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地震があったのは11日の14時過ぎ
自衛隊の初動は18時前後
11日中の救助者はたったの11人(防衛省発表)

なんとなく動きの遅さを感じるのですが、こんなものなのでしょうか?
阪神大震災のときはどうでしたか?

※自衛隊を非難するつもりはありません。
遅いとしたら総理や防衛大臣の指揮が原因だと思いますので。

A 回答 (13件中1~10件)

こんにちは 度々ありがとうございます




> それは「災害派遣」ではなく「近傍派遣」ですよね ?

違います。
近傍は 83条3項ですよね?
それと近傍と今回の災害とでは態様が全然異なりますね。

私の申しているのは同条83条2項に基づく(通称)自主派遣
と称する災派の形態です。


> よって、宮城県近隣の基地からは動けていたと思いますが、
> 逆に言うとそれ以外はほとんど動けなかったということになり
> ます。

前の回答でも記しましたが、百里、小松等から空自のイーグル
がスクランブルしています。


> 11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
> やはり命令が出たのが18時で、それから動くしかなかった
> という事実は間違いないようです。

11日18:00は「自行原命第3号」ですね。

そこにはこのようにあります

「平成23年3月11日東北地方太平洋沖を震源とする大規模な
地震(平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震をいう。)が
発生し、東北地域に大規模な被害が発生しており、政府は同日
1514、緊急災害対策本部を設置した。

同日1530、これを自衛隊の災害派遣に関する訓令(昭和55年
防衛庁訓令第28号)第2条第5号に規定する大規模震災に指定
した。」

「自衛隊は、自衛隊の災害派遣に関する訓令第14条に規定する
大規模震災災害派遣を実施する。」

これは、本災害に対して初めて災派命令を出した、というよりも
広域に大量に、動員をかけるため「大規模震災災害」の指定を
後追いで行った、と見るのが素直な解釈か? と・・・・。

東北方面隊麾下の6師団(師団本部 山形東根市)の「災害派遣
活動情報」を見ても
「11日の地震発生直後第3種非常勤務態勢に移行するとともに、
12日、00:20指揮所を宮城県仙台駐屯地に推進して情報収集、
人命救助・行方不明者の捜索活動を開始した。」
と、あります。

地震直後から活動を開始していないと、震災発生日翌日(という
か ほとんど同じ日)の深夜に山形から仙台に必要な幕僚等を
前進させ指揮所の開設は不可能では?


ちなみに前述の"自衛隊の災害派遣に関する訓令(防衛庁訓令
第28号)"14条にも、緊急時における部隊長(司令官)の裁量が
規定されています。(下記 参照)

「大規模震災が発生した場合には、大規模震災災害派遣実施
部隊の長は、長官の命令により部隊等を派遣するものとする。
ただし、特に緊急を要する場合には、大規模震災災害派遣実施
部隊の長又は指定部隊等の長は、長官の命令を待つことなく
部隊等を派遣することができる。」

以上です
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

どうやら勘違いしていたようで、
災害派遣の場合は自衛官でも派遣命令を出すことが出来るんですね。
勉強になりました。


ただ、そうだとしても、地震後にすぐ「5万人の自衛隊動員」など会見していたのに
その動員の正式な指揮命令が18時になってからっていうのはちょっと疑問ですが。

お礼日時:2011/03/21 01:21

何となく本筋からずれてる気がするので再回答。



阪神淡路大震災では、既出の通り大災害に於ける法運用上の不備があり、
近傍派遣しか出来ない状態でした。
それを反省し、いわゆる自主派遣を自動的に出来る様に基準を定めたため、
今回知事や大臣、首相の判断を待たずに正式に出動出来たということです。
そういう意味では初動の素早さは合格点と言えるようですね。

