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結構前に海辺のカフカを読んだのですが、なんかよく分かりませんでした。

そこで、海辺のカフカを読んで、文章や雰囲気でなく、話の中身が好きで、そこから何かを感じた、という人の感想が聞きたいです。

今までに同じような質問がありましたが、村上春樹さんの他の作品と比べているのでよく分かりません。私は海辺のカフカしか読んでいないので。

ちなみに私は高校生です。

A 回答 (2件)

私はOLです。


海辺のカフカは3回くらい読みました。
ナカタさんが好きです。いい人だな・・・って感じて、心が安らぎました。
主人公の少年には、理解できない行動もあり、完全には共感できませんでしたが、彼のピュアさというか青くささが、彼の年齢の倍以上生きてきた私としては、忘れていたものが呼び覚まされた感じで、心が洗われる感じがしました。
話の中身っていうのは、もっと全体的なストーリーのことですか? ストーリーだったら、別々の二つの話がだんだん重なるところが、ナルホド、うまいって感心しました。
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この回答へのお礼

私もナカタさんはいい人だと思うのですが・・・
それだけで好きにはなれませんでした。猫と話せる、というのはまだいいのですが、空から魚やヒルを降らすのは何なんでしょう。ナカタさんにしかできない、そうゆう事の意味が分からなくて、話が進んでも自分はついていけません。

主人公は確かに青くさいトコロもあるとは思いますが、同年代から見て、変に老いた部分がちょっと多いような気がして・・・

主人公と大島さんの会話もカタカナ言葉が多すぎて完全に理解できませんでした。京極夏彦さんのシリーズとか読んでいるので、ちょっとは慣れているつもりだったのですが。

全体的に抽象的な感じがして、どれだけの人がこれを読んで完璧に理解できるのだろう、とちょっと不思議に思いました。

他の人の感想が聞けてよかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/30 14:16

 村上作品で比較的わかりやすいのが「ノルウェーの森」です。

テーマが恋愛で、読者との共通項がある話です。ただ、時代背景がgopachiccoさんが生まれる前の1960年代ですが、そこさえクリアできれば読めます。
 それに比べると、「海辺のカフカ」は難解です。これまでの村上作品で、「羊たちの冒険」や「ダンスダンスダンス」「ねじまき鳥クロニクル」などみ見られた世界観とは少し違う、微妙に現実社会がまだらにある世界観が「海辺のカフカ」に見てとれます。

 もしこれから村上春樹の世界観がある作品を読みつづけていこうとお思いでしたら、初期短編作品がいいと思います。講談社文庫で「回転木馬のデッドヒート」というタイトルは短編集で、比較的読みやすい作品です。そこから村上春樹について知っていけばいいと思います。
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この回答へのお礼

私の友人も、海辺のカフカは今までの村上作品とはちょっと違う、と言っていました。

私はもともと、筋の通った、スッキリした話が好きなので、この作品とは相性が合わなかったのかもしれません。が、止まらずに一気に読めるところはスゴイと思います。

これを機会に、他の村上作品も読んでみようと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/30 13:50

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