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脱原発の期間についてご意見をおきかせください。

だいたい、どの程度の期間で脱原発を行うのがよいのか、できれば理由や根拠も添えてお聞かせ願えますか?

私は、大体今から50年程度かけて実施するのがよいと考えています。
その理由は、
・50年後には核融合が実用化されるらしいので、その時点でバトンタッチすれば無理がないと思う。
・これまでの原発の事故率と、今回の震災で得られた知見をつかって、あと50年ぐらいは大きな事故なく運転を続けられるかな、と思うので(あまり根拠はありませんが、努力目標として)。
・50年以上の長期プロジェクトは継続するのが難しいだろうから。
等の理由です。

(まあ50年とかいう意見は少数派だと思いますが、期間を長くとれば原発推進派も賛成しやすいでしょう)。

A 回答 (7件)

私は15年ぐらいだと思います。


既存の火力発電のほとんどは、30年以上の前のもので、それを最新天然ガスや最新石炭火力のコンバインド方式に置き換えていく期間位で済むと思います。
発電能力も原発一基分ぐらいの能力があるものが、只の置き換えですから、直ぐにでもやれば、10年位で可能ですが、今の電力需要を維持しながら、余裕を持って置き換えるためには、それぐらい必要でしょう。
東京電力が原発一基分の能力を有する天然ガス火力発電を事故後に三菱重工に発注して、今現在出来上がっている頃でしょう。
据え付けに1カ月は有するので、9月稼働ではないでしょうか。
もちろん石炭火力や天然ガスの新型火力は二酸化炭素削減にも有効です。
それを使った、スマートシステムを今福岡の方で実験中です。
後は電気自動車をそれに組み合わせて、エネルギーの有効利用を進めるべきだと思います。
本当は10年ぐらいで済むと思いますが、最新のテクノロジーの組み合わせには、当然企業同士のすり合わせが、必要なので、理想を盛り込んでの話です。
原発は出力調整が出来ないので、そういった出力調整可能な火力で、需要に合わせた発電システムを作り、電気自動車に送電網を補完する役割を持たせて行くべきでしょう。
コンバインド、コージュネとか、エネファームとか、電気自動車等日本が持っている世界最新の技術を組み合わせて、更にその技術発展を進めて、都市計画まで含むプラント技術が、世界中に広がることにより、二酸化炭素削減も地球温暖化もふせぐことができ、世界に貢献できるようになると思います。
費用も原発の10分の1らしいので、送電網を国の管理にして、小さな都市から、スマートシステムを立ち上げていけばよいでしょう。
原発1基で4000億、火力が400億として、その差額3600億で、電気自動車一台360万円として、10万台分ですが、インフラ部分の費用がかかるので、7万台分補助金として半額出せば、14万台ですが、それ位を全国規模でやれば、もっと車の値段が下がるのでもっと普及するでしょう。
科学技術立国を目指すべきを、ただの原発乱立国に歪めて権力を維持したい自民党は原発推進したいでしょうし、電力会社、マスコミ官僚は、それを推進するでしょう。
ありとあらゆる手段を使って、既得権益優先で、科学技術立国戦略を破壊したいのでしょう。
コンピューターも遺伝子工学もロボットも日本が最先端を行っている状況から、アメリカ側の圧力とアメリカの意向を受けた自民党につぶされているのが現状です。
その力の源泉が、原発を巡る政治献金や、麻薬に喩えられる原発マネーです。
原発推進派が脱原発に同意することはおそらくないでしょう。
自民党が原発推進を打ち出したのもそういう背景からですし、河野太郎氏は単なるガス抜きにしか使われていないというのが現状でしょう。
国民が選択をしない限り、脱原発は夢のまた夢です。
放射能に正常に危険性を感じて自己防衛すれば、プルトニウムは飲んでも大丈夫などという御用学者がマスコミに出て、洗脳する社会から、早く脱するべきでしょう。
国民全体が、原子力村の力で、拉致され放射能実験の素材にするために、拘束されているような国を変えない限り、日本はどんどん沈んでいくでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほどですね。
公表されている原発の発電コストが正しいとして、石油火力発電は倍近いコストなんですが、これを高効率のコンバインド方式のLNG発電に置き換えれば、互角のコストになりますね。シェールガスの実用化もあり、現在の需要で推移すれば、あと100~200年はこれでいけるかもしれませんね。

(原発はあまり温度を上げられないので、高効率の発電は難しいかもですね)。

15年、いい線だと思います。

お礼日時:2011/07/22 22:36

#4さんの補足



>たぶん、アメリカが脱退したのも、実用化が難しいからではないでしょうか。

核融合を発案した人物が覚醒する事を予め知り得ていたから、早々に途中下車した。

なお、ITHERは、出力が30%を超えない事は世界中で知られている。

つまり、夢の装置であり、血税食い虫だった。
原発ムラと一緒で、都合の悪い事は伏せる習慣がある。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ということは、なんとか日本がふんばらないといけない、ということですね。
福島の事故が追い風となると思います。

