プロが教えるわが家の防犯対策術!

 スポ少の野球での出来事です。次のような場合、審判はどう判定すべきだったのでしょうか?教えてください。
 無死満塁で守備はバックホーム体系をとっていたため前進していた。このようなケースで打球は2塁ベース付近の飛球となった。
 結果として、2塁守ならびに遊撃手は前進していたために、打球を追ったものの、わずか及ばず捕球できず地面に落ちた。
 野球規則2-40において「インフィールドフライ」の規定が書かれているが、それによれば「内野手が"普通の守備"をしていれば捕球できるもの」これに対して審判はインフィールドフライを宣告すべきと明記されている。
 もし、前記のようなケースでなければ前進はしておらず、捕球は十分可能と思われたが、規則中の”普通の守備”とはどういう場合をさしているのか、また前記のようなケースの場合、審判はインフィールドフライを宣告すべきだったかを教えてくださいませ。

A 回答 (3件)

「普通の守備」とは、守備位置から考えて楽に落下点に入れると


判断した場合や、既にボールの下に位置して捕球態勢に
入った場合などを指します。

逆に言えば「普通の守備」で捕れると判断したが、太陽が目に入ったり
守備同士がぶつかった(例えばセカンドとショート)などの場合は
インフィールドフライを宣告しても問題有りませんが、強風などで
打球が流されている場合などは、慎重に判断された方が良いと思います。

今回の場合、内野手は後ろ向きに追っていた訳ですからインフィードフライの
宣告をしないのが正しかったと思います。

また、インフィールドフライは、攻撃側が不利にならない様に考えて作られた
ルールです。

今回の場合、実際に見ていないので推測ですがバウンドボールを捕ったとしても
(ダブルプレイは考え憎いので)セカンドで1塁走者を封殺するだけだったと思います。
つまり、アウトカウントが一つ増えたが1点入って、ランナーは1塁,3塁の
可能性が高い様に思えます。
(結局アウトを取れず、満塁も十分に考えられますけどね)

仮にインフィールドフライを宣告すれば、確実に打者走者はアウトです。
しかし、インプレイですから結果として1点入り1塁,3塁(2塁,3塁)は
考えられますが、1点入り満塁は有り得ませんよね。

この事からもお分かりの様に、インフィールドフライを宣告した方が
攻撃側に不利になる可能性が高いので、やはり宣告しなくて正解と言えます。

ただ、ダブルプレイになったとすると、打球落ちた場所等が想像と違うところに
なった事になりますので、現場での判断かもしれませんが、打球を追っている状態で
インフィールドフライの宣告はしにくい気がします。
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この回答へのお礼

 わかりやすい回答ありがとうございます。
 恥ずかしながら、攻撃側が不利にならないように作られたというルールの目的を初めて知りました。
 
 まだまだ勉強中の身ですが、野球はのルールは奥が深く、規定を読んでいたつもりでもいろんなケースに直面すると「ん~」と考えてしまうことが…。

 スポ少では、攻守いずれの場合においても、時折思いもよらるぬ悩ましいプレーが出ます。

 今後も判定に苦しんだケースがあれば投稿しますんで、また良きアドバイスをお願いします。

お礼日時:2011/05/22 06:27

>規則中の”普通の守備”とはどういう場合をさしているのか



=前進守備も何もしない、普通の守備体系です。


>また前記のようなケースの場合、審判はインフィールドフライを宣告すべきだったかを教えてくださいませ。

=インフィールドフライの宣告対象にはならないですね。フライを考えないで前進守備をしてる訳ですからね。あくまでも本塁にランナーを返えさない為の守備体系ですから、普通の守備体系とは言えません。


私が思うに前進守備ではなく普通の守備体系なら「インフィールドフライ」になった可能性は非常に高い訳です。無死満塁だからと言って内野手全員が前進守備をしくのは戦略としては失敗と言わざるを得ません。外野手が前進守備というなら分かりますが、「インフィールドフライ」狙いで普通の守備体系をしく。その上でピッチャーは高めのつり球で空振りか凡フライを誘う。或いは外角低めの球でゴロを打たせて本塁に送球。これが正しい戦略かと。
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この回答へのお礼

 ご意見ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2011/05/23 22:43

野球のルールは難しく、覚えるのも大変ですが、ルールが有るには


理由も有るはずです。

インフィールドフライに関しては、わざと捕らずにダブルプレイを
防ぐのが目的ですから、2死では適応されませんし、ファールでも
同様です。

自分は審判の資格などは持っていませんが、野球に興味を持ち始めた
小学生の頃はそれなりに調べました。

今の様にインターネットなどは無いので、聞いて覚えるか調べるしか
方法が無かったので時間もかかり、人によって違う事を言うので
それなりに苦労しましたけどね。


自分も少年野球の試合を見る機会が有りますが、審判泣かせのプレイが
多いですね。

色々なプレイが混ざると、何を優先させるかで場合によっては得点や
その後のプレイ状況が変わる事も有りますが、短時間に判定をする必要が有るので
ある程度は仕方が無いとは思います。

実際に審判をされているのと、見ているだけとでは違うのかもしれませんが
時々難しく考えすぎて訳がわからなくなる審判もいる様ですね。

個人的には、ルールが出来た理由をシンプルに考えると意外と
スッキリと分かってくる気がします。
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この回答へのお礼

 インフィールドフライの本来の目的ダブルプレーを防ぐ目的という点については、新たに知りえた知識です。
 またの機会にも良きアドバイスお願いします。

お礼日時:2011/05/22 22:48

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