火力や水力発電所では問題のない出力調整が原発では困難(とされている)のはなぜなのでしょうか?
温度がひんぱんに変化して燃料棒の鞘が劣化するとか、
あまりに原発が巨大なのでコントロールがむづかしく、中途半端では不安定になるからという記事が見られるのですが、それならそれに耐えられるように、またちいさ目につくればいいだけです。
巨大すぎるジャンボジェットを作った結果墜落を怖れるようなものです。
日本でもその実験を以前したようですが、うまくいったと聞いています。でも反対が多いせいかその後は実施されていません。これもおかしいと思います。
そのために電力側に夜間電力を捨てるための本来不要な巨大ダムを作らせたり、エコキュートなどを強引に売り込む口実を作らせることになったのだと思います。

フランスなどでは実際にやっていると聞きますし、その技術を日本も導入するべきではないかと思うのですが、この是非を質問します。

これは技術的なことを聞いていますので、イデオロギーだけの不確かな意見は求めていません。
よろしくおねがいいいたします。

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A 回答 (11件中1~10件)

なぜ”原子炉”の出力調整が難しいかと言うと、核燃料棒の特性だと思います。


核燃料棒は二酸化ウランを酸化ジルコニウムで覆ったもので、これは火力と違って燃料が固形で最後まで強度を維持しないといけません。ですが固体ですので、温度を高くしたり低くしたりすると強度的に劣化していきます。(ガラスに水をかけたり熱したりするとひびが入りますよね。)それを防ぐためには、極力同じ出力で安定運転させるのが望ましいです。

次に反応度の問題があります。核燃料は二酸化ウランを核分裂させて熱を生むわけですが、その結果徐々に高次化プルトニウムや(一時的なものも含め)キセノンが溜まります。これは核分裂を阻害するもので、これが溜まることにより燃料棒は(二酸化ウランが残ってても)核分裂しにくくなります。ですが頻繁に出力を調整するとこういった余計なものがたまりやすくなり反応がしにくくなったり運転が不安定になったりします。

この辺の話は核燃料の性質ですので、原子炉の大きさ(燃料棒の数)はあまり関係無いと思います。

技術的に解決できるかできないかと言えばできない問題ではないので、結局問題となるのはコストです。
原子炉は常にフル稼働させて揚水発電所で電気を別の形で溜めたほうが、経済的には一番なんです。原発の場合、出力を落とすことが燃料コストの節約にはつながらずデメリットばかりですので。

なお揚水発電所は昼間水を落として夜間水を溜めるものなので、ダムが巨大である必要はありません。各揚水発電所の調整池を調べればわかると思いますが、小さなダムですよ。通常の水力発電所として建設されたダムに調整池を付け足したものがほとんどです。それにもはやいまさらダムを作らなくても、ピーク電力の頭打ちでたなざらしになった揚水発電機増設計画はいくつもあります。
原発による出力追従運転は、揚水発電で余剰発電を吸収しきれないフランスだから必要なのであって、私は日本で必要とは思っていません。下手したら火力発電所で発電のみをとめたほうが効率がいいかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
新しい知見が増えました。
燃料棒の燃料自体の強度維持の必要から出力調整は避けねばならないということですね。
私の情報では燃料を封入している鞘(ジルコニウム製)の劣化が心配されているとのことです。これに比べれば内部のひびはまだ許されるのではと言う気がしないでもありません。
>次に反応度の問題があります。核燃料は二酸化ウランを核分裂させて熱を生むわけですが、その結果徐々に高次化プルトニウムや(一時的なものも含め)キセノンが溜まります。これは核分裂を阻害するもので、これが溜まることにより燃料棒は(二酸化ウランが残ってても)核分裂しにくくなります

これは深刻な問題ですね。原子炉の規模に関係なく問題になるということは、原発の根本的な欠陥といえるのかもしれません。

>結局問題となるのはコストです。
基本的にはコストと安全性との綱引きということでしょうが、出力調整は安全性には関わらないようですのでちょっと安心いたしました。

>子炉は常にフル稼働させて揚水発電所で電気を別の形で溜めたほうが、経済的には一番なんです。原発の場合、出力を落とすことが燃料コストの節約にはつながらずデメリットばかりですので

ここが一番気になるところです。
出力を下げても燃料は通常とおり分裂し続けるということでしょうか。
揚水発電所は小さいということですが、それ専用の発電所は100万KW級のものがたくさんあって、黒部発電所やら佐久間発電所のそれよりも出力としては何倍もおおきいものが多いです。溜池は小さくてもとても小さなダム(発電設備)とはいえないものばかりです。この膨大な建設費に、変換時の損失(30%減)を考えれば、本当に経済的なのだろうか、と思ってしまいます。

>日本で必要とは思っていません。下手したら火力発電所で発電のみをとめたほうが効率がいいかもしれません

ちょっと分かりにくいところです。日本では現状でやっていないのですよね。これは、フランスも日本のようにするべきだと仰っておられるのでしょうか?

