プロが教えるわが家の防犯対策術!

3.11の震災で家が津波にあい、そこに独り住んでいた老人が亡くなりました。
遠隔地に住んでいたその老人の子供2人(以後A、Bと呼称)は、しばしばその家に訪れ、
ゴミの撤去作業を行おうとしましたが、2人は折り合いがわるく口論しては何も実質的作業
をせず、タバコを吸ってはボケーっとし、アルバム少し探して終わり等の繰返しでした。

行政に家を解体してもらうためには、粗大ゴミ、電化製品、皿、服等の不要品を全て表に
出す必要があります。 彼らの親戚にあたる私も、「このままじゃいけないから、今日こそは
やろうよ。」と言い、Aと一緒に冷蔵庫やタンス等搬出作業を始めました。 その矢先、Aと
ケンカして連絡がとれなかったBが数時間後ボランティアセンターの人達と一緒にやってきて
結局、後日ボランティアが残りの作業を全てやってくれることになりました。

この家は現在居住者がおらず、大規模半壊した家を取壊すための費用が役所から出る
期間内に家の中をからっぽにし取り壊し準備を整えるために、そしてAとBの所有である
その土地の財産的価値を増すべく更地にするために、不要品の撤去作業の必要性が
あります。 目下の生活に困っている被災者は、この場合いません。 

時間はいくらでもあったのに、自分達ではろくに作業もせず、善意で集まるボランティア
の人達に頼めると分かり、全て丸投げする態度になにか合点がいきません。
ボランティアの方々も、困っている被災者のために来ていると思います。 ですがこの場合、
上述の通り直接困っている被災者はいません。 そしてA&B(+私)が自分達の手を汚さず、
怠けて過ごすためのお手伝いであり、かつA&Bの財産である土地の価値を高めるための
お手伝いでもあります。  

一方作業のために当日集まるであろう方々は、行政やボランティアセンターの指示で割り振られ、
この家にまさかそんな事情があると思わないでしょう。 行政やボランティアセンターサイドでも
自動的に集まり、コストも掛からない(?)ボランティアの方々が、必要とは言いがたい作業に
従事することになっても、あまり気にしないようです。 善意で解釈すれば、現状個別にそこまで
つっこんだ調査をする時間もないのでしょうが。

ボランティアセンターに出掛けたBは、「その辺にボランティアがいたから、自分でいきの
よさそうなのみつくろって、早速今日にでも作業頼もうと思ったら、予約して後日なんだな。」
と言い、感謝の気持ちのかけらもありません。 ボランティアを利用できてラッキー、もっと早く
知っとけばよかった、という感じです。

なお被災した家の近所の方々も御老人ばかりで、他に近くで亡くなった方はいませんでした。 
彼らは震災直後、まだボランティアのシステムが整っていなかった頃に、自分達の手で
不要品を全て搬出したと言います。 こうして本来助けが必要であった被災者は、私が知る限り
自分の家に関してボランティアの助けを受けていません。  逆に言えば健康なら老人の方でも
できる作業でした。  一方今回実際は手助け不要の家を、ボランティアは助けてくれると
言います。

私の意見としては、直接の被災者でない家族や親族側で作業ができる事情があれば、
テレビでも洗濯機でも出して、細かい不要品の袋詰め作業一つでもやって、そしてこれ以上
自分達の力でどうにもできないというところまでやってから、ボランティアの方に引き継ぐべき
と思います。 行政やボランティアセンターも、怠け者が増長する余地を作らず、最低限の
聞取り調査で依頼者の事情をチェックして頂きたいと思う次第です。  
皆様の御意見を伺えたら幸いです。

A 回答 (2件)

こんばんは。



被災地でのボランティア、なかなか問題があるようですよね。

父の友人が行きました。

被災者はぽけ~と座っているだけで、ボランティアが汗流しながら這いつくばるように片付けをしていたそうです。ぽけ~としているのは奥さんやお子さんを亡くした人かもしれないし・・・と言いましたが、お礼を言う人もなく、その地区では皆がそんな感じだったそうです。ボランティアが汚れ作業すればいい。自分たちはする必要ないってぐらい横柄な物言いだったらしいです。

現状では、そこまで調べれるような時間や労力は割けないでしょう。だから割振りして流れ作業なんだと思います。

本当に困っている人で、言い出せないような方が心配です。

AさんもBさんも言葉は悪いですが、自分で出来る事を他人に押し付けていますよね? こんな人、きっと沢山いて、文句は沢山で感謝は少ないのでしょうね・・・・

怠け者は、どうしたらいなくなりますかね・・・ 私もどうにかできたらいいのになと思います。。。
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この回答へのお礼

具体的な類似エピソードを教えて下さり有難うございます。

>本当に困っている人で、言い出せないような方が心配です。
常識ある方は自分でなんとかしようとして、ボランティアを頼まないケースが多いみたいですね。

私はA&Bからは感謝されるべき立場にあるわけですが、逆に憎まれ口ばかりききます。
彼らは当事者意識がなく、健康な体と時間があるのに誰かがやってくれることなかり期待しています。 

私が3時間ほど作業しその後ボランティアに頼めることになったので、私が「無駄なことした?」
と言ったら、「いや? あなたのトレーニングにはなったでしょ」と言います。 聞いて疲れます。

今や震災直後ではなく、「冷静に物事を判断してもいい時期と思います。 怠け者がより怠ける
ためのボランティアとはなっていないか、どこにマンパワーを投入すべきか、地方自治体と
ボランティアセンターの方々は、ちょっと考えて頂きたいです。 一応今回の自治体にこの件を
連絡したところ、「貴重な御意見を」とは言ってくれましたが。

お礼日時:2011/08/02 21:34

>皆様の御意見を伺えたら幸いです。



この際、被災者の事情などかまっていたら、
ボランティアなどやってられないでしょう。

ひたすら、目の前のものに取り組む。
できることをする。それだけです。

こうあるべき。そういうのは
この際、おいておくべきです。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

お礼日時:2011/08/02 21:19

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