アルミの削りだしシャーシを作ると何十万円というお金がかかると聞いたのですが本当ですか?ヨーロッパの製品で、中身がスカスカなのにこのプライスは、ぼったくりだと批判されているものがありますよね。でも、これらの製品は分厚いアルミで作られているものが多く、もし、私の質問内容が本当ならば、プライスは、ぼったくりでないということになりますね。皆さんどう考えますか?

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A 回答 (4件)

1 台だけ作るとなると御想像の通り何十万円とかかります。



しかし、何万台も作るとなると・・・アップル社の Macintosh Power Book という Note PC がそうなのですが・・・複数のアルミ・パネルをネジ止めして作るボディと殆ど変わらぬコストになります。

日本のオーディオ界はアルミという素材に対して過剰なブランド・イメージを作り出しています。

いわく「高級感あふれる総アルミ・フロント・パネルと分厚い重量級アルミ・サイド・パネル」・・・総アルミ製の 1 円玉や窓枠のアルミ・サッシが高級感あふれるものとは思えませんし、重い方が良いのであれば鋳鉄製の方が 3 倍も有利でしょう。

私は Marantz PM99SE という 27kg もあるアンプを胡座を搔いた姿勢で動かした際にギックリ腰になってしまったのですが、パネルを開けて中を見たら薄い基盤が金属ボディにネジ止めされているのをみて失望してしまいました。

振動を嫌ってギックリ腰になるほどの重量にするぐらいならば基盤とボディとの間に防振素材を噛ませるべきでしょうし、発熱の心配がないのであれば基盤自体を防振素材で包んでしまえば良いことです。 (包み込む防振素材に電磁シールド効果も持たせてしまえば一石二鳥でしょう)

かつての日本では共振による S/N 比の劣化を嫌って数十kg というターン・テーブルや数十kg ものボディにしたアナログ・レコード・プレーヤーが注目を浴びたものですが、ヨーロッパでは複合防振素材の軽量ターン・テーブルと高精度ベアリングの組み合わせで超重量級プレーヤーを遙かに上回る S/N 比を実現したプレーヤーが開発されています。

1 台 150 万円という価格で 1990 年に発表されたダイヤトーン社の 2S3003 スピーカーは開発中に国内外の著名なアーティストやミキサーなど数百人にモニターしてもらって音を仕上げていったという話を聞いたことがありますが、その話がどの程度真実なのかは判りかねるものの、素材コストなどとは比較にならぬほどのモニタリング・コストがかけられたことは確かでしょう。

毎年のようにモデル・チェンジするような製品はろくなモニタリングも経ずに製品化されることからシャーシ素材 (見栄え) や回路に仰々しいネーム・バリューを施して如何にも優れた製品かのように見せなければならないのですが、モデル・チェンジをなかなか行わず、したとしてもマイナー・チェンジとしか思えぬほどの改良をこつこつと行なってきた製品は中身がスカスカであろうと薄い鉄板のボディーであろうと入念なモニタリングを経て音が熟成する真面目な作りがなされてきた製品と言えるのではないでしょうか。
(製品名で挙げれば Bose M901 Series とか・・・Maker で言えば McIntosh とか・・・日本の Maker で言えば Accuphase とか・・・)
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この回答へのお礼

 たいへん勉強になりました。ありがとうございます。世間でパイオニアのDVDプレーヤーと同じだといわれているゴールドムンドのプレーヤーも大変な苦労を経て出来上がったものなんだとわかりました。

お礼日時:2011/04/19 16:41

ANo.2 HALTWO です。



ゴールドムント社がどれほどモニタリングに労力を投じているかはわかりませんが、ちょっと補足を・・・

多くの国内メーカーは初めに考えられる限りの物量を投じてモニタリングも充分に行った最高機種 (最高額機種) を開発した後、それに用いた部品を流用して大量生産によるコスト・ダウンを図りながら中級機種や入門機を作るという戦略を採ってきましたが、日本に輸入される海外メーカーの機種は (同じ方法ではなかなか日本には勝てないせいなのか) 比較的高額のものが多いですね。

勿論、輸入コストがかかりますので、中級以下のものは勝負にならないでしょうし、中級以上でも独自のキャラクターによる価値を前面に押し出せるものしか輸入できないという事情もあると思います。

一方、海外メーカーの中には改良を加えるに従って (順当に?) 価格が上がって行くものがありました。

現在の McIntosh 社製品は判りませんが、私が C34V を愛用していた頃は C32 が $1,650 だったのに C33 では $2,450 に跳ね上がり、V34V では $2,499 にもなっていました。

C32 と C33 との価格差は McIntosh 社の経営が悪化したという理由もあるのでしょうが、$1,649 だった C30 から受け継がれている 5 素子のトーン・コントローラー開発には開発者の Roger Russell 氏が随分と苦労したようですね。

人気機種の資材を流用して安価な製品を作ろうとも頑張っていたようですが、、McIntosh のお手頃な Receiver や Integrated Amplifier は殆ど日本に輸入されなかったようですし・・・現地 US でもお手頃製品が定着する前に Frank McIntosh や Gordon Gow が相継いで亡くなって会社が傾いてしまい、日本の Clarion 社に身売りしてしまいましたし・・・。

仕事で California にあったかつての ALTEC 社を訪れたことがあるのですが「馬鹿だ! この人は!(良い意味での馬鹿ですが)」としか言いようのないオーディオ馬鹿がいて面白かったです。

日本でも「FOSTEX 社は馬鹿みたいに多くの試作品を作っていたものだよ」と旧社員の方から聞いたことがありますし、海外だからというわけではなく、日本でもオーディオ馬鹿みたいな技術者と言うか良い意味での職人がいるメーカーがあると思います・・・経営者は大変でしょうが・・・。
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輸入オーディオ機器は昔から高価格設定が当たり前でした。


輸送費用や為替差益を吸収するためとか言われてましたが
輸入品であることの高級感を保つために価格設定であったのも一因のようです。

国内メーカーがバブル期に採算度外視で物量投入型商品を投入したおかげで
輸入機器の割高感が際立ってしまった感も否めません。

回答者(2)さんがおっしゃる、国外メーカーは色々と工夫していたとの意見は面白いですね。
でも所詮は門前の小僧といったところでしょうか。
振り返って、国内でも工夫していたメーカーのいくつかは消滅しています。
現在残っているメーカーでも青色吐息、過去の栄光今何処といったところが多いです。
黒字経営ができているメーカーは商売上手と言えるでしょうね。
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具体的な製品の形がわからないのであてずっぽうですが、加工するには数千万円もするNC(CNC)旋盤を使います。


中身がスカスカでもその大きさのアルミの塊を使うことに変わりありません。むしろスカスカのほうが加工時間がかかります。

旋盤のプログラミングから含めて依頼し、かなり大きなもで、複雑な加工を要するようなものであれば数十万でも特にぼったくりとは思えませんが、詳しいことは見積りでもとってみてはいかがでしょうか。
http://www.al-plus.jp/ex_manu/audio/index.html

ちなみに自動車やバイクのホイール(厚さ20cm以上、直径40cm以上)を削り出しでオーダーすればやはり10~30万は余裕でかかります。
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この回答へのお礼

やっぱりそれくらいするんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/19 16:34

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