田山花袋『田舎教師』の冒頭で、主人公が費用を計算する場面があります。

それによると、当日かかった費用が49銭5厘、もともと財布にあったのが1円20銭で、差引70銭5厘が残っている。
さらに、今回の門出に際して(昨日までに)かかった費用が4円07銭5厘とのこと。

で、このあと、この4円07銭5厘と、現在の所持金70銭5厘を加えて「総計4円78銭也」と書き留め、
たったこれだけの金額の工面にも苦労した父母を思い出すのですが、
この「総計額」の意味がどうもよく分かりません。

昨日までの費用と、今日かかった費用を加えるのならば、
「現在までに使った総計額」として意味があると思うのですが、
昨日までの費用と、現在の残高を加えることにどんな意味があるのでしょうか。
単なる作者のミスでしょうか?

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A 回答 (2件)

No.1です。


原文を読みました。
これを見る限り田山花袋氏の勘違いで、当日かかった費用を
加えるのを忘れたものと断定出来ます。

門出に際してかかった費用
当日かかった費用
現在の所持金
この総計を父母から出してもらったことになります。
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この回答へのお礼

原文まで確認していただき、ありがとうございます。
やはり作者のミスということで納得しました。
これで安心して読み進められます。
田山花袋研究者にとっては有名な誤りだったりするのでしょうか(笑)

お礼日時:2011/04/22 06:16

小説を読んでいないので確かなことは判りませんが


常識的には今回の門出に際してかかった費用の
中には、当日かかった費用もふくまれると考えます。

質問文中の(昨日までに)が原文に明記されて
いなければ、そういうことです。

当日かかった費用は49銭5厘で、今回の門出に際して
かかった費用は4円7銭5厘になった。
残っている現在の所持金は70銭5厘。
総計4円78銭を父母より出してもらった。

まわりくどく書いた小説ですね。
私も文章が下手でまわりくどく判りにくいのでこまって
いますが。

この回答への補足

考えていただいてありがとうございます!
ただ、当日の費用も、それまでの費用
(原文では「今度此処に来るについての費用」)も、
きちんと明細が書かれていて、それらに重複が無いんです。原文は
http://www.aozora.gr.jp/cards/000214/files/1668_ …
の「三」にあります。よろしければ、目を通してみていただけますでしょうか。

補足日時:2011/04/18 21:41
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