というわけで、「災害派遣」は充分早かった、と。

あとは政府の対応速度がどうだったかという問題ですね。
15時14分に対策本部の設置
15時30分に大規模震災指定
これも阪神淡路大震災に比べれば遥かに早い。
対策本部が設置され、16時には防衛省が発表出来ているところから考えても、
この最初の対策本部の会議で自衛隊の初動状況は把握されていたものと思われます。
つまり、震災発生から1時間以内には全てが動き出していた事になります。
そこから先述のような準備が急ピッチで進められ、18時に大部隊が動き出した、と。

即応可能な部隊は15分で出動し、準備が必要な本隊は3時間半後。
阪神の時にはその時点でまだ対策本部すら立っていなかった事を考えると格段に早くなっていると言っても良いのではないでしょうか。
もちろん、今回の出動の早さや規模が十分であったかというのは今後議論されて行くでしょうし、不備があった部分については改善されるでしょう。
私から見れば、阪神淡路大震災の苦すぎる経験は活かされていた、と感じます。
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こんにちは、お礼有難うございました。




> しかし「救援活動」は国の承認が無ければ出来ないですよね。
> ですから救援活動の開始が18時というのはやはり政府が
> 遅かったのではないかと疑念を抱いてしまいます。

今回の東北関東地震に対して、自衛隊は自衛隊法83条に基づく
「災害派遣」により出動しています。

確かに、被害を受けた自治体の長からの派遣依頼を受け、内閣
総理大臣、及び防衛大臣等が、部隊に派遣命令を出すのが一般
ですが、例外規定があり、自治体の長からの派遣要請を待って
いる余裕が無いほどの大規模災害発生の恐れがある場合には
(今回はモロそれにあたります)「要請を待つことなく情報収集や
救助のため、現地指揮官の決定にて、部隊を派遣することができ
ます」

先の回答にも申しました通り、一番早い災派要請であった宮城県
からの要請前に既に部隊は動き出しています。


> 初動というのは「救援活動の初動」という意味です。

具体的な救援、救護活動に入る前に、現状把握が絶対不可欠
です、それが出来ないうちにには、どこにそれだけの戦力を投入
すべきか?が判断できません。

従って、真っ先に動かしたのが
15:01の、東北方面航空隊のUH-1×1機(ヘリ映伝)が離陸。
つまり、偵察ヘリです。

それが全ての活動の基礎となります。
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この回答へのお礼

それは「災害派遣」ではなく「近傍派遣」ですよね?
部隊長の独断で動けるのは近傍派遣に限られているはずです。

災害派遣は自治体の要請こそ無くても平気ですが政府の命令は絶対必要です。

よって、宮城県近隣の基地からは動けていたと思いますが、
逆に言うとそれ以外はほとんど動けなかったということになります。


防衛省HPより
11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09:20原子力災害派遣命令発出のため廃止)
12日09時20分 原子力災害派遣命令


やはり命令が出たのが18時で、
それから動くしかなかったという事実は間違いないようです。

そのうえでのご判断をお願い致します。

お礼日時:2011/03/20 22:18

こんにちは




> 地震があったのは11日の14時過ぎ、自衛隊の初動は
> 18時前後

いいえ、違います

3/11 14:46 最初の地震発生

・14:50 東北方面総監部から連絡員を宮城県庁へ派遣。
・15:01 東北方面航空隊のUH-1×1機(ヘリ映伝)が離陸。
・15:02 宮城県知事から東北方面総監に対し、災害派遣要請。
・15:05 空自三沢基地のF-15×2機が離陸。
同時刻 空自百里基地のF-15×2機が離陸。
同時刻 空自小松基地のF-15×2機が離陸。
・15:15 海自第2航空隊のP-3C×1機が離陸。P-3C×1機
が離陸準備中。
・15:23 東北方面総監部から連絡員を福島県庁へ派遣。
・15:30 陸自第二2施設団の連絡員を宮城県庁へ派遣。

(3/11 16:00 防衛省 発表資料 より)

最初の地震発生から4分後が初動、概ね30分以内に陸、海、空
三自衛隊全てが警戒監視行動をとりはじめています。

尚、発表試料中には"詳細時刻確認中"となっておりましたが、
15:30前後に 岩手県知事 からも東北方面総監への災派要請が
あったとの事でした。


> なんとなく動きの遅さを感じるのですが、こんなものなのでしょうか?

