プロが教えるわが家の防犯対策術!

好きと言ってもちょっと本&音楽が好きな人なら誰でも知ってて読んでいるようなジャンルではなく、(村上春樹とか、ビートルズとかでなく)
たとえば昔のジャズとか、ソウルとか、一般女子は絶対知らないようなロックや、もっと実験的な音楽、本も今のベストセラーじゃなく、そんな本の知識はどこで仕入れたのか?と思うような本。美術系の方にこういう方が多いイメージです。

そんなのが好きで日常的に楽しんでいる男性は、つきあう女性にもそれを求めますか?
そこそこ知っていれば別につきあうのに支障はないのか、
彼女ともマニアックに語り合えないと嫌なのか
彼女にはそんなもの全く求めないのか。

人にもよるのでしょうが、
男性(30~40代)男性に聞きたいです。

A 回答 (4件)

#2です。


過分な評価を頂き恐縮です。
長くなりますが再度回答します。

> >飽くまで自分の好みを自己決定したという事をアピールする為、
> コアでマニアックな選択肢を選びがちです。
>
> という事ですが、アピールする為とはいえ、
> それは単にカッコつけるための道具(アピールしたいが為に、コアな音楽ファンをしている…)
> ではなく、やはり音的にそれが大好き!!な訳で素晴らしいバンドや曲であると
> 認識されているわけですよね?
はい、そうです。

> 単にアピール目的で、好きでもない音楽は聞けないし、
> 少し話をしたら知識の薄さが見えると思いますし。
アピールしている点は、
「流行に乗っていてかっこいい俺」ではなく、
「周りに流されずに本物だけを掴んでいる俺」です。
基本99%は本物を掴みたいと思っているのですが、残り1%くらいは上記のような人間臭いダサい根性がある筈なのです(すみません・・・)。

> それと、そういった「無名の本物」は、本物であるならば一般の人が聞いても
> 心打たれる要素があるように思いますが、
> 知ってる人は知ってる…という域からあまり出る事はないような気がします。
> 単に、TVやラジオを通して不特定多数に届く事が少ないからでしょうか。

人は元々生まれた時から個体同士で微妙な差異があり、それが成長・生活して行く上で環境から大きく影響を受け、文化的・民族的な大きな流れからは同じ方向を向いていると言えど、個体の感覚は大きく異なります。

音楽で言えば、日本人の中でもジャズが好きな人もいたり、クラシックが好きな人もいたり、テクノが好きな人もいたり、あるいはメタルやロックが好き、ポップスが好き、60年代、ワールドミュージックが好きという人もいたりします。これらのジャンルにはそれぞれの名曲があるのですが、自分が好きなジャンル以外のジャンルに対して興味が無かったり、あるいはこの特定のジャンルは大嫌い、という人達には、そのジャンルごとの名曲は名曲として認識されません。
ですので、一般に届いたとしても理解されない本物もあったりします。
音楽の樹形図があった時に、皆が理解できる根幹の部分での名曲と、枝葉末節にあってその人しか楽しむ事ができない部分での名曲の二種類があると考えれば簡単でしょうか。
あまり放送されないのは、需要が少ないジャンルは視聴率的なスケールメリットが無いからだと思われます。
ちょびちょび放送はされていたりしますが、飽くまで限定された枠の中だけであって、テレビの主流な音楽シーンには現れて来ません。

テレビやラジオは一元集約的な放送ですので、そうした「自分が好きなのはこれです」と言った個人個人の意見がどのような形であったとしても、結果的に視聴率の取れる大衆意見の極大点を拡大して放送し、それを大衆文化として既成事実化してしまう傾向があります。
更に、自分個人の意見よりも人との関係を大切にするがあまり、自分の価値観・センスや決定指針を大衆に依存しないと不安な人達も沢山いますので、こうした人達がこの放送に乗っかってしまうのです。

私は今の商業音楽を次の作業仮説を立てて考えています。
音楽での作詞上でのメッセージは、本来の音楽の役割として人の心を癒したり、あるいは人の心をリードしたり勇気付けたり、あるいは人生における指針を立てたり、あるいは皆で盛り上がったりするのが本来の役割ではないでしょうか。
商業主義と結びついた現在の音楽作成シーンは、多くの人間に買って頂かないと成り立たない商売となっており、様々な人の心に対応できるような、どのようにも取れるような抽象的な歌詞、人の心を捉える平均的な歌詞、あるいは意味の無い面白おかしい歌詞に落ち着きがちです。こうした事が背景にあり、時代や人心をリードするような曲が非常に生まれにくい状況になっているのではないかと考えています。音楽自体は素晴らしい文化活動と認識されがちですが、その実態は、商業音楽の性質が人心を捉える為の平均以下の歌詞しか作れない環境を生み出しているように思われます。
作曲はまた別で、造り出された市場への需要に対して、作曲家は新鮮味のある味付けを変えて頻繁にリリースしなければなりません。同一作曲家による創出は、作曲期間と需要の長期化により、度々作曲家の才能を上回る供給が要求される為、ある一定の型式に落ち着いたり、他の曲からのパクリをせざるを得なくなるという状況に陥ってしまうのではないでしょうか。
そしてそれが悪しくもその人達の判断基準となってしまい、更に放送局へフィードバックされ、更にそうした傾向の曲を放送するという循環が生まれる。これらの曲が多くの人達の判断基準になったりしますので、商業音楽は本物がリスナーへ届きにくい土壌があるように思われます。

