プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

小学校低学年の息子なんですが、なんというか、ボールに対する嗅覚がないというのかポジションが悪いというのか、気が弱いというのか、とにかく試合でボールにさわれないのです。低学年の試合ですのでポジションなどあってないようなものなんですが、やはりボール感のいい子、強引な性格の子はどんどんボールのくるところにいてボールを確保しています。息子はいつも意味のないところでうろうろしていて、結果的にはベンチに戻されてしまいます。ボール感のよい子はどんどん試合に出て経験をつみ益々うまくなり、息子はいつもベンチでどんどん自信をなくしていきます。
 こうしたボールに対する嗅覚というかポジションどり、強引さというのは天性のものなのでしょうか?それとも教えれば多少はなんとかなるのでしょうか?
 もし、こうした子どもに対する適切な指導法を知っておられる方がいらっしゃったら教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

小学生年代の指導をしている者です。


自分のチームでは団長兼総監督をやっており、地域トレセンの指導も行っています。

まず前提からお話しますね。
一般論ですが、「ボール感の良い子(どんどん試合に出て経験をつみ・・・)」という子供と、ご子息のように「ボールをなかなか触れない子供」には、普段の生活から大きな違いが見られます。
前者の例をあげるとこういうことです。

1.遊びに行くときは常にサッカーボールを持っていく。
2.ひとりでも庭先や空き地でいつもボールを蹴っている。
3.テレビでのサッカー中継はかかさず見ている。
4.Jリーグや海外に好きな選手がいる。(プロ選手の名前をたくさん知っている)
5.要するに、サッカーが好きで好きで仕方がない。

いかがでしょうか?
ご子息はどのくらい当てはまったでしょうか?

サッカー少年団では、上手な子もヘタな子も、サッカーが大好きな子もどうも好きそうではないような子も、みんな平等に指導しなければいけないと思っています(理想論ですが)。
でも、前述したようなタイプの子とそうでない子では、運動神経がどうのこうの言う前に、サッカー場面での集中力が明らかに違うんですよ。常にコーチの言葉に耳を傾け、常にコーチのやることを見ているんです。
彼らは、コーチの持っているテクニックを覚えたくって仕方がないんですよ。
ですから、その差はみるみるうちに開いてきます。

長くなりましたが、以上がアドバイスの前提です。

「適切な指導方法を・・」ということですが、ありません。あれば我々がやっている訳ですからね。
我々は、そういった子供の転機に期待するしかないんです。
ただ、実際に変わった子供は何人もいますよ。何人もといっても、これまで係わってきた子供の数から考えるとホンの一握りということになってしまいますが・・・・。
で、何がキッカケかというと、それもわからないんです。子供に聞いても明確な答えは出てきません。

ということで、今は見守るしかないと思いますよ。
自信をなくしているというのなら、父親がいろいろ考えるのはかえってプレッシャーになってしまいます。
ご子息がどのくらいサッカーが好きなのかわかりませんが、サッカー以外にも目を向けさせてあげて、いろんなことを経験させてあげるのもいいと思います。
ちなみに、以前についていけなくなったことを理由に4年生の後半でやめた子供がいるんですが、その子は5、6年生で野球に転向したんです。体が大きかったんで、そこではずいぶん活躍したようです。そのあと、中学に入ってまたサッカーがやりたいと言ってサッカー部に入りました。最初はついていけずに辛かったそうですが、野球での自信もあって頑張り通しました。そうしたら、3年の春には小学生当時のレギュラーを差し置いてポジションを奪ったんですよ。いま高校生ですが、かなり活躍しています。

こんな例もあるので、焦らないで見守ってやってください。
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スポーツはどれもスピード感と動体視力が必要とされます。


スピードは最初からついていけるものではありませんからトレーニングが必要となるわけです。
小さいときからそれを養うことで将来性を期待するものしかたありませんが、方法はやはり存在します。
子供の体格、好みにも左右されますが、どんなスポーツもはじめはゆっくりが基本でしょう。
子供にあったスピードで練習するべきなのです。
そしてだんだんスピードをあげていきます。
すると、加速度的にスピードに慣れていくものなのです。
もちろん限界はあるわけですからそれは気にしなくていいでしょう。
はじめはゆっくりだんだんはやく。
はじめは簡単にだんだん複雑に。
はじめは弱くだんだん強く。
この繰り返し(トレーニング)が基礎(基本)と言われます。
もっとも重要なことは、こどもが嫌いにならないよう指導者は、無用な精神論を唱えることなく、工夫することが責任なのです。
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参考になりませんが、お読みください。


私は、小学、中学とまったくのスポーツ音痴でした。
高校を卒業したあたりから、山歩きを始めその後スキー、マラソン、自転車、テニス、カヌー等経験しました。
息子さんは、ボールに執着心がないと書かれていますが、あまり気にすることもないと思います。団体スポーツの嫌いな人もいるわけですから。ほかのスポーツが好きになったとき、その時に手をさし延べてやったらどうでしょうか。決して叱ったりなさらないよう。
アドバイスになればよいのですが。
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専門家ではないので参考程度に読んで下さい。



> 天性のものなのでしょうか?

半分程度はそうではないでしょうか。
ただ、お話を聞いて一番気になったのは、息子さんはご自身が好きでサッカーをやっているのでしょうか?
小さい子供なりに何かしら楽しいと感じなければボール蹴りをしないのではないでしょうか?
所属されてるチームのレベルや方針もわからないので一概には言えませんけど、まずはお子さんが転がるボールに興味を持ち、それを蹴る事やみんなと追い掛け回す事の楽しさを感じるような「遊び」的な練習が必要かと思いますし、普段からお父さんがサッカー的遊びに付き合ってあげる事、そして誉めてあげる事が大事かと思います。

また、それでも興味を持たないお子さんを無理に試合に出す必要はないと思います。運動する事は大事ですけど競う事を苦手とする子供もいますので、親の理想で無理強いすることなく楽しくサッカーをする事が出来れば、その子なりに上手になっていくと思います。
まさに「好きこそ物の上手なれ」です。

最後に、ある程度のレベルになれば「いつも意味のないところでうろうろ」している事は大事なポジショニングです。そこへパスを出せないチームメイトの力量不足と見ることも出来るわけで、本人の資質を見極めて伸ばしてあげる周りの大人たちの力も必要でしょうね。

この回答への補足

早速のお返事ありがとうございました。ただ、こうした質問をするといつもお決まりなお答えが「子どもが親に強要されいないか」ということで、少々がっかりしております。親が子どものためになんとかしたいと思うのは、子どもが何とかしようと子どもなりにもがき、親に相談することもあるということをご理解頂きたいのです。親が専門的な知識をもっていれば的確なアドバイスをすることができますが、そうでないからこのような場所でご相談申し上げているわけです。親とすれば、当たり前ですがサッカーだけが人生ではなく、もっといろんなことに挑戦していってほしいと思っています。まして、Jリーガーにしようなんて思ってもおりません。子どもなりに今の壁を乗り越えようとしているとき、子どもの背中をちょっとだけ押してあげたい(子どもが必要としてもいないはしごを壁にかけるのではなく)という親の気持ちをご理解いただるよう御願い申し上げます。

補足日時:2003/09/22 14:52
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