プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

高校3年、受験生の者です。
自分の進路について迷いがあります。
私は英語が得意なので、英語を学べる学部に入ろうと思いました。
でも最近になって、自分が本当に英語が好きなのかどうか分からなくなりました。

ただ得意だから好きなだけなんじゃないか?
じゃあ得意じゃなくなったら好きでいられないんじゃないか…
だいたい語学は手段であって、それだけ出来たからといってどうということもないのではないか?
(外国語を一生懸命勉強なさっている方などに失礼に聞こえるかもしれませんが、
あくまで私の感じた事なのでどうか相談に乗っていただけたらありがたいです)

こんなことをいろいろ考えていて、自分が本当に英語をやりたいのかわからないんです。
自分にとっての語学を学ぶ意味が見つけられません。
人がそう考えるなら自分も、というわけでもありませんが、
あなたが考える英語を学ぶ意味、その楽しさを教えてください。
こんな質問ですが付き合っていただけたら幸いです。



 

A 回答 (9件)

#6です



>語学を勉強なさるときに、将来この能力をどう使おうとか考えていましたか?

そもそも大学で学んだ言語を仕事で「使おう」とはあまり考えていません。
実際、多くの外国語学部の学生、特に英語以外の学生は、その専攻語が使う仕事に就いていません。
また、英語以外の学生でも、英語を使う企業に就職することもあります。

大学で学んだことを就職に生かすという考えも決して間違いではないと思いますが、
私自身は、必ずしも一致させる必要性はないと思いますし、それなら専門学校へ行ってくださいと思います。
大学はあくまでも「学問の場」であって、就職活動の為のスキルを身に付ける所ではありません。

たとえば、弁護士になるのに、大学の4年間もかけなくても、世の中には、
1年間で司法書士の資格を取るための授業をするTACやLECなどの(就職)予備校みたいなところもあります。
それなら、大学なんてわざわざ行く必要ないですよね?

それに、どこでどんな知識や能力が役立つかなんて、分かりません。


>私はまだ将来の夢が全く決まっていなくて
>自分がどういう形で社会で役立てるか全然イメージできなくて、
>最終的な目標とか無しに語学を勉強することを選んでいいのかと不安なんです。

どのみちTOEIC800や900取っておいて、英語を必要とする企業が多いのは確かですし、何の損もありません。

ごちゃごちゃ言ってないで、このレベルに到達する努力することの方が現実的ではないかと思います。
ちなみに、いわゆる難関国公立大の合格者なら、特にTOEIC用の勉強をせずとも余裕で600点は行くと思われます。
そのレベルに達していますか?いないなら、どっちみち、そのレベルまで勉強しないと「まともな」大学にはいけないので、
今直面する、受験レベルの英語をマスターする努力をしてください。

それに、大学でわざわざ「英語」の勉強する学部学科に行かなくても、
それなりに「優秀」な大学であれば、英語は必ず必要とされますし、
経済学部生や法学部生、理系が留学するのも当たり前の時代です。
理系なら、100%英語の論文を読む必要がありますしね。
文系でも、真面目に研究するなら、絶対に英語の文献は必要になります。
この辺りは高校生には想像しがたいでしょうが、とりあえずは、
大学でまじめに勉強するには、文系理系、学部問わず、英語が必要ということになります。

よって、
わざわざ英語を手段として学ぶためなら、
外国語学部や文学部のような英語を専門的に勉強する学部に行く必要はありません。

「言語を通して、その話者の文化を見たい」といった変わり者(!?)が、行くところです。
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外国語専攻でも経済や法律も学べるはずです。

きちんと、大学の開講されている授業内容を調べましょう。外国語学科と言っても100%外国語の授業ではあるはずがないでしょう?
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追記です。



http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

こちらも参考になさってください。
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「言語は手段である」という考えがあるのは分かります。



そして、この考え方が現在の主流であり、私自身、言語にそういった側面があることも、重々承知しています。


しかし、私は、そう考えていません。

私にとって、言語とは、その言語を話す人たちの物の見方を示すものです。

私がこう考えるようになったのは、『ことばと文化』(鈴木孝夫著)という本を読んだからです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81 …
大概の図書館にある名著ですから、よかったら読んでみてください。

