在庫金額の増減による利益の影響

全くの素人ですが当方法人経理で今度年度末決算が参りますが在庫で期首在庫と期末在庫がありますが期末在庫が増減したら利益はどのように変化するのか分かりません。どなたか教えて下さい。

No.2 回答者： 007itochan 回答日時： 2011/03/20 12:37

在庫増減と　利益は　無関係。

資金繰りに影響するだけ。

消費税の計算は別（これは、現金主義に近いから）

こうした時は、すごくシンプルな　計算をする

期首在庫　ゼロ。８００円仕入れの　１．０００円売りを　１０個仕入れて、経費　１．０００円
このサンプルで　販売個数　１０個と８個　で　損益、消費税計算を作る。

No.1 回答者： yosifuji20 回答日時： 2011/03/20 12:00

通常では期末在庫が増加すると利益はそうならなかったときよりも増加します。

なぜかというと、期末在庫というのは当期の費用ではなくて資産になるので、利益＝収益ー費用のマイナス部分が減少するからです。

すべての商品を仕入れで調達していると想定すると、仕入れの商品のすべてが売れた場合はその仕入高は全部当期の費用です。ところが売れなかったものは来期以降の売上の原価という意味で資産として来期に繰り越されます。この部分は当期の費用にならないので、その分利益が減少しないということになります。

でもこれはこの商品が来期も同様に売れるという前提があります。もし、陳腐化などで売れなくなれば売れないと決まった時にはそっくり損失になります。
従って、経営的にはこういうリスクを避けるために必要以上の在庫は持たないというのが原則となっています。

期末在庫は来期の売上に備えて意図的に所有する場合と、売れ残りでやむを得ず持っている場合と両方あるということです。