準・究極の選択

アメリカで狂牛病の問題が発生したとき、
日本は「全頭検査しなきゃ輸入しない」と言いました。

アメリカ政府は「全頭検査を必要とする科学的根拠がない」と主張しましたが、
日本政府は断固として受け入れず輸入禁止を続けました。

それによりアメリカ経済に大きな打撃を与えました。



そして今、まったく逆の立場になりました。

日本の食品は放射能に汚染されている可能性があるので、
ほとんどの国が日本からの食品の輸入禁止の措置を執っています。

政府がいくら「この数値までは大丈夫」と言っても、
「いや危険かもしれないからダメだ」と言われたら言い返せませんよね。

日本もほとんど根拠無く、ごく低い確率のリスクを避けるために輸入禁止をしてた国なんですから。



さて、このような状況で日本が各国を説得して輸出再開するためには
どのような発言をしてどのような行動をすれば良いでしょうか?



なお、狂牛病問題が起きた当時の与党は自民党ですが、
福田総理が「全頭検査無しでも安全確認が出来れば輸入再開はある」と発言したところ
野党&マスコミから大批判を受け輸入禁止を継続したという経緯があります。

なので、「自民党だったから」という言い訳は通用しません。
むしろ民主党など現与党が強く主張していたことですので。

A 回答 (7件)

情報を正確に早く発信することです。


そして、その情報をいかに評価するかということをわかりやすく説明することが必要です。

まず、日本が情報を隠蔽しているという疑いが国内だけじゃなくて世界に広がっています。
これを払拭するために、SPEEDIのデータを公表することの他、地域を1kmメッシュで切って線量計を設置してリアルタイムで線量を公表すること。
情報の評価については、ホウレンソウの平均的な成人の年間摂取量を毎日1年間食べると健康に影響するというようなばかげた公表をしないことです。

じつは、すでに取り返しの付かない失敗をしています。
日本の暫定基準は、チェルノブイリ事故のとき作られたもので、ヨーロッパからの農作物を非関税障壁で輸入をブロックして国民の健康ではなく、農家を守るため厳しい基準を作ったものです。
今回、それを国内農家にも適用してしまったため、出荷できないようなことになっています。
牛乳などヨーロッパの5倍も厳しい基準でしたが、ヨーロッパは今回日本の基準に合わせて輸入制限をかけてきました。
ヨーロッパの基準がゆるかったのは、あまり厳しくすると食うものがなくなるからです。
でも、今回は違います。日本がそれほど厳しい基準にするなら、そうしましょうということです。

取り返しのつかないことは仕方ないので、今後は情報の正確さとこまめな発信と評価と理解をしてもらえるわかりやすい開示方法の工夫に努めるべきでしょう。


ところで、No.1の方は伝染と感染の区別がついていません。
BSEやO-157は食物を通じてしか感染しないので、伝染病ではありません。
そもそも伝染病という用語自体医学的というより法律的な用語で、医学的な感染症という用語に統一されつつあります。
BSEにしてもO-157にしても従来の伝染病の定義にあてはまらないものです。
しかし、社会的影響の大きさから法的に伝染病に入れることにしたのです。
そういう意味で、質問者様はwikipediaより正確なご理解をされているものと考えます。
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この回答へのお礼

>取り返しのつかないことは仕方ないので、今後は情報の正確さとこまめな発信と評価と理解をしてもらえるわかりやすい開示方法の工夫に努めるべきでしょう。

誠意ある対応をして、なるべく細かい情報開示に努めるということですね。


>ところで、No.1の方は伝染と感染の区別がついていません。

そのようですね。

法的に伝染病とされている以上「伝染病」と言うことはまだいいんですが、
何から何にどうやって感染するかはそれぞれ違うわけで、
wikiに書いてない「他の牛に伝染する」という話を勝手に作った挙げ句、
「wikiを訂正しろ」などと言い出すから困ったものです。