お礼日時:2011/04/11 16:53

火力や水力でも中間出力での運転に問題が無いわけではありません。


ボイラーによっては、燃焼状態が変化して排ガス中にNOxが増えるものもあります。
水力でも出力を絞ると振動が発生してしまうものもあります。
いずれにしても、頻繁に出力を変化させると、熱ストレスが加わったり、機械的な動きが多くなったりして、メンテナンス費用増大につながります。

原子力でも出力調整はある程度可能です。
原子力の燃料は火力の燃料と違って、経理上固定資産となっていますので、出力を絞っても燃料費がその分少なくなるということはありません。発電出力をしぼれば、発電単価が上昇します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>頻繁に出力を変化させると、熱ストレスが加わったり、機械的な動きが多くなったりして、メンテナンス費用増大につながります。

それは理解できます。でも自動車の燃費が80Km/hで最高だからといって停まらず走りっぱなしで使えといってもこれは役立たずです。車には悪くても、急ブレーキだって使わねばならないときは使うでしょう。頻繁には停まれないからといって特別にそれに横付けして乗り降りする自走同期プラットフォームを作るのはばかげています。百メガワットの揚水発電所を一杯全国に作るのはそれに似たような愚行ではないだろうかと私は思っているのです。

>頻繁に出力を変化させると、熱ストレスが加わったり、機械的な動きが多くなったりして、メンテナンス費用増大につながります。

結局総費用対全体効果ということでしょう。でもダムやら発電所はつくるだけでボカボカ儲かるひとがいるわけです。自然はむちゃくちゃになるのですがコストには含まれませんね。

>原子力の燃料は火力の燃料と違って、経理上固定資産となっていますので、出力を絞っても燃料費がその分少なくなるということはありません。発電出力をしぼれば、発電単価が上昇します

これは今度理解できました。日本の将来のためには実質的にその考えかたでいいのかということを問題にしたいと思っています。

お礼日時:2011/04/13 08:03

発電単価で見るのが一番わかりやすいと思います。


中電によると発電コストにおける通常の核燃料棒の価格は1割
原子力発電の発電単価は4.8~6.2円/kWh、ざっくり燃料コスト0,6円といったところでしょうか?
LNG火力が5.8~7.1円、燃料コスト5割と見積もって3,5円でしょうか?

極めておおざっぱな計算ですが、それでも核燃料棒の取得コストの安さと原発はまわし続けたほうがコスト面で有利であることは言えると思います。

メンテナンスフリーの原子炉は、GEに作れるかどうかは知りませんが、原子力艦が似たようなものですので技術上は似たようなことはできるでしょうね。
ただしその場合20年使える燃料棒、つまり兵器級ウランが必要になります。
民生用としてはあまりに物騒に思いますが。


原子炉の解体や放射性廃棄物の処理費用については、計算に入っているとの事です。
ですが原発推進派の机上の空論によるものなので、私は全然信用しておりません。
あなたのおっしゃるとおり計算の中身も見れませんしね。
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この回答へのお礼

何度も恐れ入ります。
>20年使える燃料棒、つまり兵器級ウランが必要になります。
 民生用としてはあまりに物騒に思います

そうなんですか。
やはり簡単ではないのですね。

>ですが原発推進派の机上の空論によるものなので、私は全然信用しておりません。
しっかりした根拠自体まだ作れない段階だという事ではないかと推察しています。

3/11以後のコスト計算は更に困難になるのではないでしょうか。

お礼日時:2011/04/13 07:39

>核燃料棒が安いというのは何に比べて安いということなのでしょう。


核燃料の購入費用が火力の燃料や原子力発電コストにおける占める割合として安いということです。
必然どこの国でも原子力発電は減力運転などせず定格運転をするようになります。
例外は原子力発電の発電に占める割合があまりに多くて他の方法で余剰電力を吸収できないフランスだけです。