遅くはありません、かなり素早い対応です。


> 阪神大震災のときはどうでしたか?

阪神の時も地元部隊は早くから動いていたのですが、災派の要請
が遅れたために、現地への部隊展開が遅れました。
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この回答へのお礼

たしかに「自衛隊独自の行動」は相変わらず素早いと思います。

しかし「救援活動」は国の承認が無ければ出来ないですよね。
初動というのは「救援活動の初動」という意味です。
阪神大震災でも政府が動かない中、自衛隊は着々と準備を進めていたと聞きました。


ですから救援活動の開始が18時というのはやはり政府が遅かったのではないかと疑念を抱いてしまいます。

これまでの情報から見ても「自衛隊」は素早い対応が出来ていたと思っています。

お礼日時:2011/03/20 17:02

これだけ回答に対して反論や指摘のお礼・補足ができるのに


なぜ質問するのでしょうか?

>自衛隊を非難するつもりはありません。

しています。

明らかに政府などへの批判・不満目的の投稿です。

ここは、この手の投稿をする場所ではありません。

この回答への補足

私の知らない理由があるかもしれないでしょ?
「実は自衛隊はこういう理由で4時間後の出発が最速なんです」っていう回答があるかもしれない。

具体的内容が無く納得が得られないことを「批判目的」とか言うのはやめてください。


私は政府を批判することはあっても自衛隊を批判はしていません。
自衛隊員は指示に対して非常によく働いてくれています。


あなたのその回答こそ「質問を批判するだけの回答」ですよ。

補足日時:2011/03/20 11:13
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災害発生→待機命令→情報収集→状況把握→出動命令→部隊編成→出動→現地到着


4時間なら早くもなく遅くもないでしょう。
救急車や消防車のようなわけにはいかない。
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この回答へのお礼

たしかに一概に遅いとは言い難い気もするのですが、
震度7の発表は即行われたわけで、震度7で要救助者がいないわけがないですから、
ヘリなんかはすぐにでも出動して上空で指示を受けてもいいぐらいだと思いました。

陸自なんかは状況把握が出来ない限り出発も出来ないというのはわかるんですが。

お礼日時:2011/03/20 02:02

阪神大震災の時は



05:46 地震発生
05:50 陸自中部方面航空隊八尾基地、偵察ヘリ発進準備。
05:50 第三十六普通科連隊(伊丹)営舎内にいた隊員約三百人による救援部隊編成開始
06:30 百里基地、偵察のためRF4発進検討するも断念。
   4ヶ月前北海道東方沖地震でRF4が墜落、社会党の追及で当時の指揮官が更迭されたため。
06:30 中部方面総監部非常勤務体制
06:35 第三十六普通科連隊(伊丹)、倒壊した阪急伊丹駅へ伊丹署の要請で先遣隊出動
06:50 陸自第3特化連隊(姫路)非常呼集
07:14 陸自中部方面航空隊八尾基地、偵察ヘリ1番機発進。高架倒壊等の画像撮影。
   出動要請がないため訓練名目。
07:30 陸自第3特化連隊(姫路)、県庁へ連絡部隊発進
07:35 第三十六普通科連隊(伊丹)、阪急伊丹駅へ48人応援
08:11 徳島教育航空郡所属偵察機、淡路島を偵察。「被害甚大」と報告。
09:00 呉地方総監部、補給艦「ゆら」が神戸に向けて出港。
09:05 国土庁が県に派遣要請促す
09:40 海自輸送艦、非常食45000食積み呉出港
10:10 兵庫県知事の名で派遣要請(実際には防災係長が要請。知事は事後承諾)

