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こんばんは。

今日、学校で「会員名簿を作る」という練習問題を解いていてフト思ったのですが、「おお」で始まる名前の人って、ローマ字表記はどうするのが正しいのでしょう?

普通は「OH」だと思うのですが、「大内さん」で表記すると「OHUCHI」となって「おふち」さんと読めないこともないですよね?
このように「おお」の次に母音が続く人のローマ字表記ってどれが正しいのでしょう?
「OOUCHI」になるのでしょうか?

友人とも話し合ったのですが、結論が出ませんでした。
皆さんはどうお考えでしょうか?

A 回答 (10件)

こんばんわ。


 
 日本語のローマ字表記の方式はいろいろあって、統一されているわけではありません。
 国際規格,英米規格,内閣告示,ヘボン式,パスポート式,99式があります。

 ですから,「OUCHI」,「OHUCHI」,「OOUCHI」,「OUUCHI」,「OUTI」……いずれが正しいというのはありません。

参考URL:http://www.halcat.com/roomazi/faq.html
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追伸  #4 naomi2002 さんの囘答の中に 「小野」と「大野」が ともに Ono となる不都合が 指摘されてをりましたので 一言.



これも「現代かな遣い」の作り出す 混亂に他なりません.

正統の假名遣ひでは 「小野」は「をの」 「大野」は「おほの」です.一千年以上さう「表記」して 問題は何一つ無かつたのです.日本語を すべてローマ字で書かせようなどと 愚かな文部官僚と御用國語學者が 假名遣ひを 破壞するまでは.

さて 随つて それぞれ Wono と Ohono とすれば 決して混同は 起り得ません.あとは 發音記號[きがう]にでも まかせれば良いのです.言葉の「表記」といふものは 如何なる言語であれ さうしたものなのですから.

かうした國語問題を 根本から理解なさりたければ 福田恆存(つねあり)著「私の國語教室」(文春文庫)を 讀まれる事を 御勧めします.名著中の名著です.
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以前の私の囘答は すべて削除されました.まあ 仕方ない.本質的な話といふものは 理解するのは面倒なものですから.とばつちりで naomi2002さんの囘答も削除され さぞ嫌な思ひをされたのではないかと 同情いたします.



それは さて 申しあげたかつた事は ローマ字表記の混亂は 單に偶然起つた事では無いといふ事です.起るべくして起つた問題である事を 知つて戴きたかつたのです.つまり 發音といふもので 言葉の「表記」といふものを 安直に統制しようとした爲に 日本語の 假名[かな]による表記は かつて無く混亂し その表現力は 著しく低下してしまいました.その結果として ローマ字表記の混亂があるのです.その事情に いささかなりとも 關心を持つていただければと 願ふばかりです.

が ともかくも質問は 「大内さん」のローマ字表記です.まづは 私の御薦めする それを.

Ohouchi が 私の あるべきローマ字表記と考へる 綴りです.以下暫くを FAQ風の遣り取りで 手短に.