それでなぜ揚水発電を嫌うのでしょうか?
参考にサイズを並べてみます。
京極発電所は、まだ存在しない発電所ですが純粋揚水発電所として計画概要が載ってたので引っ張ってきました。

黒四ダム 
有効貯水容量 148,843,000 m³
黒部川第四発電所 
認可出力 335,000kW

京極発電所建設計画概要
有効貯水容量 上部調整池4,120千m3  京極ダム調整池4,120千m3
最大出力 600,000kW

出力が倍ですが、ダムのサイズは桁違いに小さいです。
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この回答へのお礼

何度もご丁寧なご回答をいただきありがとうございます。

燃料棒の価格の評価については理解できました。石炭やら石油、ガスの燃料自体での発電単価に比べて安いといわれるのですね。

これは、多分石炭一トンとか(の価格分)が出す熱量と同じ価格分の核燃料が出す熱量との比較でいわれておられるように思いますがどうなのでしょうか。

確かに核物質と石炭などの発熱は原理から異なっているので、たとえば同じ重量費でいけばまったく天文学的対比で核物質が有利なことは容易に理解できます(こらが原発の最大の魅力なのでしょう)。上記ではウラニュームなどを濃縮したり燃料集合体に加工組み立てするコストなどが含まれているのでしょうが、それらの熱を電気に変換するボイラーやら原子炉設備類の償却費用も入っているのでしょうね。でも仰る例の揚水発電所のコストや、最初にちょっと仄めかされた後処理、6ヶ所村などでの処理費用、廃棄など、そして通常の原子炉設置に伴う周辺住民へのサーヴィス費用などは含まれて居ないはずですがそれらを含めたコストで比較して原発がどうなのかと言う計算は、私がサイトを見る限り出ていないようにも思えます。相当簡略化されてありましたが、資料としては価値が少なかったです。
多分、専門家諸氏はそれらを考えていないのではなく。含んでも大勢は変わらないだろうと勘で見積もっておられるのでしょう。それでおおむね間違いはないのかもしれないとも思いますが、やはり誰もが納得できるしっかりした嘘のない全体像を私たちは知りたいと思っています。

そこで揚水発電所に戻りますが、原発を安全に、効率よく(管理に悪い意味でなく手抜きも出来て)運営するには、定格運転が(出力を毎晩いじるとかするよりは)絶対良いだろうということは誰でも理解できるところです。
それによって燃料棒の消費量も変わらないといわれればそうかもしれません。おそらく現状では毎晩揚力発電所が大活躍して原発の余力を消費しているのだろうと拝察します。私が新たに抱いた疑問は、原子力施設の定期検査はそれほど実質的なものなのだろうか?それは周辺住民やら反原発の国民へのポーズである面が大きいのではないだろうかということです。自動車の車検もそんな面はあります。

最近聞きましたが、東芝とGEが協力して開発をはじめようとしている新型原発は、20年くらいメンテナンスフリーで出力が下がればそのまま廃棄するやや小型のものらしいです。今の巨大原発も、20ねんとはいえなくも、注意深く観察することを続ければ、定期検査は不要になるのでは、と思うのですが、どうなのでしょうかね。もちろん3年ほどで燃料が尽き、出力が落ちれば、そこで燃料を入れ替えするというのが大層合理的です。その場合は絶対何日かのレベルでも長くもたせたいわけで、出力調整がたいへん意味を持ってくると考えられます。

回答者様のご回答から、現状ではずいぶn無駄なことが、まだ充分使えそうな燃料棒が捨てられているらしいという印象を持ちましたので、このような疑問が浮かんだ次第です。

お礼日時:2011/04/12 10:34

沸騰水型軽水炉ですから、制御棒を抜き差しして中間の位置で止めれば、水蒸気の発生量は制御できますが、その水蒸気を使って発電するタービンの方は、直径固定でフィンのピッチも固定であれば、定格出力時にもっとも効率よく発電しますね。



この世に原発一機だけがある状態を想像すると、一機の発電量を可変にすることの合理性が、タービンの発電効率を下げることの不合理性を上まわることも考えられますが、系として考えると54基の原発と100基以上の化石燃料発電が稼働しているので、それぞれのユニットを0か100かでコントロールし、系全体として受注調整をする方が効率的だからでしょう。