となっています。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

阪神大震災では要請が無くて4時間動けなかったそうですね。
しかしそもそも震度5以上の緊急時には総理や防衛大臣の独断で出動させられるので、
その判断がなかなか出来なかった村山政権が大きく批判されたというところでしょうか。

お礼日時:2011/03/20 01:59

色々非難するのは簡単ですが、こんなもんです。


地元に近い警察・消防であれば各市町村を管轄する署長や、市町村長から要請があれば活動できますし、その為に地方地方に分かれているわけです。
返って自衛隊は言葉の遊びを抜きにすると軍隊です。
日本は侵略をしないという事にしてるので、もっぱら敵が攻めて来たときに守るのが主たるお仕事です。
いろんな事態が想定される戦争での仕事を主体にしてるので、いろんな事態に対応できる装備や機材や人員がいるから、災害での救助や、必要があれば原発の放水などそういうお仕事を頼まれれば「手伝う」だけです。
この手伝うのは勝手にはできません。
ご存知だと思いますが、こういう事態を口実にして勝手に自衛隊が動いてクーデターでも起こされたら困るので、こういう救助活動などのお手伝いであっても上からの命令がないと動けないようになってます。まずその被災地の市町村長や知事などが要請をして、その必要を確認してから実際に助けにいけと命令が下されるわけです。
ですので今回の事態でこの行動速度は普通だと思いますよ。

あと確かに指揮の問題もありますが、制度・手続きの問題もあります。
総理や大臣だってヘマしたらクビが飛ぶのだから必死にやってます。
結果としてベストな判断でなかったとしても、可能な限りベターな選択をするようにしてるので、あまり責めないほうがいいと思いますよ。
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この回答へのお礼

阪神大震災の前例があるのに、「手伝うだけ」というのはちょっと腑に落ちません。

それと、法律上では「震度5以上で緊急性があると判断した場合」は
要請が無くても総理と防衛大臣の独断で出動させられるそうですよ。

お礼日時:2011/03/20 01:55

すいません、専門家でも関係者でもありません、回答でもありません。



過去、日航機事故の時、自衛隊と警察、消防、県境だった為等、
関係各所での手柄争いで出待ちがあったと、
出先不明、事実不確認の週刊誌の記事を読みました。
今回はそんな事実が存在しないと確信します。
ですが、もし来たtyou線から、美佐居るが着弾してから、4時間も経過してからの初動なら、
自衛隊無用、無能でしょう。
天災か攻撃かは、即時判断してますよね。
ですから、今回も”おどるそうさせん"の台詞で無い事を期待します。
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この回答へのお礼

その手の噂話は災害につきものですからなんとも言い難いですが、
これがもし他国からの攻撃だったらと思うとやはり4時間弱かかってるのはかかりすぎですよね。

大なり小なり災害があれば救出活動をすることはわかっているんですから、
命令から30分程度で行動出来るぐらいのシステムは無いとおかしいと思います。

もしあるのなら、やはり総理や防衛大臣の問題ですよね。

お礼日時:2011/03/20 01:53

いや、地震は15時前(14時46分)ですから、3時間でしょう。


状況確認、首相への報告、協議、自衛隊出動の決定、自衛隊への指示、
チーム編成および行動プランの策定、隊員招集、再度首相への報告などを考えれば、
3時間で行動開始出来たのならまずますではないでしょうか。

もちろんこの規模の震災ですから、混乱があったのは想像に難くないですし、
何より表に出ていないだけで、国家として確認すべき事項が多々あったはずです。

阪神淡路大震災の時には、連隊1つが即時対応(近傍派遣)した他は待機状態であり、要請が入ったのは発生から4時間後(兵庫県から)、政府が「協議を始めた」のがほぼ同時刻、国からの正式要請はさらにその後です。
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この回答へのお礼

3時間半ぐらいですね。

なるほど、たしかにそう考えればそれほど遅くないようにも見えます。
ただ、ヘリなんかは移動しながら後で指示を貰えば良さそうな気がしますけどね。

お礼日時:2011/03/20 01:47

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