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単相3線100V/200Vで、100Vと200V両方の機器が接続される場合の電圧降下計算方法は
100Vとして、両機器の負荷容量分で計算するのでしょうか。
そのときの、係数はどうなるのでしょうか。
あまり電線を太くしたくないので、シビアな計算方法がありましたらお願いします

A 回答 (1件)

幹線として使用する電線であれば、100Vの片相分と200V分との電流の合計を使用します。


単相3線式の電源側では、黒・赤相のそれぞれに100Vと200Vとの電流が流れる為です。
ちなみに100V回路は、負荷が平衡である必要があります。

計算式としては、
 e = k ・ I ・ (R ・ cosθ + X ・ sinθ) ・ L

  k : 1 (単相3線式)
   : 2 (単相2線式)
  I : 負荷電流の合計値
  R : 電線抵抗分(Ω/km)
  X : 電線リアクタンス分(Ω/km)
  L : 電線長(km)

ですが、細かい数値が分からない場合も多いので、短い電線長の場合に使用できる簡易の式が内線規程に記載されています。
 e = k ・ L ・ I / (1000 ・ A)

  k : 17.8 (単相3線式)
   : 35.6 (単相2線式)
  I : 負荷電流の合計値
  L : 電線長(m)
  A : 電線の断面積 (mm^2)

上記を使用し、電線のスケアを代入して計算し、適当な太さのものを使用すればよいと思います。


負荷側の電線に使用するものだとすると、100Vと200Vは別々に考える必要があります。
計算式は上記のものでよいですが、負荷側では100Vと200Vは別々の電線に成るためです。
100V・200V伴に、単相2線式で計算してください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

丁寧な、解説で理解できました

ありがとうございました

お礼日時:2011/07/02 12:57

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