プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

1994年に開催されたアメリカW杯のベストGKに選出されたプロドームについて質問です。

なぜタファレル(ブラジル)ではなく、プロドームが選ばれたのでしょうか?

初代ヤシン賞を受賞したプロドームですが、ベルギー代表はベスト16止まりで、そのドイツ戦では3失点敗退(2-3)しています。

予選リーグのオランダ戦(1-0で勝利)では、プロドーム獅子奮迅の働きでゴールを死守しましたが、サウジアラビア戦(0-1で敗北)含め4試合で4失点。

一方、ブラジル代表のタファレルは7試合3失点。
準決勝、決勝は無失点。

モロッコ戦のスーパーセーブやドイツ戦の終了間際の攻撃参加を含め、インパクトという意味では確かにプロドームの方が強いですが。

タファレルではなく、プロドームがヤシン賞に選ばれた理由は何でしょうか?

対オランダに限れば、プロドーム無失点、タファレル2失点ですが・・・。

A 回答 (1件)

プロドームも名キーパーなので不思議ではない結果だと思うのですが、


私の記憶が確かなら、タファレルは決勝でFIFAのW杯大会規約を無視して、
後日試合出場停止処分を受けるような違反をしていたように記憶しています。

具体的には、メーカーロゴが規定よりも大きく表示されているキーパーグローブを
着用して決勝戦に臨みました。
GKのグローブについているロゴは、露出が多く、メーカーにとってかなりの
宣伝になると考えられています。
少なくても当時のW杯においては、そのメーカーロゴの大きさが厳しく決められており、
当時の出場選手は、通常使用しているグローブよりロゴが小さいW杯仕様のグローブを
着用していました。

タファレルは、決勝戦で処分覚悟でメーカーロゴが大きいグローブを着用したと
言われています。(後日のサッカー雑誌でタファレルの契約メーカーが決勝での
タファレルの写真を使った広告を入れていました)

このことが影響したかどうかは正直分かりませんが、もし質問者の方が言うように、
タファレルがベストGKであって然るべきで、減点材料があるとしたら、このことしか
思い浮かびません。(もちろんプロドームも世界No.1 GKと言われた時期もあるので、
ベストGKに値するとの見方もあるとは思います。)

メーカーが与える影響については、98年フランスW杯のロナウドの件などもあるので、
もしタファレルがベストGKになれたのであれば、彼も犠牲者なのかもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答をいただきまして、誠にありがとうございました。

非常にお詳しい回答者様にお答えいただき、大変うれしく思います。

タファレルにはそのような減点があったのですね。

キーパーは、目に見えない活躍(コーチングなど)やチームに与える安心感など評価が難しいですね。

ですが、プロドームのパフォーマンスは秀逸でしたね。

95年に震災復興チャリティーマッチで、バルデラマらとともに来日したことは、よい思い出です。

お礼日時:2011/05/26 15:50

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!