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タンパク質がフェノール処理によって変性する事はわかったんですが、その原理がわかりません。
あと、RNAがアルカリ加水分解を受けやすいのは、なぜですか?

A 回答 (2件)

>RNAがアルカリ加水分解を受けやすいのは、なぜですか?



昔学部の講義で習った記憶があります。

DNAとRNAの最大の違いは、2'-位にOH基があるかないかです。
塩基性条件下では、2'-位のOH基の水素が解離します。
2'-位のO-が3'-位の酸素と結合しているP原子を求核攻撃することで、
2',3'-環状リン酸が形成され、その際隣接するリボヌクレオチドの
5'-位とのP-O結合が切断されます。

>タンパク質がフェノール処理によって変性する

こっちの方は正直分かりません(^^;)

フェノールは、
ポリペプチド鎖を加水分解するほど酸性でも塩基性でもありませんし、
グルタミン酸などとの反応も、酸クロにしなければ反応しませんし...

ここは想像ですが、フェノキシドイオン(OPh-)が蛋白質構造内に入り込み、
水素結合、疎水結合、イオン結合などを切断してしまうからではないでしょうか?

少なくともフェノール自体が化学的に側鎖を修飾することは無いと思います。
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タンパクについてのみデス・・・.



タンパク質が,その立体構造を保つ力は,「イオン結合」「水素結合」「疎水結合」「S-S結合」の4つです.
タンパク質が変性するということは,これらの結合が壊れるということです.

フェノールは,その構造からも見てわかるように,強い疎水性の物質です.
したがって,タンパク質をフェノールの中に入れると「疎水結合」が壊れ変性します.

疎水結合は,タンパク質の構造維持にもっとも大事な力です.




たぶん・・・.
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