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前に食べ物の好き嫌いがある理由について質問したことがあります。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6651796.html

それによると好き嫌いが現れるのは体験によるものみたいです。
だとすると、嫌いになった要因さえ取り除けば美味しく食べられるようになるでしょうか?
たとえば、「リンゴを食べたとき酸っぱかった」というのが条件付けされて嫌いになったのなら、リンゴから酸味を取り除いたり、「魚を食べたとき小骨が引っ掛かった」というのが条件付けされて嫌いになったのなら、骨が引っ掛かる心配の無い魚にしたりすれば、美味しく感じるようになるのでしょうか?

A 回答 (5件)

 嫌いなものを食べられるようになるか?


 
 ということと

 おいしく食べられるか?

 はべつの問題です。

 嗜好の問題を 心理学で検討する場合には検討する用語の定義を明確にしないと問題解決にはなりません。

この回答への補足

自分が聞きたい事は「嫌いな物を食べられるようになるか?」ではなく「嫌いな物を美味しく食べられるか?」ですが、どこが不明確だったのでしょうか?
不明確な部分が分かりませんが、それなら出来るだけ厳密にしてみます。

「対象物を視覚で感じた時に「不味い」と感じる食べ物である事を認知する時、それが過去の経験や記憶などが形成された事による場合、それを形成した要素を取り除けば、その対象物を味覚で感じた時に「美味しい」と感じる食べ物である事を認知する事は出来るのか?」

ふぅ~、厳密な文章は難しい。そもそも厳密な文章が書けているかも自身が無い。

補足日時:2011/04/10 12:00
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この回答へのお礼

そんなに不明確だったのかなぁ~ 自分では区別して書いたつもりだったけど・・・
回答有難うございました。

お礼日時:2011/04/10 11:48

食べ物の好き嫌いが体験によるというのは


前の質問に対するたった2つの回答から
あなたが勝手に導き出した結論にすぎません。

体験によるなら、初めて食べたものでも
好き嫌いを感じるのはどう説明されますか。

体験によって嫌いになる場合もあるでしょうが、
その原因を取り除くのは難しいです。
リンゴから酸味を除いたら、それはもうリンゴの
味ではありません。
理由もなく嫌いという場合も多いです。

たとえ原因を取り除けたとしても、
いったん嫌いな食べ物と脳が確定したものを
覆すのは困難でしょうね。
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この回答へのお礼

>体験によるなら、初めて食べたものでも
>好き嫌いを感じるのはどう説明されますか。
確かに体験だけでは説明出来ませんね。

>体験によって嫌いになる場合もあるでしょうが、
>その原因を取り除くのは難しいです。
え?そんなに難しい事だったんですか?

>たとえ原因を取り除けたとしても、
>いったん嫌いな食べ物と脳が確定したものを
>覆すのは困難でしょうね。
やはり一度嫌いになってしまうと、嫌いになった部分を取り除いても、美味しく感じるのは困難ですか。

回答有難うございました。

お礼日時:2011/04/10 12:09

参考になるかわかりませんが私の経験から書きます。


食べ物をお金にたとえると、捨てるのがもったいないので何でも食べられるようになるかな?
小学生のころ、よく母が豚肉をカレーに入れていました。私は、よけて食べていましたが、貧乏したおかげで、今は何でも大変おいしくいただいています。料理も好きで安いものをおいしく作り食べたときの幸わせ感は、感無量です。昔の人は、若いときの苦労は、買ってでもしろという言葉を聴いたことはありますか?扶養家族のうちは無理かな。
参考になれば。
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この回答へのお礼

へぇーーーー!!
嫌いだった物でも食べ続けることにより美味しく感じるようになったのですね。
かつて嫌いだった物が美味しく感じるようになるなんて、一体味覚のメカニズムはどうなっているんだろう?