あなたにとって、言語とは何で、何の為に言語を学ぶのかは、この本を読んでからでも遅くないと思います。

現代文の訓練にもなるので、時間は無駄になりません。(実際、高校生用現代文教科書に載っていた著作です。)


こういった疑問にはいくらでもお付き合いしますので、コメントしていただければ、また書き込みさせていただきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!本、さっそく探してみます。
ありがたいです、ではお言葉に甘えて。

語学を勉強なさるときに、将来この能力をどう使おうとか考えていましたか?
私はまだ将来の夢が全く決まっていなくて
自分がどういう形で社会で役立てるか全然イメージできなくて、
最終的な目標とか無しに語学を勉強することを選んでいいのかと不安なんです。
なんだか進路相談のようになってしまいましたが、教えていただけると嬉しいです。

お礼日時:2011/06/15 00:55

回答になりませんが、いま多くの


企業が求めているのは
交渉力を含めた調整力とコミュニケーション力の
ある人材で、これらは就職する人にも
しないで起業する人にも必須な能力ですね。
まぁそれはともかく、

私が外国語と関わりをもつ理由は
文化に触れたり、人と交流することが
快いからです。

お気が向かれたら
Japan-guide.com のフレンドフォーラムで
日本文化を知りたい人たちが
無数に e-mail などによる交流を求めていますので
コンタクトしてみてください。
世界中に親戚兄弟ができて、近未来に、
一味違った旅を楽しむ機会が訪れるかもしれませんよ。

Cheers!
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語学と言うより外国語を学ぶことに興味を持ち、高校生の時期に英語で書かれた物語などを学校の教科以外に洋書店で買い求めておりました。

当時は英語をもっと学び英語の教師になることを考えておりました。いざ受験体制に入った時、兄、音大生の影響で、英語ではなくドイツ語を学ぶよう方針を変えました。 それも、外国語学学科では無くドイツ文学科へ進みました。外国語学部は実用的と称する外国語の訓練に重点を置くと、理解していたのでそれよりも、その国の文学を含む文化を学びたく思ったからです。 私が進んだ大学ではドイツ文学専攻でも実際にドイツ語をある程度使える様になるまで日本語を使わない授業がドイツ人教師により行われておりました。 私の頭の好さや熱心さなどの不足かは言えませんが、ドイツ文学の専門家にはなり得ませんでしたが、それでもそれなりにドイツ語を使ってネイティーブと遣りあえる程度にはなったつもりでした。無論それから、何十年も経った現在では、ドイツへ行って道に迷わない、訪れた場所の様子はドイツ語を通して理解できる力は維持出来ているようです。 
英語は、敢えて英語を使う業務に就いて定年まで40年近く仕事に使っておりました。 ドイツ語では殆ど稼いだことはありませんが、ここ10年ぐらいドイツの北方の地方語に興味を覚えて、現地友人たちを先生にぽちぽち学んで、メールを書いたり文学書を読んだりしております。 世間で言う実用性は”無”でしょうが、面白いですよ。 ドイツ語やドイツ文学専攻での専門学科でも殆ど触れない言葉をです。 それなので、標準ドイツ語はサボっております。 

あたまのがボケないようにする為にも役立っているのでは、なんて勝手に思い込んでおります。 
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この回答へのお礼

言葉を通して文化も学べるんですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/06/15 00:44

>>だいたい語学は手段であって、それだけ出来たからといってどうということもないのではないか?



どんな学問も色々な面を持っています。簡単に言えば、それ自身の研究(理論面)と応用面があります。あなたは応用面を手段と云われたのだと思います。

よい例かどうか分かりませんが、数学は、物理学を記述する手段であると考える人もいるでしょう。しかし数学はそれ自身の美しさを追求する学問と考えるのが普通でしょう。数学が出来たからと云ってどうと云うことはありません。


語学も同じです。語学は、人の考えを(自分の考えも含めて)表現し、理解する手段でもありますが、言葉そのものを研究すれば、多くの美しさが発見できますし、素晴らしい世界が開けるでしょう。

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全ての学問(理論面)は、研究対象があり、それをどう表現するかが勝負なのだと思います。ニュートンはリンゴが木から落ちることを研究して、力学の法則を発見しました。言語学者は英語の規則性を研究して、動詞の変化を文法として記述しました。


学問の実用性(応用面)は別な面でしょう。病気を治したり、飛行機の設計をしたり、外国人と議論をしたり、どれも大切なことですね。
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この回答へのお礼

