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電気温水器を設置してオール電化にしようと現在考え中です。ふと疑問に思ったのですが、何故タンク容量が370L、460L、550Lとバラバラ(二桁目)な感じになってるのでしょうか?どなたかご存知の方教えてください。

A 回答 (2件)

それは、電気温水器が世の中に出始めた昭和40年代までさかのぼりますが、当時の深夜電力の通電時間はは 8時間のみで、沸きあげ温度は 85度でした。


(現在は 5時間とか 10時間とか、90度などもある)

次に、契約容量は小数点以下を四捨五入します。
実容量が 5.5kW なら契約は 5kW、4.4kWなら契約は 4kW で良いのです。

この 5.4kW を8時間通電して冬でも 85度に沸かせる水の量が 460L、4.4kW なら 370L なのです。

つまり、基本料金の各段階ごとに沸かせる最大限が 280L、370L、460L、550L だったわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。5.4kwなら基本料金は5kw、5.5kwなら基本料金は6kwになるというところでの(消費者立場に立った)設定なんですね?

お礼日時:2011/04/16 14:11

>電気温水器のタンク容量について



   ↓
何故タンク容量が370L、460L、550Lとバラバラ(二桁目)な感じになってるのでしょうか?

◇最初に、電気温水器ですが・・・

10電力会社別に若干の名称・制度内容・適用時間帯が違いますが・・・
主に夜11時から明朝7時までの深夜時間帯(電力使用量:負荷が低い)の電気を深夜時間帯料金として利用して家庭内の電気使用量の約40%を占める給湯での電力消費を抑制し、原則として蓄電や再利用の難しい電力の需給バランスや昼夜の平準化を図る為に開発普及させているが深夜電力利用(昼間電気料金の約1/3に設定)の電気温水器です。

その仕組みは、深夜電力時間帯に給湯に必要なお湯の量を約85℃前後に沸き上げ、家庭内の必要な給湯を賄う物です。
その為に、瞬間式ではない貯湯式(タンク式)となりますので、保温性能とタンク容量(約42℃換算ではタンク内のお湯は85℃ですから、その倍程度の使用が可能)、万一の湯切れには追い炊き機能が装備されています。

なお、近年は電気温水器に加えて、ヒートポンプ(空気熱回収利用)技術を装備し、さらに効率や省エネ性を向上させた(ランニングコスト:維持費が安い)エコキュートが普及・推進されています。
深夜電力とエネルギー消費効率の向上とで、従来のガス給湯器の約1/5程度、湯温も約90℃、温度制御や省エネへの便利な停止設定や能力可変・運転時間帯設定等もメーカーや機種にて搭載されています。

◇タンク容量のバラつき

(1)商品バリエーションや家庭の必要湯量(変動要素があり少し大きめ)、深夜時間帯に効率よく水道水温を85℃程度に沸き上げる量または電気ヒーターの性能から得れる貯湯量にてタンク容量は決められております。
使った湯量だけ水道水がタンクに給水され、タンク内のお湯を押し上げるので、利用するタンク上部のお湯が一定量確保されていないと必要な湯温が得れなかったり、保温性能(効率)が落ちる。

(2)以前は260l,280l,300l,360l,370l,380l,400l,460l,470l,510l等もありましたが、生産効率や販売数の限定からタンク容量はある程度絞られ、その他の省エネ性や便利性をマイコンやセンサーの応用で充実させたり、スリム型や角型等の設置場所への配慮をされた商品の開発、エコキュートへのシフトより、メーカーの都合と売れ筋が集中する370lと470lに集中しています。
<確か、中国電力が地場メーカー(グループ企業)と共同開発していたのは、深夜電力制度を10時間適用にしてジャスト容量の300・400・500lにして、他の全国メーカーとの差別化?をしていた>

(3)家庭内の必要湯量の簡易計算(42℃換算)からの標準世帯が280~360lと成る為です。
<不意の来客や、夏場のシャワーによる、湯切れを過去の追い炊き機能の無い商品時代はあり、大きい目を業者が勧め、ユーザーも安心感から購入する傾向があり、大型化が進んだ時期もあった>

大人(14歳以上):100l/人
子供(14歳以下): 50l/人  の合計湯量を倍に薄めて使用する事から必要タンク容量を決める。

ex、大人3人と子供2人なら⇒400lの1/2で200lに他の給湯(炊事・洗面・来客)の余裕を加えて300l以下で選ぶ。


その他、使用場所別に概算計算すると<同じ家族構成なら>

浴槽は300lの7分張りで210l
シャワーと洗髪・洗面で1人当たり30l
炊事・食器洗い他で50l ⇒合計すると、約410lとなり、同じく倍に薄めて使用と仮定すると280~300l程度の機器に成ります。

しかし、エコキュートの場合は90℃程度と高温であり、タンク容量が上がれば、機器のサイズも大きくなり、価格も割高になりますので、機能や家族構成やお湯の利用度他から機種選定には慎重に、業者との相談も価格と合わせ機器の能力・仕様について、ご希望を述べ、調整が必要です。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。(以前は)タンク容量はそんなに種類があったんですね!

お礼日時:2011/04/16 14:16

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