カンパ〜イ!←最初の1杯目、なに頼む?

原発推進派の方は、経済活動が滞る事を懸念し、大事故が起きたにもかかわらず、原発の存続を求めていらっしゃいます。

原発事故が起きて3か月ちょっとの段階で、何を根拠に日本全国の原発の安全性が担保されたと主張されてるのでしょうか?

また、世界の地震の10分の1が日本で起きている事実、予測していなかった東北地方で大地震が起きた事実がありながら、福島原発事故の様な事態が二度と日本で起きないと断言できますか?

代替エネルギーがない、経済が停滞するからという理由に反対派を批判されますが、
原発事故が二度と起きないという確信をなぜ持たれたのか教えてください。
それとも、事故のリスクはしょうがないとでも仰るのでしょうか?

莫大な損害を出して、人命への危険性を高める原発事故が起きても、推進をする理由を教えてください。

いっこうに進まない事故対応、放射能汚染への危機管理のなさをみて、この国が原子力を扱える力がまだあるといえるのはなぜですか?

科学技術国とかいってチェルノブイリと同等の大事故を起こした国に、原子力を推進する権利があると思いますか?

A 回答 (10件)

個人的には、事故前は消極的否定派で今回積極的否定派になったと思っています。



即時完全停止ではないですが、漸減を支持します。

今回の回答は推進派の考え方を推測したものです。


>被害が出てないと仰いますが、アレバ社のポンコツ装置の導入に40兆円とか言われてますよ。全体の被害総額予想してもこれ位なら大丈夫といえますか。

>またさらに言えば、ご自分のふるさとで万が一原発事故が起きて汚染地域にされても黙っていられますか?

(細かいことですが、40兆はちがいますよ。よく調べるとわります。)

この様な考えが出来ないもしくはしたくないという感覚で目の前の欲望に沿う志向だと思います。

自分には直接被害がないだろうということでしょう。


人間のある一面として否定はしませんが、安易に被害の大きさを忘れるのはよくないと思います。
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この回答へのお礼

ずっと気になってた疑問点が解決し嬉しいです(*^o^*)ほんと感謝です!

狭い日本で原発事故が起きたら逃げ場ないのがわからない方多いのでしょうね。

お礼日時:2011/06/30 16:31

原子力発電は絶対に安全な物などでは有り得ません。

同様に、他のいかなる発電方式、さらにあらゆる工学施設に絶対安全などは有り得ません。原子力発電をやめれば原子力事故のリスクはなくなりますが、それで社会がより安全になるかどうかは別問題です。
大きな事件や事故が起きるとそこにだけ目を奪われがちですが、世の中には元々色々なリスクが存在し、私たちはリスクと付き合いながら生きています。リスクを正確に評価するには発生確率と被害の積で定量的に分析する必要があります。被害の定量化は簡単ではないのですが、一般的には金額や、死者の数で評価します。
死者の数で見た場合、日本では原子力発電に関わる放射線障害の死者はJCO事故の2名のみです。原子力に起因する死者はもっと多いでしょうが、統計に表れるほどの数字にはなりません。世界で見ればチェルノブイリの事故が突出しており、死者数の推計も数百人から数万人まで開きがあって他の事故は全てその誤差に含まれてしまいます。仮に4000人(国連レポートの推計)とした場合、原子力発電の発電量1TWh(テラワットアワー)当たりの死者数は0.04人となります。一方、石炭火力に起因する死者数は世界平均で161人/TWh、中国に限れば278人/TWhです(アメリカは15人/TWh、日本はおそらくもっと少ない)。同様に、石油火力は36人/TWh、天然ガスは4人/TWhです。大気汚染が主な原因のため、クリーンなものほど安全と言えそうです。尚、再生可能エネルギーは更に安全で、同じ指標で太陽光は0.44人/TWh、風力は0.15人/TWhです。水力は中国板橋ダム決壊事故(死者17,000人)を考慮しなければ0.10人/TWhですが、考慮すれば1.4人/TWhになります。こうして比べてみると、原子力発電は発電量当たりの死者が非常に少ない発電方式であることが分かります。
また、電力の安定供給が脅かされると更に多くの人命が危機に晒されます。バリヤフリーなどは電力に依存している部分が多く、これらの機能が損なわれればそれに依存する人達は行動が制限され、健康を害されるでしょう。産業も豊富で安定した電力に依存するものが多く、産業の衰退は収入の低下、さらに生活レベルや治安の低下につながり、医療へのアクセスが制限されるなどして間接的ですがこれも人命の損失につながります。