但し、その中でも人間の心をリードする音楽を作ろうとして果敢に攻め込んでいる人達がいるのも真実です。売れる駄作と売れない良作が火花を散らしているのが現在の音楽シーンであり、それに打ち勝った人達と、その人達が作った歌が、永く支持を受けていくのだと思います。

> マニアックな人達は耳というか、感性そのものもが違って
> いわゆる「音楽好き」に生まれた人のみが反応する音楽というのが
> あるのでしょうか?
いいえ、一歩先行して掴んでいるだけであって、好みさえ合致すれば誰の支持でも取り付けられる筈です。

> 回答者さまも かなりのマニアックな音楽好きの方なのでしょうか?
> もしそうなら、お付き合いする女性の音楽の趣味はどのようであったか
> 差し支えなければ教えて下さい!
趣味は全然違ってましたよ。
ですが、世間一般はこうなのだなあ、とこちらも勉強になったのも確かです。
また世間で流行っているよー、この曲いいよねーとかミーハーな事も言っていたのを「お前さんは何も分かっちゃいない」と説教喰らわしてました。
あとマンガで「悪魔の花嫁」「王家の紋章」「NANA」を読ませられましたが、面白さが女性ほどあまり理解できず。

経験論から言うと、結局の所、人間としての付き合いやすさがあれば趣味なんて一致してなくていいんですよ。

この回答への補足

2つの回答ともベストアンサーにしたいのですが
ひとつ選ばないといけないので、
最初に下さった回答の方にさせて頂きますね。

補足日時:2011/05/01 13:58
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さらに詳しく、ありがとうございます!!

今回の回答も
まさにかゆいところに手が届く…感じです(笑)
じっくり読みました。
音楽の樹形図、「なるほどー!!」です。
二種類の名曲、すごくしっくりきて府に落ちました。

>いいえ、一歩先行して掴んでいるだけであって、
好みさえ合致すれば誰の支持でも取り付けられる筈です。

そうですよね。
実際私も、今までの環境的に出会いがなかった音楽でも
何かのきっかけで新しく知って、お気に入りになったりします。
そう思うと、まだ出会っていない自分の好きかもしれない音楽が
いっぱいあるんだろうなぁと思います。

>世間一般はこうなのだなあ、とこちらも勉強になったのも確かです。

こんな風にお互いに、別に影響というほどでなくとも
受け入れて何か感じ合えるのはいいですね!
マンガも、興味ないから拒否!ではなくちゃんと一読されたんですね。
巻数多いマンガですが、既刊すべて読まれたのでしょうか...

>経験論から言うと、結局の所、人間としての付き合いやすさがあれば趣味なんて一致してなくていいんですよ。

これ、望んでいた言葉かもしれません 笑
なんだか力づけられました☆

一連の説明、本当に勉強になりました。
感謝いたします!
ありがとうございました!!

お礼日時:2011/05/01 13:53

こんばんは



すでに回答されていますが、私の答えは「求めない」。
でもまあ、自分の特異な趣味を相手にも押し付け、ウンチクを語りたがる人はいるものです。

それをしゃべるのは、相手に理解を求めているのではなく、ただしゃべりたいだけって場合が多いと思います。要は自己チューってこと。

村上春樹の小説を読んでみると、主人公は音楽が好きなんですが、必ずしも相手に共感を求めてませんよね?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

付き合う人は全く興味がなくても大丈夫ってことでしょうか☆
気が楽です(笑)

私は村上春樹の小説は大好きなんですが
出てくる音楽の数々、ほとんど知らないです。

知らなくても小説は面白いのですが そこを知ってると楽しさ倍増なのかも
しれません。

主人公は求めてませんね。
大抵、1人で聴いてますしね!

お礼日時:2011/04/27 00:45

参考にならないかもしれませんが、回答します。


結論から言うと、「これいいね」「これは深すぎてよく分からん」と素直な回答をするのが良いと思います。
相手の趣味にどっぷりはまる必要はありませんが、自分の好みにあったものをお気に入りとして常に持っておくと認められるかもしれません。

こういう人達は総じて流行は追いかけず、ミーハーでは無い事が共通事項として挙げられます。
わが道を行くタイプなのですが、もう少し深く言うと、時代に流されない本物を求めている人達です。

かつ、既知のものとして大衆に認められているものであると、大衆が認めているから俺も認めているんだ、というような格好になります。
群集心理に従う事は、自分の好みでさえも自分で決定できない人間なのだといった、ある種の知的障害を想像するので、飽くまで自分の好みを自己決定したという事をアピールする為、コアでマニアックな選択肢を選びがちです。
この為、有名なものほど好きではありません。
この人達が一番好きなのは「無名の本物」です。