お礼日時:2011/07/24 00:04

#5の追記で、私の意見はあくまでも「日本の脱原発」の話です。


世界的には原発は使い続けるべきだと思っています。

日本はどうしてもその地域特性から大地震や大津波のリスクが高く、
”原発に適していない国”だということは否めません。

だから世界各国に日本の事情を考慮してもらって
火力発電を多めに使わせて貰うのが良いのではということです。


世界中が火力を推進したら大変なことになりますが、
「日本だけ」ならCo2や燃料枯渇もそこまで高いリスクにはならないですからね。
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございます。
世界的な戦略も考えていく必要がありますね。
・代替エネルギー政策は後進国には酷
・事故が起これば世界規模で影響が出る
・いずれ、ウラン燃料も枯渇する
てな事情もあり、今回のことをきっかけに世界で議論を始められたらいいですね。

お礼日時:2011/07/23 10:44

私は20年程度がいいと思います。




というのも、原発を新設しない限りは
20年経てば既存の原発のほぼすべてが耐久期限切れとなり廃炉にせざるを得ません。

しかしこれより短い期間で廃炉にする場合は
国が電力会社に莫大な損害賠償を支払う必要が出てきます。

電力会社は民間企業であり、
原発は利益を出すために国の承認を受けて建築したわけですからね。

強制的な廃炉は財産権の侵害にあたり、損害賠償は避けられません。



また、電力を他で補う設備を整える期間も必要です。

20年あれば
・国際的な承認を受けたうえでの火力発電設置
・自然エネルギーの推進・開発
はかなり進行できることでしょう。


ただ、核融合などの新技術については状況を見て判断するしかないですね。

他にも放射能の除去について革命的な技術が出来る可能性だってありますし、
長期的な将来の技術をアテにして社会を作るべきではないと思います。

せめてもうちょっと「出来そうな状態」にまでなってから考えたほうが良いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
現在稼働している原発を寿命が来たら順次停止していきながら、新エネルギーに転換していく、ということですね。無駄のないやり方ですし、20年あれば何らかの代替手段を講じる時間はありそうですね。
着実な方法だと思います。
それから、放射生物質の除去については、消滅技術が研究されています。工業規模での実用化は困難とは思いますが、「核廃棄物を未来永劫管理しないといけない」という状況(これは脱原発だけでは脱却でいません)から脱却することも考えていきたいですね。

お礼日時:2011/07/23 10:39

質問者さんが言われているのは「イーター(ITER)計画」のことではないでしょうか。



日本の考え方だと1度計画がスタートすると出来るまでやり続けるのが当然ですが、外国では違います。
このプロジェクトも複数の国が共同で研究するわけですが、実用化(商用化)のメドがたたなければ途中で打ち切られる可能性も高いでしょう。
たぶん、アメリカが脱退したのも、実用化が難しいからではないでしょうか。

それはそれで、私としても夢の核融合が実用化されることを願っていますので、50年後には生きていないでしょうが、そうなって欲しいものです。

参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/technology/tak …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ITER計画は実用炉ではないと思います。
私が聞いた「50年」は、土岐の核融合研で一昨年に聞いた数字です。すでに核融合自体は簡単に起こせる状態でして、課題は耐久性のある材料の開発です。
ここの炉も実験炉でして、毎年秋から冬にかけて実験を行っています。夏は一般見学が可能ですのでぜひどうぞ。
http://www.nifs.ac.jp/index-j.html
実用炉がどんな形態になるか、まだわかっていないような状況です。

エネルギー自給率4%の日本で、唯一豊富なエネルギーを自給できそうなのが核融合だと考えています。今回のことで、実用化を加速してほしいものです。

お礼日時:2011/07/22 22:27

原発は即、止めて欲しいです。



原発の怖さは原発と言う機械の怖さだけでなく、原発を持つことで、金儲けが出来るということで、この40年間、日本の政界、経済界、マスコミ等の倫理やモラルのあり方を全部狂わせてきたことにあります。いわば、原発は推進派にとって、麻薬と同じなのです。

原発、原子力、核に安全と言う言葉はありません。 原子力発電所は健全に稼動していても、放射能を付近にばら撒いています。 周辺の住民は原発の無い地域よりも、癌や白血病の確立が高いのも事実で、六ヶ所村が稼動すると、普通の1年分の放射能を1日でばら撒くそうです。

原発がCO2を出さないというのも嘘です。 原発のエネルギーの3分の2は冷却装置により、海水に捨てられます。 1秒間に7tの水を7度上昇させ、54基の原発で、日本全国の河川量と同じ水量を温水に変えます。

日本の茶畑が汚染され、肉牛が内部被曝し、魚も汚染されているという現状を、今でも原発が大事と言う人たちは把握できているのでしょうか?