今回の震災と事故で、原子力の「安全神話」が崩壊したのはむしろ良いことだったのかもしれません。いかなる技術にも絶対の安全性など有り得ず、リスクと便益のバランスを取りながら選択していかなければならないことに多くの人が気づけたのなら、これをバネに復興することができるでしょう。
一方、たまたま顕在化した原子力のリスクにだけ目を奪われ、それだけを無くせば社会がリスクフリーになると誤解したままではこの国の将来は明るくないかもしれません。

ちなみに、世界中どの国の政府も電力会社も、100年先も現在の原子力技術でやっていけるとは考えていません。そもそもウランは地下資源であり、埋蔵量は限られています。ただ、世界人口の増加や途上国の工業化という現実を前に、電力需要の今後更なる増加は避けようがなく、さりとて現在のように化石燃料に依存した発電では資源の供給からもCO2排出の面からも数10年内に破綻することが確実で、一方再生可能エネルギーが供給力の面で実用になるまでには少なくとも50年程度はかかることから、それまでの繋ぎとして原子力を利用しようとしているのです。この前提は311の前も後も変わりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆
原子力以外にもリスクがある事分かりました。ただ今回の原発事故ほど大きな科学工場の事故を日本で経験された事はありますか?

お礼日時:2011/07/01 09:34

原発の擁護派ではありませんが、あえて推進派の立場にたって考えるなら、期待値ではないでしょうか。


大事故が発生した場合の被害額 X 大事故が発生する確率 = 期待値。 つまり前者が桁違いに大きくても、後者が桁違いに小さければ、「大事故による被害額の期待値」 は小さくなることもあり得る。
で、今回は 1000年に一度の大津波だった訳で、かりに次の大津波が 1000 ± 500年の間にくると仮定すると、原発の寿命が50年として、次の大津波が来るまでに20 ± 10回更新されることになる。その間に遙かに耐震能力は向上しているはずだという理屈もあり得る。
厳密には詭弁と思われ、あくまで理屈の上での話ですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆無理やり感はありますがあり得る理由ですね。

ただ、最近地震が頻繁してるので素人考えには大丈夫かなと思ってしまいます。

お礼日時:2011/06/30 14:32

 まずどのような物でも事故が起これば、損害という物は大きな物に成ります。

原発以外でも同じ事です。身近な例では車の事故。事故が起きなければメリットの大きな物ですね。でもいざ事故に成れば、とんでもない金額が請求される。これと同じで、危険だけども、危険を理解した上で運用すれば良い事なんです。
 
 それと今回の事故が安全を高める上で良い経験をしているわけです。失敗や事故から学ぶことも多いです。ただ、この学習が出来ているのかとなると、現在では不安ですが。学ぶことが出来てはじめて、安全という意識もあがることでしょう。そうなることでより安全に運用する事も可能です。危険だからという理由で、止めてしまうことは非常に危険です。危険な物をより危険な存在にしてしまうからです。

 それと、経済の影響は出ますよ。生産が出来ない。ゆとりが無い状態では研究も出来ない。研究が出来ないと次世代のエネルギー開発もおぼつかない。停滞感がつづくと勤労意欲もへる。

 火力発電所などをフル活動させつづけることも無理です。 温暖化防止はどこに?

