原発事故 レベル７にした意味

原発事故のレベルが7に変更されましたが、この変更によって　何が変わるのでしょうか？

事故の程度を表す表記はわかるのですが（今までもチュルノの７やスリーの５なども含めて）、今回の５から７に変更すると、どのような変化（動き）になるのでしょうか？
何か発信先（海外への報告）や、対応（避難エリアの設定方法やエリア）などに違いが出るのでしょうか？

それとも単なる、表記・記録の話？（もちろん７は重いですが、記録上だけなら「単なる」と表現したまで）　歴史に残る事故になりましたが、、。

もし、対処が変わるのであれば「６」の検討がされなかったのは国の落ち度で、そのとき（6の時）の対処も教えてください。

No.3 ベストアンサー 回答者： tac48 回答日時： 2011/04/12 13:11

What is the purpose of the INES Scale?

The primary purpose of the INES Scale is to facilitate communication and understanding between the technical community, the media and the public on the safety significance of events. The aim is to keep the public, as well as nuclear authorities, accurately informed on the occurrence and potential consequences of reported events.

上記は原文っす。簡単に訳すと、関係者以外に事故の深刻度を示すために
あるだけっす。それ以上でもそれ以下でもないっす。だから、5だから
いい加減な処理とかいうのではなく、処理、対処にはまったく関係ないっす。

「昨日ベントをして、また大量放出した」とか、「なんとかいうトンネルから海に溢れだした！」
っていうニュースがあったんだったら、6を飛ばして7はわかるっす。でも、そんなのないまま
に6を飛ばして7っていうのは、広報とか世界との関係とかを考える余裕がなったっていうこと
だけっす。まあ、見栄をはるために、推定の核物質の放出量をごまかして無理やり6を挟むより
は往生際が良かった？？ってなところではないでしょうか？？

この回答へのお礼

なるほど、記録、指標としての数値なのですね。
（質問はレベルが変わると、対処、行動などが変わるのかを知りたかったので）

もちろんレベル’が大変な数値ではあると思いますが。

歴史に汚点として残りますね。
ありがとうございました。

お礼日時：2011/04/12 14:44

No.2 回答者： noname#134018 回答日時： 2011/04/12 12:15

未だに、想定外体質が抜けていない、ということでしょうね。

保安院から、想定外院に変わるのではないでしょうか。

レベル６にならなかったのは、「レベル５だったらいいなぁ」という熱望的観測でしかありません。また、推定といっても、実際の放射性降下物の測定量から算出していますし、現在も漏れ続けていますから、レベル６に下がることはありえません。

レベル７とは、放射能が広範囲に大量にばら撒かれた最悪の事故である、というお墨付きですから、政府の、放射能による健康被害への調査も、強めざるを得なくなるでしょう。また、世界各国からの、禁輸や風評被害など、経済的な打撃も深刻です。

この回答へのお礼

つまり　特に決め事（日本だけでも、世界でも）はなく　レベル７　という記録上の話ということでしょうか？（もちろん、それによる非難は受けるとして）

お礼日時：2011/04/12 14:42

No.1 回答者： chie65535 回答日時： 2011/04/12 11:26

＞今回の５から７に変更すると、どのような変化（動き）になるのでしょうか？

「変更した」のではありません。勝手に変わったのです。

火事でも、ボヤのうちに消火できればボヤ、ボヤで消し止められないと半焼、半焼で消し止められないなら全焼、と言うように「規模が勝手に変わっていく」でしょう？

レベル７になったのは、今まで漏れた放射線の量の累積量が「レベル７に分類される量になった」のと「施設が壊滅、再建不能と判断された」からです。

この「レベル」は事故の被害や酷さを表す数値ではありません。

＞もし、対処が変わるのであれば「６」の検討がされなかったのは国の落ち度で、そのとき（6の時）の対処も教えてください。

６と７の違いは「施設が致命的被害を受けた」か「施設が壊滅、再建不能になった」かの違いしかありません。

なので、レベル６以上と評価される量の放射線が漏れた事故で「施設を直せばまた使える」ならレベル６に、「施設をもう直せない」ならレベル７になります。

福島の場合はレベル５の時点で「もう直せない」と判っていたので、レベル６を飛ばしてレベル７になりました。

もう直せないと判っているのに、再利用可能性のあるレベル６に変更したとしたら「もう使える訳ないだろう！何、アホな評価してんだ！」って怒られちゃいますよ。

この回答への補足

勝手になった（積算でなったならそれでＯＫです）、でイイので、それで何か対応が変わるのか？
何か見決め事があるのでしょうか？
と言う質問です。

補足日時：2011/04/12 14:40