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いつもいろいろご指導有難う御座います。
衛星関係の勉強を始めて、かなりもがいております。

赤道平面についてですが、あまりWEBでも情報が無いので
確認のために教えてください。
既に地球の半径につきましては、ホライズンとバーチカル
で違いがあり、楕円であると勉強致しました。約21Km程度の
違いがあると思います。

赤道平面に関しても異なるのでしょうか?
これにより、衛星のポジションもドリフトし、ある2点に移動してしまう
(当然制御が無い場合)。

添付の図は、そのような意味が描かれているような気がします。
当初は、縦横の半径の違いの図と勘違いしておりましたが、その差が
65mと方位により若干、完全な円では無いという解釈で宜しいでしょうか?

いつも、教えてくださって有難う御座います。
よろしくお願い致します。

「地球の赤道平面の半径について」の質問画像

A 回答 (1件)

 理科年表2009年版に拠りますと、地球の赤道面における形状は、長半径6378136.59±0.10m、扁平率1/(91026±10)で、その長軸は西経14.9291±0.0010°の向きにあるそうです。


 ですから、赤道上では、地球の中心から測った距離が、東経165.0709±0.0010°と西経14.9291±0.0010°の地点が最も長く、東経75.0709±0.0010°と西経104.9291±0.0010°の地点が最も短く、その差は約70mになります。
 そのデータは、地学部の最初のページの「地球の形と大きさに関する最新の値」という箇所に掲載されていますので、近くの図書館等で、理科年表を閲覧されると宜しいかと思います。

>これにより、衛星のポジションもドリフトし、ある2点に移動してしまう

 衛星軌道の変化は、確かに、地球を地軸に対して直角方向に切った場合の断面が、真円ではない事による影響もありますが、その他にも月や太陽の引力や、太陽光線の光圧による影響もあります。
 又、地球同期軌道ではない場合には、特定の経度上に衛星が留まる事はありませんから、制御が無い場合であっても、「ある2点に移動してしまう」事もありません。(例えば、低軌道の人工衛星が、東経75°の上空に移動して留まる事はありません)
 地球同期軌道の場合は、経度方向の地球の形状の違いによる影響が累積しますから、制御されていない地球同期軌道衛星は、東経75°か西経105°の何れか近い方に向かって移動して行き、東経75°か西経105°で移動速度が最大に達した後、減速に転じ、一旦、「初期の経度と、東経75°か西経105°の何れか近い方との間の、角度の差」と同じ角度だけ通り過ぎた後、移動方向が逆になり、再び、初期の経度にまで戻るという具合に、振り子の様に往復し続けるそうです。

【参考URL】
 11 章姿勢 ・軌道制御系 > p.29
  http://www.aero.osakafu-u.ac.jp/as/senda/senda_h …

 静止衛星の打ち上げから寿命後まで
  http://www.interq.or.jp/blue/rhf333/BS-L.HTM
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この回答へのお礼

有難う御座いました。
やはり、70mぐらい異なるのですね。
この事は初めて知りました。

そうですね確かにその他の力が働き実際にはもっと複雑
のようです。今回は、特に地球の赤道面での半径の違いに
拘ってみました。

また、本事項は、GSOに限った考え方と言うのも理解しました。
いつも 有難う御座います。

尚、理科年表は必須ですね。購入を考えてみます。

お礼日時:2011/05/22 18:58

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