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佐藤純彌監督の映画「敦煌」のセリフの中で、意味が解らない部分があるので、教えて下さい。

後半、
李元昊(渡瀬恒彦)に謀反を起こした、朱王礼(西田敏行)が、戦火迫る敦煌城内で、
趙行徳(佐藤浩市)と交わした会話。
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朱: 行徳!ぐずぐずしてるから、城を囲まれたぞ。
趙: では、もう脱出は不可能か?
朱: 半時後に正門から全軍突撃する。お前たちは裏門から脱出しろ。
趙: ・・・ほれ。
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この「ほれ」なんです。

単語そのものの意味は概ね、「それみたことか」ですけど、
この場面で、趙行徳が何故、 朱王礼に、そう言ったのか?
ここに至るまで、この二人が交わした様々な場面、お互いの思いなどを勘案しても、
おぼろげな想像の範囲に留まるだけで、確固たる理由が見えてきません。

どなたかお詳しい方がおられましたら、ご教示をお願いします。

A 回答 (1件)

今、DVDを観なおしました。



その場面、何度も繰り返し再生してみましたが、行徳のセリフは「ほれ」じゃなくて「おれ」に聞こえます。つまり、「王礼」と言っているのではないでしょうか。
「正門から全軍突撃する」ということは、「俺たちは死にに行く」と言っているようなものです。
「そこまで覚悟を決めたのか、そんな切羽詰まった状況なのに、俺が逃げられるようにしてくれるのか」という気持ちからでたセリフではないでしょうか。

久しぶりに敦煌を観ることができました。みんな若い!そしてとても好きな映画です。
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この回答へのお礼

minarai さま。

ほぉ~っ・・・ なるほど~♪ ふ~む・・・
ならば筋が繋がるかもですね。

確かに行徳は、身分の上下に関わらず、
ずっと「王礼」と呼んでますものね(アンタの時もある。一度だけ「隊長」も)

何度も見直して下さったとのこと。お手数をおかけしました。
僕も好きな映画なんです。
特に、
莫高窟の釈尊像を見て、二人の修行僧が思わず平伏し、
行徳が「なんなんだ? この、魂を揺さぶるような思いは?」っと驚愕したシーン。
以来、
いつかはここを訪れてみたいと思いました(未だ行けてませんが)

お礼が遅くなり、申し訳ございません。
本当に有難うございました。

(^O^)/

お礼日時:2011/07/08 23:05

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