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中学生の数学の問題を作っており、困っております。


例えばx(x+1)(x+1)の因数は?に対し、
x,x+1,x+2の他にも、x(x+1),x(x+2),(x+1)(x+2),x(x+1)(x+2)は答えになるでしょうか?


また(x+1)^3の因数は、(x+1)の他にも(x+1)^2,(x+1)^3も答えになるでしょうか?

また、12の因数の場合、答えは12の約数(1,2,3,4,6,12)でよろしいでしょうか?

因数の厳密な定義をご存知の方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

因数は、対象となる数字または多項式を積に分解したときの


1つ1つの要素です。

数学的(哲学的)には因数は“存在”するのでしょうけど、
表示上の問題と考えるとよいかもしれません。

例えば、12=3×4
と表示できるので、3や4は12の因数です。
同様に、12=1×12
と表示できるので、1や12も12の因数です。
この意味で、12の約数はすべて12の因数です。 ※

12=(-2)×(-6)
とも表示できるので-2と-6も因数です。  ※



>例えばx(x+1)(x+1)の因数は?に対し、
>x,x+1,x+2の他にも、x(x+1),x(x+2),(x+1)(x+2),x(x+1)(x+2)は答えになるでしょうか?
>また(x+1)^3の因数は、(x+1)の他にも(x+1)^2,(x+1)^3も答えになるでしょうか?
答えとしてよいと思います。



※ ただし、因数分解の範囲を十分に考慮しなければなりません。
  素因数分解の一意性を保ちたいのであれば、
   12=1×12=1×2×2×3
  という表示はこのましくないでしょうし、
  負の約数も考えてはいけないのでしょう。
  また、たとえば、複素数まで範囲を広げれば、
   12=(2+2√2i )(2-2√2i)
  のようにもかけますので、12の因数は無数に存在することになります。

  このように、因数の定義はかなりシビアなところがありますので、
  中学校ではその厳密な議論を避けるべきです。
  したがって、たとえば“12の因数は?”“12の因数の個数は?”というような
  “因数の定義”に根差した問題は、
  中学生にはふさわしくないものと私は思います。
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x(x+1)(x+1)に対し、「因数分解」するのであれば


x,x+1,x+2の他にも、x(x+1),x(x+2),(x+1)(x+2),x(x+1)(x+2)は答えになりますし、
1, 1^2, 1^3, ..... も答えになってしまいます。
それに対して、「素因数分解」するのであれば答えはx, (x+1), (x+2)の3種類に
限定されます。
12の因数の場合、素因数分解すると(2 x 2 x 3)に一意に決まります。
ところで、ここになぜか1が含まれない理由は私も最近になって知りました。
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質問するということはその定義が教科書に載ってないんですよね?



そうであれば、あなたが作ろうとしている問題にとって都合の良いよう、好きなように決めればいいのですよ。
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> 因数の厳密な定義



約数と同じ
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