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東日本大震災の津波で地域一帯が流されたにもかかわらず、小さな祠だけの神社が残ったとのニュースを見ました。
若林区荒浜です。

「狐塚神社」「おキツネさまの休憩所」などと呼ばれているそうですが、この神社の由来や御祭神などご存じの方はいらっしゃいますでしょうか。

神社というよりは個人で管理していた祠なのかなとか、名前からいって稲荷を祀っているのかなとか思いますが、どうもはっきりした記事は見つけられません。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

仙台の知人にメールを送りましたが、たぶん返答があっても時間が掛かるでしょう。


地元の方々はまだそれどころじゃない気がしますが、郷土史家という人が必ずいるので、ご存知かもしれません。
個人所有の土地のお宮なので、所有者の方に聞けば知っているかもしれませんが、ご主人は亡くなり、ご妻女様がいらっしゃいます。現状では聞ける状態ではないでしょう。
また、由緒があれば教育委員会が資料を持っていることも多いです。
なかなか回答が得られない事を考えて、今ある資料から想定してみます。

もともと稲荷と称するものはどなたを祀っているか判らない場合が多いです。
稲荷とは宇迦之御魂神(倉稲魂命)を祀るという事ではなく、地域の農業の繁栄を祈るものだからです。
漁港でも釣果に関しては稲荷を信仰し、安全のためには水神や弁財天を祭るという場合もあります。
誰が祀られているか分らない祠に、住民が倉稲魂命を勧請する場合もあります。

なので、第一に開拓した人々の念をこめての祠であった可能性が高いです。
最初から稲荷であったかどうかは分りませんが、岩沼市の竹駒神社と塩釜市の塩釜神社を結ぶ街道沿いにあったことから「おキツネ様の休憩所」と伝えられてきたそうなので、そこから稲荷と呼び始めたのかもしれません。

以前祠(宮)があったかどうかは分りませんが、河北新報に拠れば、「祠は17年ほど前に夫が建てた。丁寧に手入れをしてきたほこらだけが残った。夫は守って貰えなかった」と遺された地主のご妻女様への取材が載っている事から元はもっと小さな祠か碑の様な物だった可能性もあります。
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この回答へのお礼

ずっとインターネットから離れた生活をしていたため、御礼をするのが大変遅れてしまいました。
誠に申し訳ありません。

確かに、現地の方に聞くのは気が引けます。
大変ご丁寧な回答をいただいて、感謝しております。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/10 11:02

 宮城県仙台市若林区荒浜のことですか。

自治体の生涯教育担当部局か郷土史などの担当部局がご存じだと存じます。
 或いは自治体の公共図書館とか。
 直接に答えられなくても、調査の方法などを教えてくれると存じます。
 或いは、昔から“講”というのがありますから、ご近所でここの講の世話人はどちら様でしょうとお尋ねになれば素晴らしい昔に出会えるでしょう。

 私も江戸五街道のひとつの最初の宿場である祠堂を拝んでいて、素晴らしい講の方々にお会い出来ました。
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この回答へのお礼

ずっとインターネットから離れた生活をしていたため、御礼をするのが大変遅れてしまいました。
誠に申し訳ありません。

調査の方法を聞くという手もあるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/10 11:00

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