原子力空母など、「この世に原発一機だけがある状態」に類似される環境では、制御棒による出力制御が必要な技術になってくると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
発電機の方と合わせて考える必要はあると思います。
確かに巨大火力発電所は出力調整がしにくいということはあるように聞いています。

>系として考えると54基の原発と100基以上の化石燃料発電が稼働しているので、それぞれのユニットを0か100かでコントロールし、系全体として受注調整をする方が効率的だからでしょう。

厳密に言えばそれを東西で半分にしたおのおのの世界でそれぞれやっているということですね。それとも原則東電なら東電の更に限定した系のなかで按配しているのかもです。ならやはり揚水発電所が活躍せねばならないということでしょう。それともこの夏はピークが下がって不要になるのでしょうか。


いずれにせよ電力は正確に出力と消費がリアルタイムでバランスを取らなければならないきわめて緊張した世界のようですし、どこかで微妙に調整を取っている発電所が(たぶん火力で)あることは確かです。
定期点検でどんどん核燃料棒を消費していく世界と家庭での電気節減とのミスマッチをなくさねばならないとは思いませんか?揚水発電所はもう一杯出来上がっていますが、30%の貴重な電力を日常でジャブジャブ捨てているのも奇妙なことだと私は思います。これが効率的だとはとても思えません。

お礼日時:2011/04/11 23:41

> 出力を下げても燃料は通常とおり分裂し続けるということでしょうか。


そこは全然別の話です。軽水炉の燃料棒は最初に炉に並べてあとは補充できません。
非常に大雑把な一例ですが、一度炉に入れたら一年運転・出して点検して入れて一年運転、点検して3年目運転、これで交換です。
ちょっとやそっと出力抑制したところで、結局3年しか使えません。
これを4年使おうと思ったら総発電量を3分の2以下くらいに抑えないといけないです。
3年使ったらあと3ヶ月みたいな運転の仕方は非効率で現実にはできないので、結局出力抑えてたからといって燃料棒が長持ちはしません。
さらにいうと核燃料棒は安いので、節約してもしょうがないって話もあります。(処理費は?)


あと揚水発電の話ですが、揚水発電所の調整池はほとんどが2,3日分の貯水量です。黒部や佐久間のように大量の水を溜めるようには作っていませんし、夜間電力で昼発電するだけならそれで十分です。梅雨や冬の水を溜めて数ヶ月かけて落とす一方の通常の水力発電とは貯水量が全然違います。
ただし今回の地震のように急に長期にわたって電力不足が生じると、2,3日で干上がって使い物にならなくなります。

多くの揚水発電所は既存のダムに調整池を設ける形で作っています。そのため揚水発電には巨大ダムが必要と勘違いされるかもしれませんが、揚水発電には原理上”巨大”ダムは必要ありません。


最後の行、はしょりすぎましたね。
日本では負荷追従運転をすべきでは無いと思っています。
これは原子力発電所のエネルギーを捨てる方法の無い時の最後の手段だと思っています。
そんなことをするくらいなら既存のダムにどんどん揚水発電機の増設でもしたほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

何度もお越しいただきありがとうございます。
>3年使ったらあと3ヶ月みたいな運転の仕方は非効率で現実にはできないので、結局出力抑えてたからといって燃料棒が長持ちはしません。
というより、3ねん立ったら有無を言わさず捨ててしまうというシステムなのですね。
なんというか大変大雑把な世界のようです。30年の寿命がきた老朽設備をを40年まで使おうかというエコ精神の東電さんにしては考えられない浪費に思えます。何らかの不条理がありそうです。そういったおおざっぱな法律があって無駄遣いを強いられているというような事情なのでしょうか。

>さらにいうと核燃料棒は安いので、節約してもしょうがないって話もあります。(処理費は?)