Q:その根據は.
A:傳統に則つた「大内」の 假名表記は 「おほうち」であるからです.しかも 「おほ」の假名の組合せは 漢字を宛てれば 「大」の字を用ゐる言葉 「おほきい(大きい)」「おほらか(大らか)」「おほしま(大島)」など 總てをほぼ獨占し 「おほ」は「大」(時に「多」)の意味である事が 一目瞭然となる工夫まで されてゐたのです.これを捨去る理由は何處にも ありますまい.
Q:發音は.
A:「おほ」の表記は 「お」の長音として 發音します.それが 傳統的な讀み方です.もつとも 假名文字成立の頃は 「おほ」と發音されてゐたとも 言はれてをりますが.
Q:そのまま 「おほうち」と 發音されてしまふではないか.
A:發音は 訂正すれば それで 濟みます.話し言葉とは さうしたものです.たとへば同音異義語を説明しなほしながら話を進める事などは 日常茶飯事でせう.大切なのは 表記としての 正統性です.何しろ 目の前にゐない人に 讀んでもらひ 「意味を傳へる」事が 「表記する」事の 第一の目的なのです.發音は 時代とともに變化してしまふものなのです.文字として 殘るのですから 基本を傳統的な表記法に求めるのは 當然の事でせう.
Q:Ouchi, Oouchi, Ohuchi, Ouuchi では どうしても駄目なのか.
A:駄目ではありません.苗字にも 四月朔日または八月朔日と書いて「わたぬき」と讀ませる方も をられるくらゐです.その方達に 「綿貫」と書けとは誰も 言へますまい.問題は 發音などといふ基準のみにより 表記を云々する 考へ方です.因に フランス人に Ohouchi を發音させれば「は」行の發音は「h」抜きとなり 「あ」行と同じやうに發音し 「正解」してくれませう.
Q:フランス語より 英語が共通語となつてゐるのだから Ohouchi より 他は 増しではないか.
A:英語圏では Ouchi の ou は 「アウ」と發音されかねません.out の「アウ」です.随つて「アウチさん」に なりかねません.いやはや まこと 痛々しい.O の頭に 横棒を引く手も 時折見掛けますが 一般の英文で さうした表記を見る事はありませんから 別途 説明する必要が出て來るのでは ないでせうか.また Oouchi は 「現代かな遣い」の表記である「おおうち」に對應[たいおう]してをりますが  oo が「ウ」または その長音と受取られかねない事は #4の naomi2002 さんの 指摘のとほりです.また 發音を正確に傳[つた]へたいと 言ふのであれば 「おお」は ふたつの「お」では無く 「お」の長音ですから やはり 説明を要しませう.次に 近頃流行りの 「h」を組込む Ohuchi ですが oh が「お」の長音であるとは 日本人の勘違ひで oh の發音は 二重母音の「オウ」となる.すなはち 「オウウチ」となり これも 正解とは言へません.餘談ですが ダイエーの王監督は 「現代かな遣い」では「おう」と かな表記しますから 「Oh」で「正解」です.因に 傳統的な假名表記では 「王」は「わう」と書きます.これなら 誰が見ても 「わうかんとく(王監督)」を「おほかんとく(大監督)」と 讀み間違へる事は ありません.傳統に則つた假名表記といふものは 何と細やかな配慮がなされたものであるかが 良く判る例と言へませう.そして 最後の Ouuchi となると そもそもの「現代かな遣い」の「おおうち」と 初めから訣別する事となります.
Q:では どれも駄目と いふ事か.
A:つまり 發音に囚はれてゐる限り どれも 問題は殘るのです.その點は Ohouchi の場合も 同じです.そして 更にです.もし正確に發音を讀み取つてもらへたとしても それに英語特有の アクセントなどを加へて發音された日には それまでの苦勞は 水の泡となる.また 先ほどは「正解」したフランス人の場合ですが 逆に「平山」や「藤澤」など 「h」を含む名前などでは 「イラヤマ」「ウジサワ」と 發音しませう.つまり 發音とは さうした程度のものなのです.そして そんな事は 「世界の常識」と斷言して良い.つまり 「現代かな遣い」から始まつた「發音第一主義」といふ「狂信」こそが 世界の「非常識」だといふ事に 他なりません.

英語のアルファベットの歌 つまり「ABCD EFG HIJK....」 といふ あの歌は 皆さん御存知でせう.あのABC の連なりを 意味ある單語や文章と誤解する人はをりますまい.ABC は それぞれの文字の名稱に過ぎません.時に 發音そのままを用ゐる事があつても おほかたの單語では ABC の儘[まま]使はれる事はありません.皆樣々に組合せ 元の發音とは異なる使はれ方をするのです.この爲 はじめは 戸惑ひませうが 慣れてしまへば 何の不思議も無い.それに文句を附ける人など をりません.