お礼日時:2011/05/20 01:53

 ご指摘の通りBSE問題の時の全頭検査は確かに耳が痛いですね。

さすがに今回の問題で諸外国を責める資格はないと思います(特にマスコミ)。アメリカは自国から輸出する牛肉の3割近くをイキナリわけのわからん理由でカットされたんですから、恨み骨髄、そう簡単に許せるかってとこかもしれません。そもそもOIE(国際獣疫事務局)なんかはずっと「何わけのわからん規制をかけとるの、ニッポン」と言ってたわけですし、日本には何の道理もない。

 とはいえ輸出がこれ以上滞ると日本経済の死活問題になりかねませんので、一刻も早く正常化したいのはやまやまですが、現政府のこれまでの体たらくを見たら何を言っても信じちゃくれないでしょう。
 であれば地道に輸出品目個々に検査をして物理的に証明してゆくしかない。当然余計な費用はかかりますが、外国だって日本の製品を買いたくないわけでもないでしょうから、そのうちに受け入れてくれるようになるんじゃないかと思います。

 ところで、もうグダグダは放っておいてあげていいんじゃないですか。
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No.5の方が私について述べているので書き込みます。


同じことを何度も言わせないでください。No.5さんもwikipediaと言っている以上、私がwikipediaから取っていることは解っているはずです。
私には別段wikipedia以上に色々調べて論じるつもりもありません。大体、「狂牛病>放射能」などという比較は本質的問題設定自体が本質的問題でないのです。wikipediaに「監視伝染病の一つ」と言っているから伝染病だと言っているのです。No.5さんもこのスレッドでグダグダ言っていないでwikipediaを修正してください。私どもネットでググるものにとってはwikipediaをより正確にしていただくのが大変ありがたいのです。
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この回答へのお礼

http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/k …
>第一の誤解は、BSEは伝染病の一つと思い込んでいる人が多いことである。実は、BSEは伝染病ではなく伝達性疾患と呼ばれ、媒介する物が体内に入らなければ牛から牛へ、牛から人へ感染を起こさない病気である。この病気を伝達する物質は牛から牛への感染は主として肉骨粉、牛から人への感染は特定危険部位 (脳、脊髄、眼、回腸)で、これらの媒介物を除けば、牛から牛へ(母子感染以外)、牛から人へ伝播することはまずないと考えられる。


wikiのどこに「牛から牛に伝染する」と書いてるのか言ってみろってば。

伝染病と書いてあるからって「他の牛に伝染する」と
wikiに書いてもいないことを勝手に書いたから反論したわけよ。


wikiに書いてないことをどうやって修正しろと?


wikiを頼るのは結構だが、
思いこみで勝手に情報を付け足して違うとこにばらまく奴が
「wikiをより正確に」だなんて笑われるよ。

お礼日時:2011/05/20 01:33

URLまで出してあげたのに見ていないのだろうか。

先にお断りしたように私は獣医ではないのでネット情報です。
提示したURLを見なくてもネット情報だと言っているのだから検索ぐらいすればいいのに、それもしないでなにを反論したつもりなのか。

ウィキペディアの真偽のほどは調べていません。あくまでもウィキペディアの情報から述べました。
牛海綿状脳症 : 伝達性(伝染性)海綿状脳症(Transmissible Spongiform Encephalopathy, TSE)と表記される場合もある。家畜伝染病予防法によって指定されている監視伝染病の一つ。

このように「監視伝染病の一つ」と書かれているので「狂牛病は他の牛に伝染していく」と書きました。
質問者様は大変お詳しそうですので、ぜひともウィキペディアの記述を修正していただけたらありがたいです。
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この回答へのお礼

記述の問題ではなく日本語理解力の問題かと。


wikiには「伝染」と書いてますが「牛同士で伝染する」なんてどこに書いてあるんですか?

どこにも書いてないのに「伝染」と書いてあるだけで
あなたはなぜか「他の牛に伝染していく」と書いています。


狂牛病は肉骨粉などで経口摂取すれば伝染する。だから伝染病でも間違いではない。
しかし牛が他の牛を経口摂取することは日本ではあり得ないのだから伝染することもない。


これでも理解出来ませんか?


