中国は何回も核実験をしています。
いわば何の包装もない状態で放射線をばらまき、
それらは黄砂となって何年も日本に降り注ぎました。
それに比べれば福島原発は何重にも密閉されています。
 
ということで今まで中国の核実験の方がはるかに危険であり、
福島の事故は重大懸念ではないと楽観していました。
ところが、知人との話で福島の方がはるかに問題だと指摘を受けました。
何でも永続的に放射線が出るのが問題とかのようです。
 
実際のところはどうなのでしょうか。
LV7になるなど、楽観できる問題ではなくなりつつあるようで気がかりです。

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A 回答 (4件)

お友達のご指摘が正しいです。



原子爆弾は、ウラン235またはプルトニウム239を100%近くに濃縮して一瞬にして核分裂反応させます。
一方、原子炉は天然に0.72%しか存在しないウラン235を3~5%に濃縮してコントロールしながら核分裂させます。

原子爆弾の核物資は、臨界量といって核分裂が暴走する12kgより小さい塊に分けておいて、爆発させるときに塊を一つにするのです。
この塊をたくさん作っておいて、一度にくっつければ大きな爆発力が得られるはずですが、実際はできません。
なぜなら、全く同時ということはありえなくて、先にくっついた塊が核爆発して他の塊は蒸発してしまうからです。
したがって、核分裂の原爆には限界があります。
そこで考えられたのが水爆です。水素爆弾とは言いますが、普通の水素より中性子が多い二重水素と三重水素を核融合させるものです。
これには、点火させるための原爆が必要なので、放射能の危険度は原爆も水爆も同じです。
原発は核分裂で、核兵器は核融合という勘違いをする人がいるようですが実際はこういうことです。

ということで、原爆の核物質はせいぜい30kg以下ですが、原発は単位が「キログラム」ではなく「トン」です。
そこが問題です。
コントロールされているときはいいのですが、今は密閉されていなければならない炉が破壊されて外界に通じています。

原発は、核兵器よりは濃縮度が低い燃料を使っていますが、ウラン235の分裂で出た中性子は核分裂しないウラン238に取り込まれてウラン239になります。
ウラン239は、ベータ崩壊でネプツニウム239になり、もう一回ベータ崩壊してプルトニウム239になります。
ウラン235が100%の原爆なら、こういう反応は起こりません。
この人類が作り出した最悪の毒といわれるプルトニウムが、漏れています。

福島の原発は、チェルノブイリのように完全に暴走はしていません。
今後もないでしょう。
しかし、まだコントロールもされていません。
楽観はできないものの、必要以上に恐れるのは風評被害を広げることになります。
正しく恐れることが必要です。
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この回答へのお礼

詳しい回答を有り難うございます。
含有されている分量が桁違いということですね。
問題の核心が分かったような気がします。
 
>福島の原発は、チェルノブイリのように完全に暴走はしていません。
>今後もないでしょう
メルトダウンやら再臨界などの言葉がよく出てきています。
素人には凄く危険な暴走の兆候のように見えてしまいます。
政府や東電が情報を隠し続け、国民の信頼を失っているのも大きいと思います。
幸いなことに知識のある方から心強い言葉を貰うことができ、一安心しました。

お礼日時:2011/04/17 11:54

事態は現在進行中です。


今どちらかを言う事は出来ません。
可能性を言うなら、福島には桁違いの量の核燃料があるのですから、福島の方が危険性が遥かに大きいと言わなければならないでしょう。
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爆弾に使われる核燃料はせいぜい何十キロです。


福島第1原発にあるウランは使用済みを含めて何百トンです。
これらの多くの核燃料が破壊されて飛び散ったり水に溶け出してあふれているのです。
前代未門の地球的規模の放射能被害を発生させる可能性がある重大危機です。

アメリカであればこのような重大危機に事実を隠さず公にするでしょうが、国民は事実を知る権利を持っていますが日本政府は戦時下のような内密主義を今もって取っています。
東電と政府は津波が襲った日から原子炉が危機的な状況にあることを知っていながら、パニックを起こさないようにと言う理由で極秘情報として内密で対処しようとしましたが、通常の原子炉運用しかしていない組織に想定外の大事故に対応できるはずもなく重要な初期の2日間を何もできないまま放置し炉心溶融を起こしてしまいました。
その結果が現在の状況で2号機では原子炉底に溜まった核燃料は再臨界となって既に圧力容器、格納容器共破壊され、その閉じ込める役目をほとんど果たさなくなっていますから恐ろしい程の放射性ヨウ素を含んだ汚染水が建屋外にあふれているのです。
安全院の原子炉は原型を留めています、という表現はこのことを認めざるを得なくなって事を表わしています。
3号機で格納容器の温度が上がっていますが原因は良くわかりません等と、とぼけたことを言っていますが再臨界になる以外に原因があるはずがないです。
今もなお原子炉事故は進行を続けていて汚染物質を生み出し続けているのです。
何も知らされていない福島の住民は元の土地に帰れるかどうかはっきりしてくれと迫っていますが、現状を隠し続けている政府が答えられるはずもなく沈黙すると言う方法を取っています。
いずれ事実は明らかになって責任を追及されるでしょうが、内閣と官僚は職を辞することだけで責任を免れることになるのでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど・・・あの辺一帯はもはや住めるレベルでないことは理解しました。
すると次なる問題は農作物や海産物がどの範囲までダメなのかですね。
半径80kmで済むのか、もはや福島全域は農業・漁業ともに不可なのか。
勿論、そんな事態ならば宮城や茨城もアウトでしょうが。
この辺りも素人では皆目見当がつかないです。

お礼日時:2011/04/17 12:06

実際核爆弾と核発電とでは、核の分裂なのか、融合なのかの違いがありますが。



同じレベルで見ることはできないでしょう。

どっちが危険か?両方危険です。

まぁ人殺すために作ったものと、平和利用のために作ったもの、人間に配慮しているのは後者ですが、漏れても大丈夫なレベルを定めている時点で、漏れるものであり、危ないものです。
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