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柔道で、立ち技での関節技が禁じられている理由は何でしょう?
また、現在、立ち技での関節技が認められているところはどこでしょう?
指、手首、肘、肩、どこまで認められているのですか?
あと、柔道で「かんぬき」はありですか?

A 回答 (1件)

私が知る限りですが、


柔道で立ち間接が禁じられている理由は、
禁じられているのではなく、
柔道の起源である、天神真楊流柔術と起倒流柔術に立ち間接がなかったからだと思われます。
嘉納先生は専ら上記の師について鍛錬された時、足を出す先々で技を仕掛けられることに
疑問を持ち、それを解明し理論体系化させました。
だからこそ芸術的とも言える投げ技を軸にした競技方法が確立できたのです。

また、禁止されているもう一つの理由に、
レスリングの世界でも言われていますが、
お互いに立ち関節技を知った時点で成り立たない(関節を決められない)
というのが理由だと思います。
だから、第二次接点であるグラウンドにおいてのみ、
関節技を認めさせたのだと思います。
つまり立ち状態では腕も肘も指も認められていません。
寝技の時のみ肘、肩が認められています。(足すら禁止です)

ちなみに柔道の寝技は中世期の侍の格闘戦が起源だといわれています。
なぜ30秒ルールというのが存在するのか。
それは槍も刀も通さない甲冑を着ている侍にとどめを刺す方法というのは
相手を組み伏せ、鎧通し(短刀)で相手の喉をかき切るという方法が一般だったからです。
つまり相手を動けない状況にしさえすれば30秒あれば相手にとどめをさせるのが30秒なのです。

話は変わりますが、閂は閂固めのことですよね。
これは一般に合気道の技です。
この技は柔道では伝承されませんでした。
合気道の祖武田氏や植芝氏が使ったこの技は合津藩伝承なので
柔道とは起源が違うのです。
第一閂なぞ、柔道のつかみからは難しいです。
こちらが両手で相手の手を持つ前に返されます。
柔道のつかみは手のひらが開いている分、
脱力されてボクシングのパンチ並みに早いからです。
危ないと思ったら直ぐに手を戻します。

ちなみに合気道の達人、塩田氏は柔道出身です。
柔道3段の塩田氏が植芝氏に一瞬で投げられてから合気道に魅了され、
合気道の達人の域まで達しましたが、
実はこれは自然なことなんです。
合気道で有段者であれば、
柔道家は怖くはありません。
柔道のファーストインパクトはつかみです。
掴まれた(若しくは掴んだ)先々で関節技をかけるので、
柔道家が柔道のルールで合気道の有段者に立ち向かった場合、
柔道では合気道には勝てないのです。
(もちろん絶対ではないですが、
柔道をやり始めたとき、生意気な奴を全員立ち関節で思い知らしめたので実証済みです。)

さて、立ち関節が認められている格闘技ですか。
合気道各種、骨法、少林寺拳法、FSA拳真会位でしょうか。
あとは知りません。
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