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コンクリート床の下が湿って、床に雪のようなものが
ふわふわと付着しています。

風呂の外の壁にも同じようなものが付着しています。

いったい、これは何でしょうか。

カビ? 

A 回答 (2件)

エフロレッセンスか白華です。

ともに白い華状のものができます。

エフロはカルシウムイオンが水の移動とともに表面に移動し難溶性のカルシウム塩として析出したものです。
白華は水の溶解したアルカリ分が水の移動により表面に析出し、大気中の二酸化炭素と結合し生成された化合物です。


原因としては、ひび割れによるものと湿度勾配によるものがあります。さらにアルカリ分の多いセメントや海砂を利用した場合で起こるケースが多いです。

この結果コンクリートの劣化は通常よりもさらに進行し、鉄筋の防食機能が低下します。

最も心配なのがひび割れです。目には見え難いほどのひびでも発生します。したがって必ず調査対応した方がよいと思います。ひび割れが大きくなりさらに水が漏れる状況になってしまうと、特に風呂場では修繕も大変です。どちらのお住まいかは分りませんが、極端な話、冬季にコンクリート内浸入してきた水が凍結してしまうと、その膨張でさらに被害は拡大し悪循環となってしまいます。

なお、遊離石灰という場合もあります。これですとセメントの成分の流出となるので懸念は拡大します。ひび割れが大きく水が通りやすくなるとセメント成分が析出し、表面で乾燥し白くなってきます。

この綿状のものは手でも取れますが、また出てきますので、根本的な対策ではありません。通常はひび割れ補修程度でも取り合えず問題はないでしょうが、本来は原因を調査し、それに対応した対策が必要です。あまりに大きくならないうちに一度見てもらった方が良いと思います。

設計事務所か工務店かで診てもらうことをおすすめしますが、たぶん診るだけなら無料でしょうから、1社ではなく何社か診た結果で判断した方がよいでしょう。また会社の総務や知人にでも聞いて見ることがよいと思います。

いずれにしろ、現状をよく把握し、いつ頃から発生したのか、ひび割れはあるのかなど、まだ面積的にも小さく湿っている状況も少ないのであれば、すぐにどうこうの被害はありませんが、長期的に見た場合やはり被害の少ないうちに直しておくことが費用面でも長持ちさせる点でも有利です。

以上です。
被害が小さいことを祈ります。
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この回答へのお礼

以外と深刻なように思いました。
至急に対処したいと思います。
詳しく教えて頂きありがとうございました。

お礼日時:2003/10/04 23:20
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この回答へのお礼

やはり困っている人がいるんですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/04 23:53

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