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現在ルイガノのマウンテンバイクのタイヤを、ショップで細いものに替えてもらって乗っております。
スポークが一カ所外れているのに気づかず乗り続け、少々リムが変形してしまったようなので、タイヤ毎交換しようと思うのですが、どうせならもう少し細いものに替えてしまいたいと考えております。
現在は、26×1.25のようです。
28-559とも書いてあります。
これをロード用(?)の650Cというものに替えたいのですが、その場合、タイヤ、ホイール、チューブの他にブレーキやディレイラーも交換しなければいけないでしょうか?

素人丸出しの質問で恐縮ですが、どなたか教えて下さい。

A 回答 (1件)

整理しますと、MTBのホイールが不調なので、ロード用650Cホイールに交換出来るかという事ですよね?



すごく大雑把に説明すると、タイヤでもホイールでも、26インチなどインチと表記するのはMTB系(アメリカの規格)、650CなどCで表記されているのはロード系(ヨーロッパの規格)という事です。細かく説明すると難しいので敢えてこれ以上は書きません。

タイヤサイズにも何種類かの表記方法があるのですが、代表的なものにインチ表記とETRTO表記があり、
26×1.25(インチ表記)=28-559(ETRTO表記)となります。同じ事を表しているだけです。

ホイールの交換については何点かポイントがあります。
エンド幅の問題
MTBフレームのリアエンド幅は135ミリ、ロードは130ミリです。
ホイールもこれに合わせて作られており、ロード用のホイールにはロード用のハブ(つまり横幅が130ミリのハブ)が使われ、MTB用ホイールにはMTB用のハブ(横幅135ミリのハブ)が使われています。つまりMTBフレームにロード用ホイールをセットしようとすると、ハブの横幅(オーバーロックナット寸法とも言う)が異なるためセット出来ません。(これは無理にやれば一応はセット可能)

ホイールの外径の問題
650Cホイールのホイール外径は571ミリ
26インチホイールのホイール外径は559ミリ
微妙に異なり650Cの方がわずかに26インチホイールより大きいわけです。
MTBでVブレーキを使っている場合、ブレーキシューを1センチ弱くらい、上にセットする必要がありますが、フレームやブレーキの種類によってはこれだけの調整幅が取れないものがあります。その場合は取り付けできません。

一応この2点の問題をクリア出来れば取り付けは可能です。エンド幅とハブのオーバーロックナット寸法の問題は、自己責任という事で無視する人も多いです。寸法が異なっても一応は取り付けできます。本来はロード用ホイールにMTB用ハブを組み込んだものを使う必要がありますね。ただこれをやると非常に手間がかかります。

ここではタイヤとホイールの関係ではなく、フレームとホイールの関係を説明しました。
650Cホイールにはこのホイールに対応している650Cタイヤを、26インチホイールには26インチタイヤを使う事が大前提です。

しかしこのような改造をやる人は非常に稀です。というのもあまり意味がない。
さらに細いタイヤならMTB用で26×1.0インチというものがあります。1.0インチとはC表記では23C相当の太さですから、上記したように650Cを取り付けるための様々な障害を考えれば、MTBにはMTB系ホイールを利用して、それに26×1.0タイヤを付けるのが妥当となります。あえてロード用の650Cを持ち出す必要はありません。
また23C以下の太さのタイヤはあまりにも細すぎて、耐久性の面などからも実質的には使えません。ロードなどでも本当の決戦用となりMTBに組み込むというのは考えられません。

もしオンロード志向を高めたいということなら、26インチとほとんどサイズが変わらない650Cよりも、よりサイズの大きな700Cホイールを使った方が性能の向上が見込め、こちらの方がはるかに一般的な改造です。
MTB用ハブとロード用700Cリムをセットしたホイールが必要になりますが、こちらは完成品としても販売されています。またエンド幅の問題を無視すれば、ロード用のホイールをそのままMTBに取り付けてしまう事も不可能ではありません。

700Cの方がサイズが大きいため、高速巡行性能は上がりますし、ロードバイクでの標準規格のため様々なタイプのタイヤも手に入ります。もちろん23C(1.0インチ相当)より細いものもあるにはあります。

700Cホイールを使用する場合は、以下のパーツを使ってVブレーキの位置を変更する必要があります。
http://www.cycle-yoshida.com/sanesu/grunge/brake …

その上で700Cホイールに700×23Cあたりのタイヤをセットすれば最速でしょう。

650Cにしろ、26インチにしろ、700Cにしろ、いずれもそれぞれのホイールに対応したタイヤ、チューブを使う必要があります。

ブレーキに関しては、
650Cホイールの場合はブレーキの位置調整でセット出来れば問題なし、セットできなければ使えない。
700Cホイールの場合は700Cトランスファーを使用して、ブレーキごと位置をずらす、
という流れです。

古いMTBホイールのスプロケをそのまま新しいホイールに移すのならディレーラー等は交換の必要はありません。
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この回答へのお礼

完璧なご回答、ありがとうございます。
おかげさまで私の疑問は100%解消することができました。
というか、聞きたかったが言葉になっていなかったことまで先回りでご説明いただいたので、120%の回答でした。

何となくのイメージで、マウンテンバイク用からロードバイク用に変更すると、タイヤの細さの変更以上の何かが得られるかな?という程度の素人丸出しの想像からの質問でしたが、エンド幅の違いを無視して無理にはめるほどのメリットはなさそうですね。

確かにどうせやるなら700Cへ、というのもなるほどと思いますが、そうなると当然シートやトップチューブの位置もタイヤが大きくなった分上がりますよね?
そうなるといささか股下寸法が不安になってきます。
また、ご教授いただいたブレーキの位置を変更するパーツなども必要となり、素人の手には余りそうです。

ご回答いただいた内容を元に考え、結局は今までと同様のサイズの完組ホイールだけを交換することにします。
今回は本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/04/05 09:21

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