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福島原発の一日も早い安定化を望みます。
それは誰しも同じことだと思います。

情報化社会が高度に発達した現代社会では、情報そのものが
素人から専門家まで、幅広く拡散され、時には何が真実か分からなく
なることが少なくないと思います。

福島原発事故での諸々のシミュレーションの中で、最悪の事態も想定して
おく必要もあろうかと思います。

もちろん、安易に悲観論をぶち上げたり、逆に能天気な楽観論を
説く気がある訳ではありません。

ただ、あくまでもただの素人として素朴な疑問があります。

広島、長崎での原爆投下は多くの不幸が生み出されたのは間違い
ないことでしょう。
被爆地の多くの方々が、放射能に汚染され、その後の人生を苦しんで
こられたことでしょう。

ただ、被爆地から50キロ、100キロ、200キロ離れた人々はどうだったの
でしょう。
もちろん、いくばくかの放射能は浴びたことでしょうが、その後の人生で
多くの人々が格段の癌発生率に見舞われたと思われるのでしょうか。

今回、福島原発の何号機かが、あるいはその総てが爆発し、いわゆる
メルトダウンを起こした時、それは、広島、長崎への原爆投下と同等か
それ以上なのか、それ以下なのか、あるいは比較の基準が異なるのか。

暗に悲観論、楽観論を煽る気は全くありませんが、仮に最悪の事態
が発生しても、福島原発から2,300キロメートル以内の人々が、皆、
数百キロメール以遠に避難しなければならないような事態にはならない
のではないか。

現実問題として、それは相当な困難を伴うと思います。
首都圏の数千万の人口が限りなくゼロに近くなる事態がありうる
でしょうか。そうなれば、日本自体が終わりでしょう。

なんとなく、そんな気もしています。

この考え方はあまりにも認識不足過ぎるでしょうか。

どなたかコメントをいただければ幸甚です。

A 回答 (4件)

広島、長崎に落とされた原子爆弾による放射能被害、いわゆる原爆症の国の認定基準は、



(1)被爆地点が爆心地より約3.5km以内である者
(2)原爆投下より約100時間以内に爆心地から約2km以内に入市した者
(3)原爆投下より約100時間経過後から、原爆投下より約2週間以内の期間に、爆心地から約2km以内の地点に1週間程度以上滞在した者

以上が、積極的に認定するもの。
あとは、個々の状況ごとに判断となっています。
それを考えると、現在の避難状況、原発の状態から考えれば、放射能の人への被害はまずありえないです。
福島県内であっても考えられないです。
首都壊滅なんて、空想も甚だしい、という感じです。
別にあなたを責めているわけではありません。

原子力発電所は原子爆弾にはなりません。
不可能と言ってもいいかもしれません。
プルトニウムを反応させるだけで爆弾になるなら、北朝鮮でもどこでも、もっと簡単に原子爆弾が作れています。
原子爆弾はプルトニウムの回りに火薬をしかけ、同時に爆発させて瞬時に圧縮させることで核反応をおこさせますが、
原子力発電所の場合は燃料を水に漬けているだけで起爆装置も何も無いのですから、爆発のさせようがありません。
ただ熱が出るだけです。
だから冷やしていればオッケー。
それを躍起になってやっているのです。
冷やさないと核燃料を入れている容器が溶けて中身が漏れ出すので、やばいのです。
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物理学を学んだ物として事実を知ってもらうために書き込みます。


最悪の事態を想定した場合、被害はチェルノブイリ原発事故の何倍にもなってしまう恐れがあります。
原爆に使われたウランの量はわずか数kg程度です。
福島原発に存在するウランの量は何百トンです。
私の叔父は広島に翌日入って救助活動に加わりましたが健康上の問題は無かったようです。

もし仮にこの事故を収集できなくて、放射能値が上がり続け手が付けられなくなって逃げ出したとすれば最悪の場合貯蔵タンクから、また原子炉本体の溶融で放射性物質の飛散が莫大な量となって長期間に渡って続くことになります。
恐らくその汚染区域は半径何百キロ以上に徐々に広がり、何十年も人が近付くことができない汚染地帯となるでしょう。
まさに、日本が重大な危機に直面してると言っても過言ではありません。
命を縮めながら奮闘している現場の人達の努力が、良い結果を生むことを願っています。
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既に、万が一の事態に備えて20キロ圏から退避しているので、万が一の事態に対する対策は実施済みです。



今後考えられる最悪の事態は、既に存在してい高レベル放射性廃棄物(=使用済み核燃料)から放射線が漏れつづけることです。

全ての原発が緊急停止に成功し、核分裂の連鎖反応は停止しているので、新規の放射性物質は生成されませんし、核爆発を起こすこともありません。
原子力発電所の燃料は低濃度ウランで、核爆発を起こす高濃度ウランに”変身”することは無いからです。

私が考えうる最悪の悲観論は、羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)たとえのように、日本で原子力の平和利用がストップしてしまい、化石燃料に依存する脆弱な国家になることです。
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まず、原発事故史上最悪と言われるチェルノブイリ原発事故の5%程度の放射物質拡散量だと言うのが、今回の原発事故の規模です。


チェルノブイリの時は、北半球全土に拡散された放射性物質ですが、今回は世界規模の拡散ではないのです。
そして、チェルノブイリの場合は、事故の事実をソ連政府が隠した事で近隣住民の被害が拡大しました。
情報を公開してる今回の事故とは全く様子が違うのです。
なまじ、情報を公開しないほうが安心なのでしょうか?
日本は、民主主義国家ですから情報公開してるのです。
北朝鮮の人民は自国の核実験に成功した事を喜ぶ者や核実験の事実さえ知らされてない者がいるはずです。
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