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先日ドライブ中に前を走っている車の影を見ていると、日なたで走っている時の鮮明な影とは別に、山などの陰に入ったときには少し薄い影ができていることに気づきました。太陽は右側にあり、日なたでの鮮明な影は当然車の左側にできていたのですが、日陰での薄い影は車の右側に伸びていました。左側には太陽の光を反射するようなビルなどはなく、どこまで走っても同じ現象が続いていました。左側には川の水面とか少し離れた山の斜面などもありましたが角度的に光源にはなり得ないように思えました。最終的に、左上方にあった白い雲が反射光の光源ではないかと推論を立てたのですが、車の輪郭がわかるほどの影ができるだけの強い光を反射することがあるのかどうか、今ひとつ確信が持てません。専門的な知識をお持ちの方に裏付けをして頂けると助かります。

A 回答 (2件)

光がそもそも無い場合は、物体は見えません。


つまりどこからか光がやってきて物体表面で反射・散乱することで物が見えます。
つまり相当それは強い光と言うことになります。

特に影という物を考えた場合は、人間の目は対数的な感度になっていて、更に感度調節しますので、絶対的な光量よりも相対的な光量の差が重要です。

では光はどこからやってくるのか。

雲一つ無い快晴の場合は、青空からの光と太陽からの光がやってきます。
しかし太陽の方向からの光が一番強いため、強い影が出来ます。
ただ太陽が隠れる影の中で物を診ると、やはり物体は見えます。これは青空からの光です。

空一面に雲がある場合は、全体としてかなり暗くなると共に、空のいたるところから同程度の光量の光がやってきますので、影は出来にくくなります。

では青空の中に白い雲がある場合で考えと、そこからの光の強さは、太陽よりは弱く、青空よりは強い光がやってきます。

先にお話ししたように人間の目は光量差に敏感ですから、この差を影としてとらえることになります。
実際に人間の目で感じる光量差は1割程度あれば十分違いがわかります。

白い雲ですと、反射率はかなり高くて、青空の何倍もありますから十分認識できる差があると考えてよいでしょう。

ただ、たとえば山の緑なども結構反射率がありますので、現実の世界では複雑で必ずしも雲だけが原因とは特定できませんが。

では。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。納得です。

お礼日時:2003/10/16 21:06

昼の光は


(1)直射日光
(2)天空光
(3)地物反射光
に分けられると言われています。

(1)の直射日光は太陽光が大気に入ると大気層を透過して、地表に降り注ぐのがそうです。

(2)の天空光は、太陽光が大気層を透過する時に塵や雲などにより散乱して地表に達するものです。
天空光の輝度は大気の状態や太陽の位置に大きく左右されます。また、天気のいい日ほど、輝度は強くなります。

(3)の地物反射光は直射日光や天空光が建物や樹木などに反射してくる光です。

このケースの場合、車は山の陰に入っているため直射日光による陰ではないですね。
とすると、(2)の天空光と(3)の地物反射光が原因と思われますが、地物反射光は天空光の10分の1くらいと言われていますので、天空光の影響が大きいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 21:09

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