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君主と元首の違いはなんですか

日本では君主と元首のどちらがいるのですか?

A 回答 (2件)

国がいろいろな取り決めごとをするときには、必ず「誰か」の承認と決済が必要になります。

多数決で決める仕組みがあっても、他国と取り決めをする代表はだれか一人です。
このため、このような承認と決済をする人が「元首」ということになります。

君主は、君主制の国つまり日本を含めた王族や貴族がいてその人の中の誰かが元首になる国を君主制といいます。ただし世襲で必ず継ぐ方式ばかりではなく、一族の候補者の中から貴族などが投票で決める選挙君主制とか、養子にすることで世襲の形態をとりながらも血族以外から君主になれる方法をもつものもあります。

現代のように教育がそれなりに行き渡っている時代なら民主主義もいいのですが、昔は軍事戦略、会計学、法学、行政学など様々な学問を「国を治める」視点で教育できる場所がほとんど無かったため、君主制というのは以外に重要な方法でもあったわけです。

今の日本の場合は立憲君主制ですので、天皇が君主で元首です。
ちなみに日本の法律や条約批准などには国会の承認を得た上で、天皇が御璽(ギョジ)というはんこを書類に押すことで、法律や条約が成立します。

天皇の公務のかなり部分が、はんこ押すことに費やされているといわれています。(もちろん目は通しますが、内容は民主主義的に国会で承認されていますので、異議を唱えることはできません)
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 元首とは国際法上、外部に対して一国を代表する資格をもつ国家機関ですね。


 ですから君主国では君主。そうでない国家制度では、大統領や内閣総理大臣でしょうね。

 君主とは世襲により国家を治める最高位の人だそうです。国王などで、天皇も入りますね。

 現行日本国憲法では大日本帝国憲法の改正という技巧で制定されましたから、第一章の第一条は天皇の地位の規定をないようとしています。
 国民に選挙された議員が構成する国会で指名したものを、天皇は君主権により内閣総理大臣に任命します。
 司法の最高の最高裁判所の長官も天皇が任命します。
 衆参議院の議長はその議員で選出し、同時に就任しますので、天皇は関与しません。

 こういうことから立憲君主制国家として、日本の元首は天皇であると法学部では習いました。
 もう50年も前ですが、それ以来変わっていないはずです。
 象徴って言うのは君主は誰でもそうなんです。天皇は今は君主としての象徴とこの、行政と司法の最高者を任命する機関です。
 そういう元首という地位です。日本は天皇制です。立憲君主という形です。まぁ疑問は判りますが。
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