核燃料棒が安いというのは何に比べて安いということなのでしょう。結局電力の消費者持ちだから、東電としてはコスト意識がないということではないかと尾も負うのですがどうなんでしょうか。
このあたりは????ですね。

仰る揚水発電所の情報はネットで見れますので大体のところは承知しているつもりです。佐久間のそれのような巨大なため池は不要だということは理解できますが、ダムの堰堤と発電所はそっくり佐久間同様かそれ以上の巨大なものが必要ですし、それを巨大といっているのです。大体溜池そのものは堰堤を作れば自動的に出来るものなので、ダム施工者には願ったりの作物になるのだろうと思います。もちろん施工費用のことです。
>揚水発電には原理上”巨大”ダムは必要ありません。
これについての見解は留保したく。

ともかく大いに参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/11 23:15

質問者さんもおっしゃるとおりフランスでは原子力で約8割の電力を発電しており、他で吸収することはできないので原子力発電で出力調整運転を行っています。

技術的にはフランスの原子炉が特に優れているわけではなく、技術的には日本でも十分に可能です。
原子力でも火力でも、熱出力が何度も上がったり下がったりすれば鋳鋼製の機器などは疲労が蓄積し、機器の寿命は短くなります。また、負荷に合わせて細かく出力を調整するような運転は大出力の発電所では難しく、小型で小回りのきくガスタービンなどは得意です。現在日本の発電量に占める原子力の割合は3割程度で、原子力発電は大出力のものばかりです。そのため、原子力を一定出力で運転して、他で負荷に合わせて調整する方が簡単で、コスト的にも有利なのです。
細かく調整するのでなく、昼間100%、夜50%程度でゆっくり出力を変動させるくらいなら機器の寿命や安全性にはほとんど影響しませんが、これをしないのは技術的な理由ではなく、正にイデオロギーによる反対のためです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>技術的にはフランスの原子炉が特に優れているわけではなく、技術的には日本でも十分に可能です。
これは納得のいく情報です。やはりフランスは社会も含めて原発先進国といえるのでしょうね。
>原子力発電は大出力のものばかりです。そのため、原子力を一定出力で運転して、他で負荷に合わせて調整する方が簡単で、コスト的にも有利なのです。
これは理解できますが、そんな原発を作りすぎてしまった(ベース出力だけでも夜間は余ってしまう)ということではないかとも思えます。

>これをしないのは技術的な理由ではなく、正にイデオロギーによる反対のためです。
ここまでくるとまさに”原発反対”が却って害悪をなしている典型例なのではないかとも思えますね。

お礼日時:2011/04/11 13:17

巨大か小さいかの問題ではなく、原子炉そのものの特徴です



連鎖核反応は、放って置くとどんどんと連鎖的に核反応が増進され、手に負えない巨大な熱が発生してしまいます
なので、発電のための蒸気を作るのにちょうど良い”火加減”に、絶妙・微妙・ぎりぎり・綱渡り的なコントロールが必要です

コントロールを誤ると、火加減が弱すぎて発電できませんし、強すぎると融けちゃいます

出力調整が全く不可能ではないのかもしれませんが、もっと調整が楽な火力や、更に簡単な水力と併用させる方が、リスクを低減できるからです

リスクを増やしてでも原発の出力調整を行うメリットがありません
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>連鎖核反応は、放って置くとどんどんと連鎖的に核反応が増進され、手に負えない巨大な熱が発生してしまいます

これは暴走ということですよね。江戸が大火で燃えたようなものです。
>絶妙・微妙・ぎりぎり・綱渡り的なコントロールが必要です

これは技術ではなく、曲芸ですよね。いまどき、曲芸にも安全ベルトが法律で義務付けられています。

>調整が楽な火力や、更に簡単な水力と併用させる方が、リスクを低減できるからです

これは理解できます。でもコストはどうなんでしょうか。ただ電気料金を上げればいいというしくみにのっかかっていただけでは?という疑問が涌きます。

お礼日時:2011/04/11 11:36

やはり大きいのが原因でしょう。



水の量が多いので温度を変化させようとしても時間がかかる。
核反応を止めても熱の発生がすぐには止まらない。
などの問題が有ります。

とかく、応答時間が遅いものは不安定になりがちです。
応答時間より早い変化には追従できないし、応答時間に等しい変化が有る場合は不安定になることが有ります。
追従できない場合は大規模停電になる恐れが有ります。

小さいものを作らないのはコストが高くなるからでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>やはり大きいのが原因でしょう。

>応答時間が遅いものは不安定になりがちです。

確かにそうかもしれません。ただ、出力だけでいけば火力発電所も原発に相当する大きさのものはあるようです。
コントロールが100%可能なスケールに留めなかった思想はやはり儲けたいという経済優先主義といっていいのでしょうか。

お礼日時:2011/04/11 11:28

 こんにちは、原子炉事態は、本来出力調整出来る様に設計されていますので、技術的には可能。


伊方原子力発電所で、出力調制実験が行われましたが、チェルノブイリ原発事故が出力調整実験中の事故により、日本では原発反対運動の署名活動や過激な反対運動により、頓挫している。 
 検索されればその辺の経緯が分りますので検索してみてください。
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>チェルノブイリ原発事故が出力調整実験中の事故により、日本では原発反対運動の署名活動や過激な反対運動により、頓挫している。

それは大体承知しています。
>本来出力調整出来る様に設計されていますので、技術的には可能。
  では過激な反対運動をどう思われますか?