 それとどの発電施設も同じで事故は起きる可能性はあります。太陽電池もパネルから火災が起きた、風力発電の風車が倒壊した、ダムの決壊が起きた、漏水しているなど。どれもが絶対の安全なんてないのです。それに、今まで長いこと運用して、ここまで安全に運転できたことは評価すべき事です。発想の転換です。ただ長く成りすぎて、怠慢になったのは否定しませんが。


 正しく怖がれ。

 これが理解出来る人が危険なのを理解して、今後のことも考えて「とりあず原発は居る」という結論です。
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NO.3の続きです。


世界的に食糧危機が叫ばれています。国連食料農業機関が発表する世界食料価格指数は最高値を更新中です。その結果、途上国で餓死者が出て暴動が頻発しているのです。にもかかわらず、食料自給率40%の日本はさほど食糧危機とも認識せず、飽食に溺れています。

日本が排出した温室効果ガスが地球温暖化を促進させて食糧危機を招いているのです。さらに日本は石炭・石油・天然ガスを買い占めて価格を高騰させているのです。それも食糧危機に拍車をかける要因です。

こういった国際情勢を前にして、日本国内で電力が足りるの足りないといったミクロな議論をしていても意味がありません。それでは戦前と同じ過ちを犯すことになります。戦前の日本人は世界の人々が日本をどういう目で見ているかまったく気づかなかった。その結果、常任理事国の地位を投げ出し、国際的孤立の道を突き進んでいったのです。

原発事故調査委員会の報告を待たずに、憶測でやみくもに原発を敵視しても仕方ありません。原発に不安があるとしても、これ以上の石炭・石油・天然ガスの買占めは許されないし、温室効果ガス排出増大も許されない。日本は国際社会の危機をどう救うのかと、期待されている立場であることを自覚しなければならない。そうであるからこそ、東日本大震災の時に多くの国から義捐金が集まったのだ。
義捐金を送ってくれた国の中には食糧危機に苦しみ、資源価格高騰に苦しんでいる国もありました。被災者をうらやむほど貧しい各国の国民も貴重な浄財を投じてくれたのだ。
それは日本の復活を信じ、日本の国際貢献を期待しているからなのです。
その日本が世界を見ずに、日本のことしか見ないでどうするのか。
そのような期待を背負った日本が逆に世界の危機に拍車を掛けてどうするのか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆

推進する理由は理解できました。

しかし安全性の確証がとれたかどうかは 分かりませんでした。

国際社会で食料危機が起きているから日本の原発は事故のリスクがあってもやむなしという事ですか?

お礼日時:2011/06/30 07:45

>原発事故が起きて3か月ちょっとの段階で、何を根拠に日本全国の原発の安全性が担保されたと主張されてるのでしょうか?



感覚的なもので3ヶ月間で事故の大きな拡大がなく死者も出ず放射性物質拡散も即命にかかわるものではないからという実感が出ているからだと思います。

これが良いかと言えば完全に解決してはいなんですが・・・

今まで日本の原子力保安院とか原子力委員会で全電源喪失の想定はしなくて良いとしていました。しかし今回の件で見直され別電源とか津波に合わない高台への設置やそれを想定した訓練とかが現実的にできたことはよいことだと思います。(日本だけではなく他の国でも全電源喪失は想定しなくて3.11後訓練し始めました)

しかし本質的なところでこれ以外のケースはどこまで想定して良いか人間の知恵では困難な作業があると思います。

それとあまり東京電力に限った原因追求は意味がないと思います。
女川より近い福島第2は大丈夫でしたし、震源地と言っても始まった場所ぐらいの意味しかなく今回は岩手から福島まで点ではなく線状に海底が隆起したりしたのでどこが一番かと言う議論はあまり意味がないと思います。それにサイエンスゼロかNHKスペシャルでやっていた教授のシミュレーションでは比較的近くで出来た大きな遅い津波と少し遠いが高く早い津波が合わさった可能性を指摘していました。単純な位置関係で判断すべきではないでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答に感謝します!目からウロコが落ちました☆参考にします

被害が出てないと仰いますが、アレバ社のポンコツ装置の導入に40兆円とか言われてますよ。全体の被害総額予想してもこれ位なら大丈夫といえますか。

またさらに言えば、ご自分のふるさとで万が一原発事故が起きて汚染地域にされても黙っていられますか?

