたしました。
ただ、やはり壬に対する申の存在がしっくりきません。
この命式にとって火が喜なのは判りますが、では殺が洩らす金は?
(3)の命式は壬が陽干ですから、庚が巡ったとき
素直に殺に従わないように感じます。これはどうなのでしょう。

>>何を勘違いなさっているのか、その見方は誤りです。

ものすごくすっきりしました!ありがとうございます!

重ねて厚かましい質問をいたしますが、よろしくお願いいたします。

補足日時:2011/03/10 15:45
    • good
    • 1

<<私は、従格であるなら従う日主は弱いほど良かろうと考えています。


>>間違いです従旺・従強格の事を忘れていますよ、言うならば、結果的に從神を助ける干支を喜神とし、結果的に從神を傷付けたり弱めたりする干支を忌神とし、そのどちらにも当て嵌まらない干支を閑神とするのが一番正確なのですが、此処で言う閑神は相当高度な見方が出来るようになら無ければ分かりませんし混乱しますから省きます。

<<旺神は洩らせという言葉もございます。
>>是は時と場合により一定の法則が在りますが是は、十干の関係が分からなければ全く歯が立たないでしょう。

<<殺から漏らすものは印にあたります。 >>殺を漏らすものは印です。

<<(1)の命式では、20代半ばまで甲乙が巡っていますが、命中に卯が多いためにこの期間中は強い木が巡っていることになると思います。

>>その通りです。

<<乙が丁の印として使い物にならないことはわかりますが甲はどうなのでしょうか。
(印象としては水から上げたばかりの生木のようで丁の燃料にはならないように感じますが)旺神である癸に対して洩らしすぎとして忌と見るべきですか?

>>甲・乙の運は、専旺用神で言う喜神の癸を漏らして弱め、忌神の丁を生じて強めますから、相当に強く作用する凶運と言えます。

<<旺神が癸なので丙が巡ったとて厚い雲に覆われているようで調侯としての働きが期待できるのでしょうか。

>>確かに寒さに震えているのに日が差した位ではどうかという疑問も分かりますが、此処で自然現象から考えて御覧なさい、例えばスキーやスノーボードを太陽が照っている時に遣っているとすると周りがどんなに雪に覆われていようと本人は汗だくに成っているものです、是と同じように今迄命式に無かったものが突然行運などで遣ってくると良さや悪さを敏感に感じるものですよ。

<<(2)大運のとり方が私のとり方と若干違うようで、事象と照らすと
ずれが生じます

>>何処がどう言う風に違うのか不明で分かりませんが、大運の区分けの事を言っているので在れば、年齢を普通は数え年齢で表記されているものを満年齢に表記し直しています。おそらくは大運を五年で見る方法と、十年で見る方法の事を言っているのならば、五年で見る方法に変える事をお勧めします。十年で見る方法は、中国の明時代以前の方法だからです。それから劉伯温が五年で見る方法を確立しましたので。

<<この命式では火が旺神から洩らすものになります。寅月ですから照暖があれば旺神の甲は喜びそうに感じますがこちらの命式では印は喜と見てもよいでしょうか。

>>從殺格の喜神は、殺(木)・財(水)で、  忌神は、比劫(土)・印(火)・食傷(金)と成ります。
 貴方の様にグルグルと規則性の無い事を遣っていると何時まで立っても結果が出ない命式が何時かを出て来てどうにも成らなくなりますよ、だからそんなに複雑に考えずに、この命式の喜忌は、日干を強くすれば良いのか弱くすれば良いのかで考えていけば簡単で良いのです、だからこの從殺格の印が喜神に成るわけ無いのです。

<<(3)の命式について、冲の扱いは納得いたしました。やはり壬に対する申の存在がしっくりきません。
この命式にとって火が喜なのは判りますが、では殺が洩らす金は?

>>殺が洩らす金は?  金は喜神の殺を漏らすから金は忌神です。

從殺の成立条件を列挙します。
 (1)命式の中で殺が一番強い事(從神が最強で無ければ論外です)
 (2)日主が強くない事(日主が強ければ從兒・従財・從殺にはなり得ません)
 (3)食傷が強くない事(從神を尅する食傷が強ければ從殺にはなり得ません)
 (4)印が強くない事(印が強いと日干が強くなる為に從殺になり得ません)
 (5)食傷が通根していない事(通根すると從神を尅す力が十分に在りますから從殺格には成りません)
 (6)食傷と印が命式に同時に存在しない事(殺を尅す食傷と日主を生ずる印の両方が在れば從殺に成りようが有りません)
 (7)印が通根しない事(印に通根すれば日主を生ずる力が十分に在りますから從殺にはなり得ません)

<<(3)の命式は壬が陽干ですから、庚が巡ったとき素直に殺に従わないように感じます。これはどうなのでしょう。

>>何か考えている事が変ですよ、上記した様に忌神の日干を生じて助ける庚が来れば、忌神の神を助け、喜神の殺を漏らして弱めるので強い凶運だと言えます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

重ねてのご回答心から感謝いたします。

>>間違いです従旺・従強格の事を忘れていますよ、

あ、そうですね。従格にはそれらもありましたね。うっかりしてました。

私はどうもごちゃごちゃ考え過ぎているのですね。
いま一度更から見直してみようと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/03/11 15:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!