お礼日時:2011/04/11 11:10

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 多分質問者さんは、投稿時刻や「…中2、中3、高校になっても…」と、書いているところから見ると、中学一年生で、今丁度(ちょうど)比例反比例のところを習ってるのだと思われます。

 なので、中一のあなたに分かるように回答します。

 まず、比例反比例は中二中三高校でも使うのかの回答ですが、反比例は実際のところ中一以降は殆(ほとん)ど勉強しません。

 しかし、高校入試では必ずと言っていいほど出題されるので、ある程度は(完璧とは言いません)理解しておくようにしましょう。

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[#1]
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[#2]
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 A2 です.各補足にある件についてお答えします.
 
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・x と y の積が一定でない
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 などの点で反比例とは区別されます.これは分数関数 (有理関数) といいます.逆に反比例の式 y = a/x は分数関数の一つです.
 
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Q大手の電力会社(原発や火力発電所)が無くても電気は充分供給される?

4月から、電気の自由化になるそうですが、
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大手(関電、東電、九州電力など)電力会社じゃない、電話会社や、あらゆる企業が電気を売るそうですが、大手(関電、東電、九州電力など)電力会社以外の企業によっても、電気は充分に供給されるということでしょうか?

Aベストアンサー

既に回答が出ていますが、ノー です。
今までは、
・発電
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・販売
を、電力会社が全て行ってきました。
4月からの電力自由化は、
・送電
以外を電力会社以外が行える、と言う事です。
例えば、
東京電力から電気を購入して、東京電力(4月からは子会社)に送電してもらって、
販売のみ行う事も可能です。
 会社の社長など役員の給与、本社ビルの維持費など、直接発電に関わらない部分の費用を
 削減する事で、東京電力から電気を買っても、安価に販売する事が可能です。
勿論、電力会社よりも安価に発電できるなら、自社で発電するのも可能ですが、
既存の電力会社の発電規模に比べると、現在は極少ない発電量にしか過ぎません。
↑ このようにする事で、適切な競争がおこり、結果として、電気代が安くする方策です。

Q反比例と原点対称について質問です

質問1:反比例は原点対称であると聞きました。
また、原点対称の定義が、原点に関して点対称なものであると聞きました。
 
 反比例のグラフを180度回転したとき、回転する前のグラフとは重なりません。(「もう1つのグラフ」と重なるのはわかります)
これは点対称ではないと思うんです。
だって点対称は、「180°回転させるともとの図形にピッタリ重なる図形」のことだから、回転する前の「もとのグラフ」とは重なり合ってないと思います。何故、反比例のグラフは原点対称なのでしょうか?


質問2:原点対称とは、「原点(たぶん座標軸の交点のこと)」を対称の中心とすることであるとも聞きました。
しかし、原点を対称の中心とするのにもかかわらず、実際は反比例のどこかのグラフの1点を対称の中心として、180度回転させると思います。
何故、原点を対称の中心とするのにもかかわらず、実際は反比例のグラフのどこかを対称の中心とできるのでしょうか?


質問3:反比例のグラフは原点対称ですが、そのことと「点対称移動」はどのように関わってくるのでしょうか?

Aベストアンサー

質問1: 反比例のグラフは、右と左の2つで1つの反比例のグラフなんです。
だから、右のグラフを原点を中心に、180°回転すると、左のゲラフにぴったり重なりますね。
逆に左のグラフを原点を中心に、180°回転すると右のグラフに重なります。
反比例のグラフが原点対称というのはそういうことなのです。

質問2:反比例のグラフ上の1点から原点を通る線を引き、
原点までの距離と同じ距離だけはなれたろころに点を取ると
その点は反比例のグラフのうちのさっきの点があったグラフと反対側のグラフ上にあります。

どちらも、反比例のグラフが左右2つで1つのグラフだと考え直してくだされば
納得していただけると思います。

Q・(火力・水力・原子力以外で)発電事業の成功例を教えて下さい。

●風力発電、太陽光発電、太陽熱発電、地熱発電、その他で商用電力として成功した事例がございましたら、お教え願います。

ちなみに、、、
 新幹線や4発エンジンのプロペラ機で発電しながら稼動させるのは、どう思いますか?