回答有難うございました。

お礼日時:2011/04/10 12:15

体験には二種類が同時に起こっています。

その同時に起きる二種類に、同時に変化を付ける事が出来れば、bururutti-2さんの仰る通りです。二種類をご紹介します。

存在が認識を規定する。
認識が存在を規定する。

この両者が同時に起きているのが、体験のメカニズムです。

如何でございましょうか?
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この回答へのお礼

回答有難うございました。参考にします。

お礼日時:2011/04/11 21:03

こんにちは。


前回を少々訂正させて下さい。
「リンゴのすっぱい」という例えは良くなかったですね。すっぱいというのは元々味覚刺激ですから、条件付けの例としては少々不適切でした。
「味覚学習における条件付け」といいますのは、味覚刺激と同時に他の感覚、要するに視覚、聴覚、触覚などの刺激が条件付けされるということです。味覚といいますのは食べ物の化学成分の情報を脳に送るだけです。そして、ここに味覚以外の条件が加わることによって好き嫌いが学習されます。
不快が条件付けされることを「味覚嫌悪学習」
快感が条件付けされることを「味覚嗜好学習」と言います。
梅干を見て唾液が出てくるのは、これは味覚と視覚の条件付けです。

酸っぱいを取り除けばリンゴは美味しく食べられるようになるかも知れません。ですが、骨をとっても魚の味は変わりません。これは、味覚と触覚が別々の刺激であるからです。
魚の骨が不快であるという記憶は大脳皮質で扱うことができます。ですが、その不快感と魚の味を結び付けているのは大脳皮質ではなく、「大脳辺縁系」というところです。この大脳辺縁系は「無意識の領域」であるため、その反応や記憶は自分の意思で変更することができません。ですから、仮に大脳皮質で魚の骨が綺麗にとってあると認識できても、辺縁系にその記憶がある限り魚の味は変わりません。まして、本人はそれが骨のせいだったと憶えていないことさえ多いのです。原因を憶えていなければ取り除くこともできないです。
条件反射といいますのは回数が減れば衰退します。ですが、これはパブロフの犬とは違い、脳の学習機能によるものであり、自然衰退はほとんど期待できません。例え大脳皮質がすっかり忘れてしまっていても、辺縁系の無意識記憶というのはほぼ一生保持されます。このため、大人になっても好き嫌いは残ります。

では、偏食の原因が「味覚嫌悪学習」であるならば、その逆の「味覚嗜好学習」をしてやれば克服できるということになります。例えばですが、空腹でどうしようもないときにそれを食べれば満腹という報酬が条件付けされて辺縁系の判定を変えることができます。
昔から「空腹に勝る料理はない」と言いますからこれは事実なんでしょうが、そう簡単ではないですよね。まして、人間はピーマンを食べられなくても別に生きてゆくことはできるんです。
ですが、大人になって嗜好が変わるということもありますが、我々は今まで嫌いだったものが知らずに食べられるようになったという経験もあります。これには何処かで「正の条件付け」が成された可能性があります。知らずに行われることもありますし、自分で克服したというひともたくさんいると思います。
正の条件付けができるならば、調理を工夫するのも、みんなで楽しく食べるのもOKです。嫌いなものをいきなり正反対にしてしまうのは難しいですが、我々の嗜好といいますのは条件付けによって変わり得るものです。

前にも書きましたが、甘い物は快感、苦いものは不快など、我々の味覚の基本的な部分といいますのは生まれる前から決まっています。ですが、それ以外の判定は生後の味覚学習を行わなければできません。好き嫌いに個人差があるのは、それが生後の学習結果であるからです。
我々は生まれてからこれまでに無数の味覚体験をしました。このため、初めて食べたものでも好き嫌い、即ち、自分にとって美味い不味いを簡単に比較することができます。
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この回答へのお礼

なるほど、大脳辺縁系に記憶されていなければ味覚嗜好学習を行う事で嫌いな物も克服出来るのですね。
回答有難うございました。

お礼日時:2011/04/11 22:56

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