更に、この人達は「無名の本物」を他人に見せて喜ばせる事が好きです。
人に感銘を与えさせて「おおっ、すごいね」と言われると、やはり自分が正しかったのだと、自己の思索にフィードバックし、心理的な自己強化が行われます。

この人達に言ってはいけない事が3つあります。

1.ALL YESはNG。

  自分の肌に合うものを「あ、これいいわ。何て言う名前なの? 」と聞くと、聞かれた本人は自分の趣味が対外的に認められますので、基本的に嬉しいと思われます。
  素直にその名前などを教えて貰えれば、趣味を共有できる仲間として認識されたので、これは良いサインと言えます。
  しかし、相手の趣味を全て誉めてしまうと、なんだ、何の考えも無しに迎合しているのか、と話し相手として認めてもらえません。

  自分の感覚に合わないものは「深すぎてこれは分からん」と素直に言えば、言われた方としては、自分の趣味が一般には到達し得ない場所にあるという事が他者によって認められた事になるので、これもまたポイントアップに繋がるはずです。
  世間から自分の感覚が認められない事をある種の誇りにしている人はこんな感じです。

2.明確な否定

  自分の感覚に合わない時に「つまらない」「センスが悪い」と相手の感覚、センス、思考の否定に帰結するような言葉は言ってはいけません。
  相手を認めつつ自分の意見を混ぜる「深すぎてこれは分からん」が良いと思われます。
  尚、「一般的な趣味でないから、これはやめるべき」というセリフはご法度です。
  群集心理から抜け出したいからあえて選んでいるのに、そうした努力と心理を否定してはいけません。
  あまりに逸脱しているのであれば注意してあげるべきなのかもしれませんが、基本的に「世間から乖離しすぎているから一般的な感覚に戻して」という注文はマイナスポイントです。
  それでも相手についていけないような趣味なのであれば、パートナーとして無理だときっぱり割り切る事です。

3.うわべだけの理解

  作品そのものが持つ、本質的な面白さや美しさを理解すべきであり、その共有者を相手は求めています。
  無理に合わせる必要は無いので、分からなければ「むぅ、分からん」で良いと思います。
  逆に面白さ・楽しさの本質を追わずカタログスペックの枝葉末節だけ追っているようであれば、相手にとって煩わしい事この上ありません。
  自分が興味を持ったり、知りたいと思ったりした事に対してちょびちょび素直に聞いていけばいいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答、ありがとうございます!
参考にならないかも…なんてとんでもないです!

長文で詳しく、且つ平易に説明して下さり、大変参考になりました。
私が知りたかった内容が分かりやすく文章化されていて、読むのが楽しかったです!

私が質問でうまく言い表せなかった事までも
しっかり汲み取って頂いて、感謝します。

引き続き質問させて頂いて良いですか?
お時間ありましたら 回答いただけたら嬉しいです。

>飽くまで自分の好みを自己決定したという事をアピールする為、
コアでマニアックな選択肢を選びがちです。

という事ですが、アピールする為とはいえ、
それは単にカッコつけるための道具(アピールしたいが為に、コアな音楽ファンをしている…)
ではなく、やはり音的にそれが大好き!!な訳で素晴らしいバンドや曲であると
認識されているわけですよね?
単にアピール目的で、好きでもない音楽は聞けないし、
少し話をしたら知識の薄さが見えると思いますし。

それと、そういった「無名の本物」は、本物であるならば一般の人が聞いても
心打たれる要素があるように思いますが、
知ってる人は知ってる…という域からあまり出る事はないような気がします。
単に、TVやラジオを通して不特定多数に届く事が少ないからでしょうか。

マニアックな人達は耳というか、感性そのものもが違って
いわゆる「音楽好き」に生まれた人のみが反応する音楽というのが
あるのでしょうか?

また、要領を得ない文章ですみません…。

回答者さまも かなりのマニアックな音楽好きの方なのでしょうか?
もしそうなら、お付き合いする女性の音楽の趣味はどのようであったか
差し支えなければ教えて下さい!

お礼日時:2011/04/27 00:41

特には求めないよね。


既に個人的な歴史の中で、個人的なペースで育んでいる感覚が
支えている趣味だから。
勿論聞かれたら答えるし、興味があるならそれに対しては
自分なりの言葉や姿勢で伝えようとはすると思うけど。
別に理解される事までは求めないんだと思う。
簡単に伝えられるものでもないからね。
自分の中で「丁寧に」温めている、掘り下げている感覚が強い。
むしろ、そういうものなんだと。
さらっと自分とは「違う」感覚として受け止めてもらえる方が楽かな?
勿論その固有の感覚の「共有」に特別な関係の入り口を求める男性も
いるんだろうけど。
その部分はやっぱり個人差だよね。
その相手はどういう人なのか?どういう感覚を有している人なのか?
先ずその部分を先入観を持ち込まずに丁寧に感じてみる事が大切だよね☆
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答、ありがとうございます!

お礼日時:2011/04/26 23:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!