十二分の自信をもって掴みうべき機会。
園を星野以上に喜んで迎えるわけがおぬいさんにはあるはずがない。おまけにその日は星野が英語を教えに来べき日なのだ。

「べき」は動詞基本形の後に付くのが普通でしょう。「する」→「すべき」のような特別な場合もありますが、「うる」→「うべき」、「来る」→「来べき」などは見たことがありません。「べき」という語はどんな場合に動詞の語幹に付いて接続するんですか。教えてくださいませんか。お願いします。

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A 回答 (3件)

「べき」 は 助動詞で 「べし (可し)」 の連体形。


「来べき」 の 「来」 は1音だけなので、語幹と語尾の区別がない特殊な形です。
活用としては 「カ行変格活用」 (国語辞典などの動詞の活用表には出ているはずです。
基本的に動詞・助動詞の終止形に接続しますが、「来べし」 という表現は現代の口語表現ではありません。あくまでも文語の上の表現に限定されるといっていいでしょう。
辞書などの活用表で文語の 「来る」 の活用を見れば、終止形は 「く」 と出ているはずです。
だから 「来べし」 は 「くべし」 と読まれます。

「英語を教えに来べき日」 は、意味としては 「英語を教えに来るはずの日」 と解されます。

> 「うる」→「うべき」、「来る」→「来べき」などは見たことがありません

「得る (うる)」 も 「来べし」 に似ています。これも文語です。
下二段活用で、終止形は 「う」 です。
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この回答へのお礼

文語形ですね。勉強になりました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/04/24 14:31

「うる」→「うべき」、「来る」→「くべき」の表現は日本語の古典の表現です。


「べき」はやはり古典の助動詞「べし」の連体形で体言名詞につきます。
この場合のべきは文脈から見て「うべき」「~つかみうるに違いない」といういみでしょう。
「くべき」は「来るはずの日なのだ。」といういみでしょう。

古典の助動詞べしには沢山の意味があります。

推量きっと~だろう ~にちがいない
意志~しょう
適当~するのがよい
当然~はずだ
命令・義務~せよ
可能~することができる

参考サイト 文語動詞の活用表 文語助動詞の活用表 「古文 学ぶ 教える・COM」
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2011/04/24 14:38

 もしかして日本語を学ばれている外国の方でしょうか。

でしたらこうした表記のあり方に困惑することがあっても不自然ではないと存じます。
 該当する文章を拝見させていただいたところでは何らかの小説の一節ではないか、と思われます。文中には二カ所の「うべき」「来べき」がありますが、最初の「うべき」は「得るべき」として次の「来べき」は作者としては“来(る)べき”として表現したかったのではないでしょうか。
 「うべき」は普段日常生活の中でも使われる言い回しです。例えば「あり得べきこと」などと会話の中でも使い「あるはずのこと」との意味が込められています。この「うる」は「売る」ではなく「得る」であり「可能性を表す表現」ということになります。それは“える”と読んでも“うる”と読んでも差し支えのない漢字です。文法的にオカシイといってもそれは慣用表現としては問題はありません。
 日本語には「逆接」「反語」といった表記もあります。
 
 そして該当の文章を別の表現で言い換えるとするならばこのような表現にはなりませんか?
“今か今かと心待ちにしていてこれ以上はないとの確信を持っての機会が来る。おぬいさんにしてみれば星野はかけがえのない人なのだ。おまけにその日は星野が英語を教えに来るはずの日なのだ。千載一遇とは将にこのことで文字通りのグッドタイミングとしか言いようがない”
 小説をお読みになる時には登場人物の心理の揺れ動きなどに注意を払われた方がより著者の意図を理解しやすいと思います。
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。
おっしゃるとおり中国の日本語学習者です。最近は有島武郎の「星座」という小説を拝読しています。これからもご指導のほどお願いします。

お礼日時:2011/04/24 14:37

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