確かに、手段とだけ考えるなら大学へ行く意味はないのかもしれませんね。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/06/15 00:41

某国立大学で「言語学」という学科を専攻しています。


「言語学」と一括りにされているため、
『多くの国の言語を取得する学問』と誤解されがちですが
(実際にそういう勉強をなさっている方もいらっしゃいますが)
英語と決めたら英語の文法や発音について突き詰めたり
日本語の方言と標準語での意味の違いや
何故現代でもある単語なのに古典では意味が違うのか、
また、物理的に距離が近い日本語と中国語よりも、遠い英語と中国語の方が文法が近いのは何故か。
とにかく「言語」に関する全ての事を研究する学問です。


私は主に日本語について研究していますが、
それでも外国語が必要になることが多いので
現在英語、ラテン語、フランス語を勉強中です。
元々語学(特に和訳)が苦手な私は
「何でこんなんせんにゃあいけんのんよー!」
と研究室で友達と爆発することもしばしばですが
それでもやっぱり語学を学ぶと、語学とは違う面で面白い事を発見します。

例えば、日本語の「兄弟」英語の「brother」がありますね。
日本語では「兄」と「弟」、年齢で分けることができますが
英語ではどちらも「brother」のみです。
最近は「younger brother」なんて言い方もありますが
ネイティブの方が書かれた文章にそれが登場することはほとんどありません。
このことから、日本の「年功序列」という考え方が浮き彫りになるわけです。
英語と比較することで日本人の価値観が見えます。

それから、「桂」という植物がありますね。
漢字は中国から仕入れたものなので中国にも桂があることになります。
ところが、中国語でこの「桂」というと、出てくるのは金木犀です。
なぜこうなるかというと、漢字を大量に借用し始めたころ、
「桂」も他の字と同じように入ってきました。
ところが中国人の指す「桂」の植物にはすでに「金木犀」という名前があったので
適当に見つけたまだ名前のない植物にその字を与えた。
という一説があります。他にも説はありますが。
思わず「おいおい、なんて適当なんだお前ら」とツッコミたくなりますよね。
こうした「昔の人も適当だったのか」という歴史の面白ネタも見つかります。

上にあげた例は私が日本語を専攻しているので日本語との比較ですが
その語学だけを突き詰めて考えるだけでも面白いことは見つかります。
ラテン語なんて文法が多少めちゃめちゃでも単語の意味さえ通じればOKという大雑把さ。
そのくせ性別や人称や未来形や完了形などの活用は妙にしっかりしているので
ラテン語を話していた人たちが何を慮っていたのかという優先順位が見えてきます。

長々と書きましたが、私にとって語学を学ぶことは
その言葉を話す人たちの文化や心理を知ること。
その言葉の歴史を類推することで、年表ではわからない、人間らしい歴史を知ること。
あとは単純に、コミュニケーションの幅を広げること、ですかね。

そうそう、ラテン語を勉強し始めてから、ハリーポッターが面白くなりました。
呪文のほとんどの語源がラテン語なので、訳してみるとかなり楽しかったです。

そんな風に、語学を学ぶ意味や楽しさはたくさんあります。
言語を学んで文化に興味が移ったから余所の文化系を専攻する授業を受けている人もいるし
英語学科に居て言語への興味が強まったから言語学科に転入してきた人もいます。
人間の好みや興味なんて永遠ではないのですから、そんなに重たく考えなくてもいいと思います。
私の大学の掲げる標語は「学問は最高の遊びである」です。
焦らずに、私はこれだ!と決めつけすぎずに、
4年間楽しく勉強していきたくなるものを見つけて行けばいいと思いますよ。
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この回答へのお礼

具体的に書いてくださって、イメージが持てました!
ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/15 00:40

大学の第二外国語で取ったドイツ語は本当に


楽しかったです。

外国語を学ぶことは、外国人の考え方を
学ぶことです。

私は、理系専攻でしたが、
さすがに、英語やドイツ語を専攻していたら
嫌になったかもしれません。

実際に中級以上のドイツ語を取って苦労していた人も
います。
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この回答へのお礼

なるほど、外国人の考え方を学ぶことですか。
言葉を通して考え方が分かるなんて面白いですね。
少し興味が持てました、ありがとうございます!

お礼日時:2011/06/15 00:37

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