アメリカはなぜ今、経済が活性化しているのですか
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A 回答 (1件)

ぼくは外資系コンサルタント会社に勤めていて、ご質問の経過を目の当たりにしてきました。

ちゃんと応えておりますと膨大な文章になりますので、簡潔にお応えしますが、もし分かりづらいところがありましたら、補足に書いて下さい。

1)会社も国家も、活性化する要因の一つは危機感です。
アメリカは80年代に日本に肉迫され、おおいに危機感をもち、日本がなぜものを安く作れるか、なぜ商品が壊れないどころか品質も良いのかを、徹底的に研究しました。
そして、その基本が、TQC、カンバンシステムなど、いろいろのプロセス技術にあることを学んだのです。たとえばフォード社は、50数名の経営幹部を、北海道から九州まで派遣し、学習させたと言います。つまり製品作りだけでなく、部品作りまで勉強したわけです。最後にはマサツセッチュ工科大学(MIT)がプロジェクトチームを編成し、日本を勉強しました。これは、『Made in America』(思草社)という本にまとめられています。そして、「リエンジニアリング」(『リエンジニアリング革命』日経)という方法論をつくりあげました。(これは”リストラ”のようなものと解釈していただいて結構です。)

2)90年代に入り、日本がバブル崩壊に悩み始めた頃、アメリカは、リエンジニアリングを脱して、次の挑戦を始めました。それはIT革命です。インテルやマイクロソフトやヤフーといった会社が、革新を起こし始めたのです。いまこそバブルだったとか何とか言われてますが、それは日本のマスコミや、1部の米国マスコミが言っていることで、本質論者は、そんなことは言っていません。アメリカは変わっているのです。これはアメリカが「イノベーション」を起こしているからです。昨日も、権威あるAcademy od Managementからe-mailが入り、Innovation is increasingly acknowledged as essential for value creation in modern business.から始まる一文を載せてます。日本はこのイノベーションに劣等感を持っています。つまりアメリカ追従主義です。

3)さてアメリカはなぜこういうことができるのでしょうか?これは難しい問いですが、ぼくはこう思っています。
(1)国がまだ若く、フロンティア精神やアメリカン・ドリームといった文化がまだ生きている。
(2)自分たちは世界のリーダーであるという、自尊心を持っている。
(3)イノベーションを支える、すぐれた教育システムを持っている。
(4)市場主義が徹底しており、競争が激しい反面、失敗してもやり直す機会や、社会が容認する文化がある。
(5)異質人種がぶつかり合っており、そのスパークによって、新しいアイデアが生まれやすい。

以上ですが、如何でしょう?
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。とても分かりやすかったです。これからも、たびたび質問があるとおもいますが、その時はもしorimotoさんが良ければよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/04/22 13:45

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