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60歳近い母が福島原発のニュースをみて、1960年代の核実験を恐れてました。ニュースや池上さんの番組で「1960年代の米ソ核実験で日本にも放射性物質が飛んできていた」と知りました。その頃に飛んできた日本への放射性物質と現在の福島原発の放射性物質を比較するとどちらが悪い値でしょうか?東京、大阪、福岡など測定値が違うと思いますが教えて下さい。

A 回答 (4件)

日本国内における「放射性降下物」の面で考えれば、


今回の福島第1原発事故で、例えば東京なら、過去の核実験で降った量を遥かに上回る量の放射性降下物が降った。
たった一日で、核実験での合計量を軽く超えた。

このような壊滅的被害が発生したのは、福島県・茨城県・東京都・栃木県・埼玉県です。。。宮城県は震災の為にデータが取れてないので不明。


過去、核実験で最も放射性降下物の多かったのは西暦1964年。他の年に比べて特筆的に多かったので、他の年は無視して計算します。

この年に「年間」でSr90が約2,200MBq/Km2降った。

その他の放射性物質も降ったが、このSr90に比較すればずっと少ないので、ここでは無視する。

そして今度の福島原発事故で降った放射性物質の例を挙げておく。
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2011.03.21AM9 ~ 2011.03.22AM9 までの定時降下物調査結果
(単位MBq/km2)

茨城県ひたちなか市 85,000 12,000
栃木県宇都宮市 25,000 440
埼玉県さいたま市 22,000 1,600
東京都新宿区 32,000 5,300
--------- I131 と Cs137 --------

分かりやすいように東京を例に挙げれば3月21日から1日間でI131が32,000MBq/km2、、Cs137が5,300MBq/km2 降った。
この量は1964年の一年間に特定箇所で降った核実験による放射性降下物の15倍と2.4倍。

■東京の場合
1年間で降った核実験の量の15倍と2.4倍が、「たった一日で」降ってる。
(ただし核種は異なる。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆
すごく詳細のデータをもとに分析されていて回答者様の知性の高さを感じます。母もすごく喜んでましたo(^-^)oありがとうございますとの事です☆

お礼日時:2011/04/07 15:56

中国やソ連の核実験や南太平洋での水爆実験で日本人は東電福島第一原発事故の何十倍もの放射線物質で被曝しています。

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この回答へのお礼

丁寧に教えて頂きよくわかりました。疑問点解決できました!感謝です

お礼日時:2011/04/07 15:56

米ソの核実験によって、日本にいる人が健康被害を受けるほど被曝したということはありません。


それよりも、1964年から1997年までの期間に、シルクロードを訪問した日本人約27万人のほうが中国の核実験による汚染地域に足を踏み入れた可能性が高いと思います。
また、いまだに中国大陸からは、放射性物質を含んだ黄砂が飛んできているようです。
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この回答へのお礼

ずっと気になってた疑問点が解決し嬉しいです(*^o^*)ほんと感謝です!黄砂も要注意ですね。

お礼日時:2011/04/07 15:57

>被爆してますか…



「被爆」とは爆弾の破裂で被害を被ることで、福島原発の件とは何の関係もありません。
比較するだけ無駄です。

「被曝」したのなら、核実験では第5福竜丸の事件があります。
昭和29年ですから 1960年代ではありませんし、南太平洋での話で国内には影響ありませんでした。。
http://d5f.org/

産業会での「被曝」なら、JCO の事故がありましたが、これも 1960 年代ではありません。
http://speech.comet.mepage.jp/news01/mint_063.htm

>米ソ核実験で日本にも放射性物質が飛んできていた…

健康に害を及ぼすような「被曝」は一度もありません。
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