プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

『江』を見ていて疑問に思った事があります。
お城の中で暮らす人々の部屋には鍵がかかってない
と思うのですが、いろんな人(使用人等)が住む中
盗難等なかったのでしょうか?

お城≒マンション のような物と理解してよいのでしょうか?

お初が後に結婚する人を城内でチラッと見かけた前回の描写から
自分の部屋を出る時は いわゆる部屋着では出れなかったのでしょうか?(誰に会うかわからないから)

A 回答 (5件)

 明治時代、ハインリッヒシュリーマン、イザベラ・バードなど日本にやってきた人たちがいろいろな旅行記を書いていますが、旅館の、襖で仕切られただけの部屋でも、全然お金が盗まれないので驚いています。



 どの本だったか忘れましたが、数日間出かけて戻るために旅館の主にお金を預けようとしたら、「お預かりします」と言ってテーブルの上に置くだけだったので、盗まれないのかと聞いたら、「盗まれません」と返事をした。もどってきたら、置いた時とまったく同じようにお金が置かれていた、とか書いてありました。

 誰が泊まるか分からない旅館でさえそうですから、いわんや城内においておや。

 お城は、マンションではありません。質問者さんの家(個人の邸宅)のようなものです。そこへ使用人が小部屋をもらって住み込みで仕事をしているようなものです。

 自分の部屋から部屋着では出られなかったか、という記述はみたことがありませんが、たぶんそうでしょうね。

 篤姫でも、誰かが起こしに行くまで起きないでください、と言われたり、とこに寝たまま髪を梳かれたりしているシーンがありました。あんなものだと思います。

 ただ、城は、殿様の個人住宅兼仕事場ですが、女性たちが住む「奥」はいつでも誰でも行ける場所ではない(徳川時代の江戸城の大奥ほど整った制度ではないようですが)ので、顔見知りのお手伝いさんに対してでもよほど慌てたと思われたくないとか、「女のたしなみ」でそうやっているだけで、誰か知らない人に出逢うから、ということではないように思います(確証はありませんが)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳しいコメントありがとうございます。
興味津津で楽しく拝見致しました。

自分なら、旅館の襖で仕切られただけの部屋に
寝泊まりなんて 絶対できないです。
鍵のある部屋が当たり前の生活に慣れてしまってて。

いろんな歴史の本をこれからでも読んでいこうと思います。

お礼日時:2011/05/18 21:24

平安時代に至っては、壁や襖すら無かったそうです。


せいぜい几帳と呼ばれる一種のスクリーンだけ。
視界は遮る事はできても音なんてだだ漏れだったそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます☆

とても私は生きていけません。。。

お礼日時:2011/05/18 21:11

 今も普通の日本人の家庭や集団では施錠はしませんね、無論、最小の事項(裸体や排泄、或いは性行為)以外はプライヴァスィへの方策ってないでしょう。


 そういう中での生活習慣ですかた。

 私も46年大学に居ましたが、最初であった学長は旧内務省からの次官ですが、お酒はすきでした。
 学長室で飲む事はなかったが、贈り物はすごくあった。すごくいい酒。
 若造で何でも許されていた我々は、夜になるとそこから勝手に持ち出し、のんでいました。
 学長に聞かれた時は、いただきました。で済みました。
 
 まぁそんなこともありますが、ゲンナマに手を出すなでした。
 そこらにおいてあるものはみんなのものでした。
 秘密ってのも余りなかったが、不思議に秘密はすぐわかりました。
 みんな親族みたいでしたね。

 どもも部屋の造りもみんな秘密や何かを取られないようになんて考えていなかった。

 学生寮:旧寮もみんな一緒。防犯はない。警察だけは来させない。一階が男子二階が女子。旧青年道場だから和式建築。防犯もプライバシーもない。
 新寮:同じ、個室は鍵がかかるが、誰も施錠しない。各階の要所要所に冷蔵庫があるが、そこに名無しで入れておくと、誰かが頂いてしまう。
 そんなことでがたがたいう人は寮生活はできない。お互い様。確保したいならちゃんと名前を書いておけばいい。
 日本はお互いプライヴァシーってないですね。そっと大事にするでけでう。施錠もしない。
 昔も今も、我が家は施錠しないことがあります。
 1920年代~1950年代はこの区道だって、通る人は近所の人だから、誰も施錠しない。日本の特質ですね。
 でももうそれは通じないな、いけない。泥棒される事は、決して無罪ではない、共犯ですね。気をつけます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます☆

みんな親族 そう考えると納得ですね。

今も施錠されない なんて、ビックリです。
帰宅したら即かっちり施錠してます^^

いろんなお話をありがとうございました

お礼日時:2011/05/18 21:14

ちょっとで盗めばその場で殺害だし、単なる使用人ではない


これが泥棒の抑止力となります。
使用人と言っても、親の代からとか、本人が生まれた時から付き従うというのが核になりますから、盗難なんてのは想定できない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E3%80%9C% …

侍女
須磨(すま)
演:左時枝
市の乳母。
ヨシ
演:宮地雅子
江の乳母。
サキ
演:伊佐山ひろ子
茶々の乳母。
ウメ
演:和泉ちぬ
初の乳母。

こっちの豪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%AA%E5%A7%AB
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%96%9C% …
宇喜多騒動というのがありますが、要はもともと宇喜多家にいた家来と豪姫といっしょに前田家から宇喜多家に来た家来との衝突。
衝突するくらい大量の部下を嫁入りでは連れてきます。

※ 念のため
今回の大河ドラマは、まるでマンションにみんなが住んでいるように描写していますので、あれを史実あるいは、当時の様子だなんて信じないでください。
毎回大河ドラマのコメントを書いていらっしゃる方が、あまりにひどくてしゃじを投げています
http://dangodazo.blog83.fc2.com/blog-category-20 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます☆

詳しいご説明 ありがとうございます。
楽しく読ませていただきました。

江 を見るにおいては そのまま捕らえてはいけない
と、いろんなサイトに書いてありますね。
でも 結構信じてしまってる 自分がいます(笑)

お礼日時:2011/05/18 21:29

元々江戸時代は生活が貧しく、


長屋やお城での生活は必ずお隣さんが見ているから、
盗難は少なかったはずです。
つまり盗むものがなかったので。

しかし一部のお金持ちは盗難の危険性を考え、
蔵に金品をしまいました。

お城にも蔵があります。

また侍は身だしなみが重要でいつ死ぬか分からないので
女性にしても朝から身だしなみはしっかりしていました。
農民は別ですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます☆

お隣さんの視線、それが防犯になるのですね^^

今の時代のように お隣さんを知らない 時代では
なかったですからね~

身だしなみ、私もいつもきちんとしておきたいです。

お礼日時:2011/05/18 21:19

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