Aベストアンサー

まず、現在の発電の方法は実に多様化していて、どれが成功したか判断するのはとても難しい部分が有ります。
発電システムの置かれている背景その他によっても成功かそうで無いかは議論の余地が出てきますしね。

商業的にみて成功に“近い”と言えるのは
燃料電池や小型ガスタービンによるコ・ジェネレーション、マイクロ水力発電等でしょうか。
他にも有機物を発酵させたり、石油化学工業の副産物を燃料とした発電等も注目されています。

>プロペラ機で発電しながら・・
これは完全にナンセンスですね。
物理の世界には「エネルギーの保存則」という通常は破ることが出来ない原則が有ります。
乗り物に風車を付けて発電しようとすると、エネルギー収支からみて絶対にプラスにはなりません。
要するに、乗り物に付けた風車に風力エネルギーを与えるのは結局乗り物の原動機(モータorエンジン)になってしまうということです。

Q反比例の式って・・・

反比例の式って・・・

お世話になります。
先日、高校入試問題が新聞に出てたのでウン十年ぶりに解いてみました。
「YはXに反比例する。X=4のときY=3である場合、XとYの関係を式に表せ。」という問題がありました。
私は反比例の式の基本形をY=a/X+bというふうに思っていたため、Y=4/X+2という解答にしました。答えを見たらY=12/Xでした。

問題分はほぼ原文通りなのですが、これだと正解が複数出そうな感じがするのですが…。反比例って切片はつかないんでしたっけ?絶対ついちゃダメなんでしたっけ?


数学から離れてずいぶん経つのですっかり忘れてしまってます。

正比例の式だって、二次関数だって式のお尻に+bがつきますよね。反比例だけつかないのはどうしてでしょうか?教えてください。

Aベストアンサー

※aを定数として。

xとyの比が一定なら比例なので、x:y=1:aとするなら、
そこから y=axというのが比例の式です。+bはつきません。
y=ax+bは1次関数です。(もっとも、比例も1次関数の特別
な場合だからこの仲間ではありますが・・)

xとyの積が一定なら反比例なので、xy=a とするなら、そこ
から y=a/x というのが反比例の式です。

y=(a/x)+bでは、y-b=a/xなので、「y-bはxに反比例
する」ということになってしまいます。

また、x=4、y=3からa,bを決めるにはもう1つ条件が必要
ではないかと思います。

Q原発と火力発電どちらがお得?

将来の原発と火力発電の選択・・・

結局今の議論は安全性の問題です。
資源の乏しい日本は石油エネルギーに依存する事ができず、将来を原子力発電に依存するしかありませんでした。
しかし今回の東電の事故は、明らかに震災・津波対策が行き届かなかった人災といえます。

安全性重視の火力発電、コストパフォーマンスの原発。 将来どちらが生き残るのでしょうか?

 色々な話からは、必ずしも原発は廉価なエネルギーとは聞こえませんし、地球温暖化・環境保護を考えるのなら火力発電は時代に逆行します。

 安全性、環境問題等々ありますが、結局コスト的な部分抜きで議論できません。個人的には日本の電力発電事業は安全対策をガッチリやれば原子力を選択せざる得ないと思いますが・・・

コスト的な部分で、将来の日本の選択は原子力発電か火力発電か皆さんの意見を教えてください。

Aベストアンサー

日本みたいに世界の1~2割の大地震、津波が起こる国ではどんなに、頑丈な原発を建てても安全な原発は無理です。 
原子力という科学は「人類はサルから進化した」みたいな単純な科学ではなく、複雑すぎて、人間が原子力(核)を理解するまでには2~3百年掛かるという世界の物理学者の平均的見解です。

