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不動産会社の経営者です。

銀行が融資を検討する際、不動産を担保に取りますが、
返済が滞った場合には、当然担保を実行するわけですよね。

それがゆえに、時価の6掛けとかといった金額しか融資してくれない場合もある。

でも、そもそも競売になりそうな案件はやりたくないということなんでしょうか?
担保の実行ということになると、銀行内部では減点されるのでしょうか?

A 回答 (1件)

>返済が滞った場合には、当然担保を実行するわけですよね。



その通りです。

>それがゆえに、時価の6掛けとかといった金額しか融資してくれない場合もある。

この場合もあります。
が、債務者の信用度も関係します。
返済事故の可能性が高くなれば、担保物権価値の○掛けが最大融資額になります。
反対に、返済事故の可能性が無い者には、担保物権価値の満額を融資する事もありますよ。
金利自体も、融資申込者の信用状態で変わりますよ。

>そもそも競売になりそうな案件はやりたくないということなんでしょうか?

その通りです。
不動産融資の場合は、返済事故が予測できる債務者には融資はしたくありません。
ご存知の様に、銀行はボランティアではありません。
赤の他人から低金利で資金を集め、高金利で融資する事で利益を稼いでいます。
「他人の褌で相撲を取る」のが、仕事です。
行員の高給保障・株主への配当を行なう為には、他人の資金を運用しているからと言っても「ドブに棄てる行動は不可」ですよね。
ポンコツ民主党政権だと、国民から集めた税金は「自由にドブに棄てても、無責任・免責」ですが、銀行経営者は「株主訴訟で、莫大な損害賠償責任義務」を負います。

例外的に、みず○銀行は誰も責任を取る事はありませんがね。
合併によるシステム障害発生でも「予想より少ない、たった3万件の障害だった。システム統合は、大成功だ」
と、ポンコツ前○(当時)ホールディング社長が記者会見で述べています。
今回のシステム障害も、誰も責任を感じていません。
「起こるべくして起きた事件」なんですがね。推測では、6億円ほどの他人の預貯金が消えています。
三菱・三井住友では、考えられない反応です。
銀行業界・システム業界では、反面教師として「みず○の事例」は教科書になっています。^^;

>担保の実行ということになると、銀行内部では減点されるのでしょうか?

減点には、なりません。
本部から「今後の融資は、○点以上を合格とする」と、定期的に命令が各支店に届きます。
(融資を増やすか、貸し渋りをするのか。貸し剥がしをするのか!と、色々と命令が届きます)
支店審査部では「融資申込み情報に基づいて、採点(加点式又は減点式)するだけ」ですからね。
後は、支店長決済で「ボーダーラインの対応を協議する」だけです。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。

不動産投資をやっていますと、
確かに、返済期日どおりに物件が売却できないパターンがあります。

それは、上値を狙って交渉していると、
返済期日に間に合わなくなってしまうということです。

いつもは、期日通りに返済することを優先してはいますが・・・。

私の会社に対する、銀行からの信用度がどうなっているかを常に意識したほうがいいのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/04 15:09

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