原発や核廃棄施設は危ないから、人口の多い場所には建てられず、過疎の村に建てられる現状。

また、今や日本の使用済み燃料の持って行き場が無く、使用済み核燃料プールはちゃんと規格があるのに、規格を破り、ぎゅうぎゅうづめにしている現状。 そして、福島3号基でMOX燃料が核爆発して、外国の車の排気フィルターからプルト二ウムが検出されていること。

1995年のフランスの南太平洋の核実験で使用されたプルトニウムは日本の使用済み燃料であったこと。

原発=核、原発が核兵器の隠れ蓑に使われている実態を公表すべきです。 今回の福島の原発事故は、自爆としか私には思えません。 

原発が事故で核が暴走すると、それを制御できる人間がこの世に居ない事実。 また、放射能を撒き散らすことによる健康被害。 作業員の非人道的差別。
事故収束に掛かる費用は、国家予算より多いかも知れなく、その費用は電気料金に上乗せされ、税金も上げられる。

来年の春までに原発が一旦、全部停まるということなので、それでお仕舞いにして欲しいと思っています。 廃棄燃料のことを考えれば一日も早くやめることを望みます。

また、廃棄燃料をモンゴルで処理使用と言う案はやめて欲しいです。

これまで、たかが電気のために、一部の人が原発でいい思いをする為に、「原発安全神話」を洗脳され、今は放射能のために日々苦しまされ、子供達の中にはすでに甲状腺内部被曝している子供も居るのに…。 それでも、原発が大事ならば、必要としている人たちは全員、原発の隣に引っ越すべきで、国もそういう法律をつくってから、原発を動かす許可をだして欲しいです。

代替エネルギーですが、ガスコンバインドサイクル、揚水発電、それに再生可能エネルギー、節電、節約電気製品、オーランチオキトリウムによる油田開発、六本木ヒルズの地下発電の様な、効率の良い発電などによる発電にシフトして行くべきだと思います。 


 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ご回答の中には、以下の3つの「すぐに」がありますね。
(1)即
(2)来年の春
(3)代替エネルギーへのシフト

これらが微妙に矛盾するのですが、シフトしていくということで、やはり10年~15で停止、といったところが現実的という感じですね。

ちなみに、揚水発電は、夜止めづらい原発の余った電気を貯める装置ですので、原発が止まったら(もともと水の無いところにつくるので)無用の長物です。自然エネルギーは量的に足りないし開発に時間がかかるので、代替案としては、ご提案の中ではLNG発電が最有力ですね。

お礼日時:2011/07/22 22:31

管総理が「脱原発」を会見でうたい、翌日には「あれは私の個人的見解。

政府の総意では無い」と言ってのけました。脱原発は無理だと事実上認めた様なもんです。

原発から脱却しようと思ったら、それに代わる「安定した電気供給方法」を考えなければなりません。水力発電、火力発電、太陽光発電、天然ガスによる発電・・・・。それらを総合して考えた場合、原子力発電に匹敵できる程の電力が確保できるのかという問題が生じてきます。天然資源はいつかは枯渇します。そうなった時の為に「電気自動車」が開発され、自宅の屋根に太陽光発電の機械を取り付けて自家発電を促進し、これは良い事であると思います。しかし電気だけではどうにもならない物だってあります。例えば漁船や巡視船等の船類、飛行機。これらはどうしたって電気では動かせません。科学が凄く発達したら電気船や電気飛行機も出来るかもですが、現実出来ないから、アメリカやロシア等は潜水艦を原子力で動かしているわけですよね。よしんば電気で船や飛行機を動かそう、飛ばそうと思ったら物凄い電力が必要ですよ。その電力を原子力発電以外の電力供給方法で賄えるのかと言われたら「賄えません」。無理。管総理と「みんなの党」「共産党」は原発不要論を吐いてますが、原子力に代わる電力供給方法も具体的に示さんと、そんな事テレビでなんぼ喚いたって、国民の納得なんて得られませんて。

何年かかったって原子力発電所はなくなりません。50年でも100年でもです。被爆国としては悲しい現実ですけどもね、でもウラン燃料棒に頼らなければならないのが現実ですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。脱原発には無限に時間がかかる、というご意見ですね。

まあでも、100年となると...
水力発電は100年前は夢の技術でしたが今ではごく一部のエネルギーを供給しているにすぎません。このペースで100年たつと、原子力だけではエネルギーが足りなくなり、どのみち他のエネルギーを探さざるを得ないかもしれませんね。

お礼日時:2011/07/22 00:31

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