つまり どの國の言葉でも 表記と發音とは 一致しない筈のものなのです.それよりは 言葉の意味を 正確に傳へる事が 先決だからです.しかし これは何も すべて巧[たく]んで綴りを變[か]へた といふ事ではありません.發音が同じであつても 意味も語源も異なるからです.そして それが 異なるからこそ 發音による統一などといふ 愚かな事をせず 綴りの違ひを その儘に 殘してゐるのです.

日本語の傳統的な假名表記も 「いろは」の四十七文字を あたかも英語が アルファベットを驅使するやうに巧みに用ゐて 同音異義語を表現し分けてゐたのです.すなはち 「お」の長音にも 意味や用法により 「おほ」「おう」「わう」「はう」とあり 「現代かな遣い」が 「おお」と「おう」のみで 同表記の異義語を 粗製濫造したのとは おほちがひです.この爲 文章をすべて假名書きにしたとしても 傳統的な表記であれば 遙かに判讀が しやすいのです.隣り合ふ言葉との 區別が 樂に出來るといふ譯です.假名書きにすれば 傳統に則る表記の方が 遙かに優れてゐる事が 良く判るのです.

さて 我々がローマ字を學ばさせられたのは 何故なのか 御存知ですか.しかも 國語の授業の中で.奇妙な事と 考へた事は ありませんか.

今は 文部省も 惰性でローマ字を教へてをりますが はじめの目的は やがて日本語を すべて ローマ字表記に 持ち込む爲だつたのです.だからこそ 國語の中で 取り上げられてゐるのです.その第一歩が 「現代かな遣い」といふ 「発音第一主義」の 規則だつたのです.

興味が あれば 「アメリカ教育使節団報告書」(講談社學術文庫)を 御讀みになると その事情が よくわかります.fanmail89 さんも 私も その中で 踊らされてゐた事が.
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日本語をローマ字で表記する方法を、どんなに工夫してみても、所詮は日本人が日本語を表記するために考えることであって、いわば日本語のルールの枠を出るものではありません。


例えば、「オオ」を「oo」と表記することにすれば、日本人にとっては非常にわかりやすいのですが、英米人がこれを見れば、「ウー」としか読めないでしょう。
同じように、中国人・韓国人なども、自国の地名や人名のローマ字表記は、それぞれ自分たちの決めたルールにしたがって書いています。これも言ってみれば、その国の言葉のルールの枠内のことですから、その言語を知らない人は、ローマ字表記を見ても正しい発音ができない場合が多いと思います。

長母音をhで表わす方法は、一つの妥協案としては良いと思いますが、これもご指摘のように、「大内」などの場合に問題があります。「おふち」と読まれないために「Oh-uchi」とするのも一案ですが、こうすると二つの苗字をハイフンでつないだとも誤解される恐れがあります。英米人の苗字で一つの苗字の中にハイフンが含まれるものは普通ありませんし、結婚した女性が旧姓をハイフンでつないで使うことはよくあります。(その場合はOh-UchiとUを大文字にしますが。)

という訳で、これが正解と言えるものはないと思います。

とは言え、日本人の名前をローマ字で表記する必要性は否定できませんし、できれば本来の日本語の発音が少しでも正確に相手に伝わるような表記法を工夫したいと思うのも、自然なことだと思います。
ではどうすれば良いのか? 
世界で圧倒的に強い国際語は英語ですから、英語の発音と綴りの関係(実はこれ自体も滅茶苦茶なのですが)に合わせるのが現実的とも思えます。中国人でウーさんという人の名前をWooと書いたりしているのがこの一例です。
しかしこの方法でも、「オオ」などはどう表記したらよいか、わかりません。
さらに、厳密に言えば、日本語にはそもそも長母音も二重母音も存在しないと思います。日本語の「オオ」はあくまでも「オオ」であって、「オー」ではありません。つまり一見長母音のようでも、実は短母音を2回繰り返しているのです。したがって2音節になります。(英語のOhは1音節。)こういうことまで考えないと、本当はいけないのだと思います。考えれば考えるほど難しいですね。
No.8さんがおっしゃるように、どれかを選べば済む話でもないし、さりとてどれでも良いというわけでもない。。。

