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現在、就職活動中のものです。中小企業の選考を受ける場合には社会保障制度を一つの優良企業の判断材料とするのがよいと聞き、現在理解を深めようとしています。
ただ、社会保障制度のうち、私的年金の部分が複雑に感じ理解に苦しんでいます。

ある企業の求人情報で、退職金、企業年金、厚生年金基金という記載を目にしました。

退職金と厚生年金基金(基金)は別物ということはなんとなく理解できているつもりです。
ただ、基金には外枠型と内枠型があるみたいでこの部分がいまいちわかりません。

例えば、退職金1000万で、基金からの支給額が500万とした場合、
総合でもらえるお金は、外枠型なら1500万、内枠型なら1000万(会社→500万+基金→500万)という
理解であっているでしょうか?
この理解であっているなら、外枠と内枠でも相当待遇面に違いがありますよね。
ただ、この辺りは入社して退職規定を見るまで知る術はないと思いますが…

それと上で記載した求人情報にあるように、企業年金が独立した形でありますが、
基金も企業年金の一つであり、いくつか種類のある企業年金制度を複数組合わせて利用することも
可能なのでしょうか?(可能であったとして一般的にその方法はとられるのでしょうか?)
また、当求人情報のように企業年金と記載があれば、一般的には何を指すのでしょうか?

質問ばかりになりましたが、回答のほどよろしくお願いします。
(猿でもわかるような年金に関する勉強本をご存知であれば、教えてください。)

A 回答 (1件)

厚生年金基金は、国の老齢厚生年金の部分を国に代わって運営しています。


厚生年金基金は、厚生年金よりも給付金額が高くなるように義務づけられています。(国より低い場合は国に任せたほうがいいですからね)
そして厚生年金基金は大きく3つに分けることができます。
A:「国」から移行した部分(厚生年金と同じ金額)
B:「国」より増加する部分
C:基金独自の年金または一時金
A+Bが年金として給付されます。
そして、Cの部分の給付方法により外枠型と内枠型が出てくるわけです。

退職金として積み立ててある金額が1000万円、Cの部分が500万円とすると
外枠型は退職金として1000万円、厚生年金基金の一時金として500万円
内枠型は退職金として1500万円となります。
ようするに、外枠型は退職金として1000万円が決まっていて、その上乗せ分として厚生年金基金の一時金が支払われるのに対して、内枠型は退職金として1500万円が決まっていて、退職金として積み立てた金額に足りない分を厚生年金基金の一時金を充てるとういうものです。
わかりますでしょうか。

次に企業年金ですが、厚生年金基金、税制適格退職年金、確定拠出年金、確定給付企業年金、中小企業退職金共済制度がありますが、厚生年金基金の他に企業年金があったらたぶん確定拠出年金だと思います。確定拠出年金は任意なので、企業が採用しているのであれば厚生年金基金の他に利用できると思います。

もし年金の勉強をされるのなら、「知るぽると」なんかどうですかね。金融広報中央委員会が出しているものなので、基本的なことはわかりやすいと思います。

参考URL:http://www.shiruporuto.jp/life/index.html
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