その証拠に、チェルノブイリ原発事故はまだ収束していません。 福島原発事故もまだまだ、続行中です。
核が暴走すれば、この世の誰もそれを停めることが出来ず、爆発し、放射能を広域に振りまき、人々を殺傷したり、病気にして苦しめ、国の経済も脅かします。 福島の汚染処理は1トンで2億円フランスのアレバに払うそうで、工程表での予想では20万トンの汚水処理が必要といわれていました。 ですから、アレバに払うだけの金額で40兆円です。 アメリカの汚染処理やロボットにしても、兆または数百億単位の金額になることと思います。そのほかに現在の作業員の募集では1日5万円だそうです。チェルノブイリ原発事故では1基の収束に60万人以上の作業員が必要でした。福島は4基以上あります。 
いったい収束まで、いくらの費用が掛かるのでしょうか。 また、8月3日には、「賠償法案」が成立しましたが、5兆円が賠償金に使われ、それは一部だそうです。 これらの金額はほとんどが私たちの税金です。
東電が賠償を将来払うとしても、そのほとんどは電気料金に上乗せされ私たちが払うことになりそうです。 
これはほんの一部です。 このコストを考えても、原発より、火力発電の方がずっと安いことがわかります。チェルノブイリは今年25年を向かえ、石棺が破損し、放射能漏れをしているので、世界中からの寄付で新しい石棺を建設中です。 また、事故後、60万人以上の軍人や建設業者が事故収束に働きましたが、ほとんどの人たちはその後、癌や白血病でほとんどの人が亡くなり、今も病気に犯されて苦しんでいる人も居ます。 

また、原発から生み出された使用済み核燃料は今日本では貯蔵場所がなく、普通、使用済み核燃料プールは入れ方の規格があるにもかかわらず、ぎゅうぎゅう詰めに貯蔵され、いつ福島の3号機の事故爆発の様になってもおかしくない状態だそうです。

原発に安全などありません。

玄海原発の再稼動に当たって出された安全宣言の内容は、「電源車、防護服、ドリル、重機の装備」だそうです。 そのことをご存知でしたか。 そんなものは、普通に今までだって備えられていて当たり前のことです。 あまりにも国民を馬鹿にしていると思いませんか。

また、福島第一原発は3.11まで、地震による事故はほとんど起こらないと安全宣言されていました。
それなのに、事故は起こりました。
福島第二や女川はぎりぎりのところでセーフだっただけで、事実は隠されているようです。

現在、東京湾にあるガスコンバインドサイクルや六本木ヒルズの地下の火力発電は原発に比べたら、ずっとCO2の問題が少ないそうです。

原発を推進したい人たちは、原発を造れば造るほど、その人たちに利益が還元する人たちです。 でも、それは、ただ「原発安全神話」を元に、国民から金を巻き上げているだけのいんちきです。
それは、今、「総括原価方式」というものがあるからです。
http://www.youtube.com/watch?v=9m0Qr1gHfpw&feature=related

ANo.4の回答で、「原発を持たず火力発電の国は経済が破綻する」と、言った意見はまったくこじつけで、EUの経済事情を知らない方たちの意見です。

EUにはすでに、約10年の発送電分離、電力自由化があり、日本のように総括原価方式などありませんし、原発を擁護する御用学者もほとんどいません。 また、チェルノブイリ事故のセシウムは数千キロも離れた西ヨーロッパでも、今でも問題になっていて、25年たった今でも、ダウン症の子供や白血病の子供が増え、甲状腺癌なども増えています。 
ヨーロッパの国々は日本のように、奇抜なネオンサインや自動販売機、パチンコなどありません。缶の飲料水もクーラーもほとんどありません。 
放射能の不安抱いてまで、原発の電気を必要とほとんどの人が思わないから、脱原発が簡単に出来るのです。

原発は簡単に解体できません。 廃棄燃料は4万世代先も問題になり、原子力(原発)の科学者や技術者はこれからもずっと必要になります。
また、「オーランチオキトリウム」と言う、藻から石油が採れるそうではないですか。 そういう技術を発展させて、原発は序々に止めて行くべきだと思います。

日本みたいに世界の1~2割の大地震、津波が起こる国ではどんなに、頑丈な原発を建てても安全な原発は無理です。 
原子力という科学は「人類はサルから進化した」みたいな単純な科学ではなく、複雑すぎて、人間が原子力(核)を理解するまでには2~3百年掛かるという世界の物理学者の平均的見解です。

その証拠に、チェルノブイリ原発事故はまだ収束していません。 福島原発事故もまだまだ、続行中です。
核が暴走すれば、この世の誰もそれを停めることが出来ず、爆発し、放射能を広域に振りまき、人々を殺傷...続きを読む


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