プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

可搬式ジーゼル発電機の取説には、容量の異なる発電機の並列運転は絶対しないで下さいと記載されていますが、異容量で並列運転を禁止する理由を教えて下さい。原理的には,負荷に応じて,それぞれの発電能力に応じて自動で、負荷分担を比例制御すれば、並列運転が出来ない理由はないと思うのですが、どうでしょうか。

A 回答 (3件)

>発電能力に応じて自動で、負荷分担を比例制御すれば、


そのジーゼル発電機には、自動で比例制御する機能が無いからでしょう。
交流電源ですから、位相を合わせ、各瞬間毎に、パワー配分をしなければなりません。その機能を持たすのは結構大変です。
    • good
    • 0

「それぞれの発電能力に応じて自動で、負荷分担を比例制御すれば、並列運転が出来ない理由はないと思うのですが、どうでしょうか。


その通りですね。

1)条件として 電圧、周波数、位相が同じであり、負荷分担を自動で出来れば可能と思います

2)従って 同期投入器、負荷分担器、が 必要です。

記載理由をメーカーに確認しましょう。
    • good
    • 0

>1)条件として 電圧、周波数、位相が同じであり、負荷分担を自動で出来れば可能と思います


>2)従って 同期投入器、負荷分担器、が 必要です。

これは同じエンジン、同じ発電機が有ってはじめて機能すると言われております
容量違いのエンジンでも使えそうな気はしますが以下の理由で使えないとされています

1 エンジンの応答性が違う
  言い換えれば2つのエンジンが同一回転数にならない場合が存在すると言うこと
  同一回転数にならなかったら位相がずれる

2 位相がずれるとショートしそうな気はするが必ずしも其処まではいかない
  その代わり、回転数の低い方の発電機がモータに化ける
  (モータの回生運転の逆です)
  発電機がモータになると言う事はエンジンが発電機側から回されると言う事

結局、それら諸々の事情により制御不能のハンチング状態になり
最悪の場合はエンジンが壊れるといわれております


でも、しかし
それらは太古の昔の性能の悪いマイコンで制御した場合の話
現在の超高速の大容量メモリ搭載で16ビットAD/DA内臓マイコンなら
もしかすると可能だったりするかも知れませせん

多くのプラント系制御装置の世界ではマイコン性能が上がったにも関わらず
昔ながらの応答性の低い制御しかしてない場合が多い

何故かと言えば実プラントでおいそれと軽々しく実験するには被害が大きすぎるから
プラントが壊れなかったとしても
原料とかがオシャカになる <ヘタするとそれだけで数百万円単位(人件費別)
長引く不況により実験予算は貰えない
それら諸々の諸事情で新しい事に挑戦する機会は少ない

本件でも
「万が一の場合はエンジンが壊れるかも」
と思ったら実験はやれないでしょう
「マイコン性能はグンバツでバッチリだよ」
と、マイコン屋さんが胸を張ったとしても

まぁ
「エンジンがぶっ壊れても修理して再度挑戦するぞ」
とか人柱になるつもりなら
是非とも結果報告をお待ちしております
その場合はエンジンメーカ及び形式、発電機メーカ及び形式
そして制御装置詳細スペック(マイコン仕様等)を開示して頂ければ幸いです
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!