お礼日時:2011/06/30 07:50

震源地は宮城県沖


 今回は想定外の震度に想定外の津波が起きました。
で一番被害がでかいのは宮城県気仙沼近辺です。でとなりにある東北電力女川原発は
問題ありませんでした。
 つまり見方を変えれば 原子力は想定外の震災でも安全性を保たれたという事になります

今回の原子力発電事故に関して『東京電力』がなぜ批難されるのか?
 責任して多額の賠償金が請求されるのか?

 東北地方なのになぜ東北電力が事故を起こしてない
 それに茨城県東海村にある日本原子力も起こしてないんですよねぇ・・・

 それを考慮すれば福島及び、東京電力には責任はあるけど
 原子力全体に罪があると思えない
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この回答へのお礼

東電に致命的な欠陥があったってことですかね?

お礼日時:2011/06/30 00:45

>原発推進派の方は、経済活動が滞る事を懸念し、大事故が起きたにもかかわらず、原発の存続を求めていらっしゃいます。


事実誤認です。日本の破滅を懸念しているのです。
>原発事故が起きて3か月ちょっとの段階で、何を根拠に日本全国の原発の安全性が担保されたと主張されてるのでしょうか?
事実誤認です。安全性に関して、いかなる主張もしていません。

>また、世界の地震の10分の1が日本で起きている事実、予測していなかった東北地方で大地震が起きた事実がありながら、福島原発事故の様な事態が二度と日本で起きないと断言できますか?
断言できません。断言する必要があるとも考えていません。

>代替エネルギーがない、経済が停滞するからという理由に反対派を批判されますが、
原発事故が二度と起きないという確信をなぜ持たれたのか教えてください。
それとも、事故のリスクはしょうがないとでも仰るのでしょうか?
事実誤認です。何の確信ももっていません。「事故のリスクはしょうがない」

>莫大な損害を出して、人命への危険性を高める原発事故が起きても、推進をする理由を教えてください。

拙速な廃絶は不可能だと考えているだけです。

>いっこうに進まない事故対応、放射能汚染への危機管理のなさをみて、この国が原子力を扱える力がまだあるといえるのはなぜですか?
事実誤認です。そのようなことはいっていません。

>科学技術国とかいってチェルノブイリと同等の大事故を起こした国に、原子力を推進する権利があると思いますか?

それは国連が判断すべきことです。
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この回答へのお礼

事故リスクはしょうがない、安全ではないと思う、しかし日本経済が破綻する位の危機に陥るから原発はとめるなという事ですね。

お礼日時:2011/06/30 00:49

一般国民で推進派?は居ないと思います。


しかし反対だからって直ぐにスイッチ出来ません。

推進派と言うよりも当分は原発なしに社会は
成り立ちません。10年、20年かけて脱原発を
するしかないでしょう。

つい最近何処かで自販機の撤廃を宣言しました。
日本全体で自販機の撤廃、パチンコ店の禁止等
具体的な社会構造を作って貴重な電力を有効に
使う社会にすることが肝心です。

風力やソーラーの推進は日本では失敗します。
箱物行政の二の舞になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆

お礼日時:2011/06/30 00:51

福島第一より改良が加えられていた女川と福島第二はあの津波を食らっても停まりましたよね。

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この回答へのお礼

補強がキッチリ佐賀でも行われることをいのります。

お礼日時:2011/06/30 00:53

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