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電子工作、超初心者です。
ゲルマニウムラジオを作りました。

コイルは12m程のエナメル線をラップの芯に巻きつけたものを使用し、ポリバリ、ゲルマニウムダイオード、クリスタルイヤホンを繋げただけの簡単なタイプです(アンテナにACプラグの片方の足だけににエナメル線を繋いでコンセントに差し込んで聞いています。アースももちろんとっています)。

ネットや本を見ていると470kΩの抵抗を繋げたタイプがありますがありますが、なぜ抵抗をいれるのかが分かりません。自分のつくったラジオに抵抗を入れても意味はあるのか?ちなみに抵抗をいれているラジオは鉄芯を使ったコイルを使用しています。それでなのでしょうか???

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

身も蓋も無い回答ですが、端的に言うと、



"ゲルマニュウムダイオード"と"クリスタルイヤホン"について
性能が高いものを使っている場合は必要。
そうでなければ、無くても問題が発生しないことも多いです。

"クリスタルイヤホン"について、
理想的な"クリスタルイヤホン"は直流電流を通しません。
"ゲルマニュウムダイオード"について、
理想的な"ダイオード"は逆方向に全く電流を流しません。

そのことを念頭において回路図の
"ゲルマニュウムダイオード"と"クリスタルイヤホン"部分を
眺めてみてください。動作して程なく、
"クリスタルイヤホン"の両端に電荷が充電され、最大波高電圧で安定
電圧が下がらない=音声振幅が伝達できないので音が鳴らなくなります。

ただ、現実に存在している"ゲルマニュウムダイオード"と"クリスタルイヤホン"は
理想部品ではなく、いくらか漏れがありますから、性能が低く漏れが充分あれば
並列抵抗が無くても問題がおきないことになります。

"クリスタルイヤホン"についてですが、現在"クリスタルイヤホン"として
売られている物のほとんどは、実は"セラミックイヤホン"です。
開口部から内部を覗き込んでみて、金色で平らな金属板が見えませんか?
http://www.k5.dion.ne.jp/~radio77/report/s200.htm
http://www.k5.dion.ne.jp/~radio77/report/s100.htm

本物の"クリスタルイヤホン"と、例えば逆方向に漏れ難い真空管整流と
の組み合わせ等だと抵抗は必須になります。
http://bbradio.web.infoseek.co.jp/germa14/germa1 …

>自分のつくったラジオに抵抗を入れても意味はあるのか?
試しに入れてみるのが良いと思いますよ。
"ゲルマニュウムダイオード"と"クリスタルイヤホン"が良いものであれば
音が大きく聞こえるようになる可能性がありますし
変化なしとか、逆に小さくなる場合、"ダイオード"と"イヤホン"を換えてみる
という楽しみ方があります。

この回答への補足

理論的に答えて下さりありがとうございます。大変勉強になります。
1.「理想的な"ダイオード"は逆方向に全く電流を流しません」とても気になっていた事で、テスターで計ると逆方向にも針が触れました。本などには「実際は微弱ながら逆にも流れている」と書いてあったので、この事がダイオードの性能に関係しているとは全く考えが及びませんでした。
2.実際、自分の作ったラジオに抵抗を入れて試してみたところ、全く変わらなかったものですから疑問が膨らみました。「理想的な"クリスタルイヤホン"は直流電流を流さない」と「実は"セラミックイヤホン"」始めて知りました。実はクリスタルイヤホンの中身が気になってて分解してみようかと思っていたところです。
3.「真空管整流」についてはまだそこまで勉強していないの全く分からないのですが、気になっていたところなので徐々に学んで行こうと思います。

参考HPも記載して頂き本当にありがとうございました。いい歳したおばさんが電子工作なんて可笑しいですが、前々から興味を持っていて。ゲルマニウムラジオってとても奥が深いんですね。ますます電子工作にはまりそうです。

補足日時:2011/04/30 09:40
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私も50年以上前、ラジオ少年でした。

当時は感度の悪い鉱石ラジオでした。
何ヶ月もお小遣いをためて300円でゲルマニュームダイオード1本を買ったときの
嬉しさは今でも覚えています。

さて原理的な話ですが
放送電波をダイオードで検波すると出力は
1.高周波
2.音声
3.直流
の3つの合成になります。
高周波はコンデンサで逃がし、直流は抵抗で逃がし
残った音声電流をイヤホンに流すと放送が聞こえると言うわけです。

上の説明は専門的過ぎるので一般には
高周波と音声の混ざったものをコンデンサでならして音声に変えるという
説明が使われます。この説明も正しいです。

でも抵抗もコンデンサも入れなくてもうまく動くことがあります。
それはイヤホンがコンデンサの性質と抵抗の性質も少しは持っているためです。

なお電灯線をアンテナにするなら耐圧2~300V、
100pFのコンデンサを必ず通してください。
下手をすると感電やブレーカを飛ばすことになります。
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この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。なんとなく分かったような分からないような…。いくつもの抵抗やコンデンサーを入れた回路もありますね。なぜだろう?と疑問に思っています。

お礼日時:2011/04/28 22:51

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