伝染病=牛から牛に伝染する と考えたのはあなたの思いこみってことです。

あなたはきっと伝染病というのを
コレラとか結核みたいな空気感染や接触感染の病気しかないと思ってるんでしょう。

しかしBSEは菌やウイルスが原因ではなく、
異常細胞を経口摂取することに限定された伝染。

だから意図した動きがなければ他に感染することも無いわけ。


http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/k …
>第一の誤解は、BSEは伝染病の一つと思い込んでいる人が多いことである。実は、BSEは伝染病ではなく伝達性疾患と呼ばれ、媒介する物が体内に入らなければ牛から牛へ、牛から人へ感染を起こさない病気である。この病気を伝達する物質は牛から牛への感染は主として肉骨粉、牛から人への感染は特定危険部位 (脳、脊髄、眼、回腸)で、これらの媒介物を除けば、牛から牛へ(母子感染以外)、牛から人へ伝播することはまずないと考えられる。


wikiに書いてある通り「伝染病」とだけ言ってたら何も反論なんかしてないんですよ。

伝染病と書いてあるからって「他の牛に伝染する」と
wikiに書いてもいないことを勝手に書いたから反論したんですが。

お礼日時:2011/05/20 01:28

No.1です。



>思いっきり口蹄疫と勘違いしてますね。
>狂牛病は他の牛には伝染しませんよ。
私は獣医ではありませんのでネットでの情報だけです。
ネットの情報ですので真偽のほどは定かではありません。
しかし、一応、ウィキペディアによれば感染することが書かれています。
思いっきり勘違いしているなどとおっしゃる根拠は何でしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E6%B5%B7% …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E6%B5%B7% …
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この回答へのお礼

どこにそんなことが書かれてるんですか?


>飼料を介した感染が疑われる疾病であるため、当該患畜と同一の飼料にて育成された可能性があるものについては、本疾病について陽性である可能性が考えられるため、本疾病についての調査が実施される。

とあるように、牛への感染は肉骨粉という飼料による感染です。
肉骨粉を飼料に使っていない日本やオーストラリアにおいて
「感染された牛を輸入したことで他の牛に感染して増殖すること」はあり得ません。


あなたは前の回答で
>放射能は増殖しない。
>狂牛病は他の牛に伝染していく。
と書いてますよね?


経口感染はするんだから人間が食べて感染する可能性があるのは当たり前。
でもそれは放射能も一緒でしょう?

放射線だって経口摂取すればガンや白血病を発症する可能性があることぐらい知ってますよね?


以上をふまえて、どこが勘違いじゃないのかを教えてください。

お礼日時:2011/05/19 15:47

政府が発表する原子力の情報を信じる人を探す方が大変でしょう。

ほとんどの、国内・海外の人は政府がなにをいっても信じないと思います。
たとえば、ドイツなどの国の技術者に検査してもらって、その技術者が結果を発表する。
検査の内容には日本は何も口をはさまない。
などではどうでしょうか?
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この回答へのお礼

なるほど、たしかにそれなら文句のつけようがないでしょうね。

ただ、それだと「ほんのちょっとの付着でもダメ」って言われたら
実質輸出できないのと同じですよね。


検査結果が信じられるかどうかよりも、
どうやって「微量の放射線は安全」だと信じて貰えるかが課題だと思います。

まあ日本ですら半信半疑な状態なので無理なことなのかもしれませんが・・・

お礼日時:2011/05/19 15:52

放射能は増殖しない。


狂牛病は他の牛に伝染していく。
だから日本でもイギリスやアメリカなど海外でも狂牛病などの場合殺処分している。
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この回答へのお礼

思いっきり口蹄疫と勘違いしてますね。

狂牛病は他の牛には伝染しませんよ。

感染経路は肉骨粉などの飼料だけ。空気感染はありません。

殺処分するのは家畜として使い物にならなくなるからであって、
他の家畜にうつるからではありません。

お礼日時:2011/05/19 03:08

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