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放射線は、一定レベルの周波数の電磁波のようなものと解釈してますが、周波数であれば、いろんな種類が考えられますよね。世間で「放射線は何シーベルト」というときの、放射線は、そのうちの特定の放射線と考えられます。この場合、他の周波数の放射線は、問題にならないのでしょうか?

A放射線は、xシーベルトでも、B放射線はyシーベルトで、C放射線がzシーベルトだと、体に対する影響は、x+y+zを基準にしなければならないということはないのですか?

A 回答 (2件)

A放射線は、xベクレルで、B放射線はyベクレルで、C放射線がzベクレルだとすると、体に対する影響は、ax+by+czを基準にしなければならないということです。



a, b, c, は線種ごとに決められた定数で、人体に与える影響度を反映しています。

ax+by+cz = ○○シーベルト と成ります。
以上からお分かりのように、シーベルトは調整後の数値ですから、放射線源の違いに関係なく人体に対する影響を表す指標となっています。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
全部考えて計算されている数値なんですね。

お礼日時:2011/04/05 18:08

No.1の方の回答で正解なのですが、一点補足を。


電離放射線のうち、X線やγ線は電磁波のようなものという解釈で間違っていません。電離作用のある電磁波ということで電磁放射線とも呼ばれます。一方、α線やβ線、中性子線などは波ではなく粒子線です。周波数はありません。
放射線の電離作用は線種や核種によって異なるので、係数をかけて人体が吸収した際の影響の大きさを表したものが線量当量や等価線量と呼ばれ、シーベルトという単位で表されます。
さらに吸収する臓器による影響を加味してより一般化したのが実効線量で、単位はシーベルトを用います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/04/12 17:37

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