文部省も国語審議会も、はっきり言えば国語に対して確たる見識もなく、今まで彼らがやってきたことは、本当に日本語を駄目にするようなことばかりだったと思います。日本語のローマ字表記も、彼らに任せてはおけませんね。
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以前似た質問があり


経験者として回答したことがあります
参考にしてください

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=484388

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=484388
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「おふち」と読めないことも有りませんが通常は


「おふち」は[OFUCHI]ですから
「おおうち」は[OHUCHI]で良いと思います。
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3年ほど前から、パスポートでも名前の長音を表わすのにHの文字を使うことが認められたようです。



日本語では母音の長さによって言葉の意味が変わってしまうことはよくあるので、長母音・短母音の区別をを表わすことは当然必要だと思います。(たとえば、「オバサン」と「オバアサン」では、全く違う!) ですから、外務省の判断はむしろ遅すぎたくらいだと思います。

むかし聞いた話ですが、もともとパスポートの名前のローマ字表記には何の制限もなく、自由だったそうです。ところが、あまりにも奇を衒った書き方(例えば「佐藤」をフランス語風にSateauxと書いたりするなど)をする人が現われたため、外務省がいわゆるヘボン式に統一してしまったそうです。
しかし、そのために、たとえば「小野」と「大野」がいずれもOnoとなってしまうなどの不都合もありました。
私の苗字も長母音が含まれているのですが、今のパスポートにはHの文字を入れていません。今度更新するときにはHの文字を入れたいと思っています。

参考URL:http://www.my.emb-japan.go.jp/JP/ryoji/oh-hyouki …
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残念ながら マチマチになっていますね。

「OU」「OH」
「OO」または 「O」の上に棒線を引くか、「O」そのままか。私だったら「OUCHI」と綴りますが。いずれにせよ どれかに統一すべきでしょう。練習問題を提出したあと、先生に聞いてみたらいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

答えというか、その時は「OHUCHI」だったんです。
それで「アレ?あれってオオウチじゃなくてオフチって読めるよね??」って話になって…
ちょうど下にオオタさんが載っていて、「OHTA」と表記されていたんですが、それは問題なく見えたので「この違いはどうなんだろう?」という話し合いになって質問させていただいたんです。

だけどハッキリとした「答え」はないのかもしれないですね(--;
ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 19:52

パスポートに書き込むとき、名前は「ヘボン式」というつづり方を使用します。


これに従うと、大内さんは「OUCHI」か「OHUCHI」です。

「おふちさん」に見えるのを避けるために、「OH-UCHI」としてもいいかもしれませんね。
公式な書類を作るわけではないので、わかりやすさを第一に考えるといいと思いますよ。

http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/hebon/

参考URL:http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/hebon/
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この回答へのお礼

参考URL拝見させていただきました。
そういえば名字だけでなく「ヨウコ」のように名前でも関係のある問題ですよね・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 19:48

こちらが参考になると思います。

(一番下です。)

https://www.nta.co.jp/kaigai/hebon.htm

参考URL:https://www.nta.co.jp/kaigai/hebon.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせていただきました。

しかし、この例なのですが、「オオニシ」さんにせよ「オオコウチ」さんにせよ「オウギヤマ」さんにせよ、「H」の次は子音ですよね?
だから区別はつくかと思うのですが、例で上げさせていただいた「オオウチ」さんは母音がくるのでどうなのかなぁ・・・と思ったんです。

でもジョウオさんが「JOO」だったのはちょっと驚きました・・・(^^;

お礼日時:2003/10/16 19:41

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