プロが教えるわが家の防犯対策術!

投資について勉強中です。

500万円ほどの余裕資金と月々5~10万円程度を投資にまわしたいと考えています。
投資期間は10年~30年
40歳、子供2人
SBI証券を使っています。

当初
国内ETF(1306)に20%
海外ETF(先進国)に60%
海外ETF(新興国)に20%
で投資したいと思っております。

将来は、債権やリートを購入して、株資産を50%程度にする予定です。

海外ETFは為替リスクが大きく、
また、税金や手数料の問題もあり、リバランスが難しいのではないか?
と思うのですが、その辺はどうなのでしょうか?

1.その時々の為替で計算して、リバランスすれば良い

2.しばらくは、ある程度の円高を見越して、リバランスする
(為替が反転したら混乱しそうなので、このパターンは止めたい)

3.国内TOPIX連動ETF(1306)をやめて、全て海外ETFにする

4.海外ETFをやめて、その分は全て国内ETFの海外指数連動株にする

どういったパターンが最良でしょうか?
また、ご意見などをお聞かせ下さい。

A 回答 (2件)

注意点があるので、そこから述べます。


為替リスクですが、これは海外ETFに限らず、国内ETF(1306)も株価に影響します。
少なくとも、円高傾向になると1306の株価が下落し易いと考えられます。
海外ETFも為替リスクはありますが、中には為替リスクを緩和する方向で業績が変動する事があります。
例えば、日本自動車メーカーと米国自動車メーカーを考えると、円高ドル安は日本自動車メーカーからすれば業績悪化要因になるので株価が下落しやすくなりますが、米国自動車メーカーの業績にはプラス要因になるので、円高による為替差損が有っても米国自動車メーカーの業績には良い要因となり株価にはプラスになるので、為替リスクを緩和する方向に働きます。

株式による国際分散投資の場合は、実際には強い通貨と弱い通貨をまとめて投資するのに加えて、上記に挙げた点も考えると、債券やFXほど為替リスクには神経質にならなくても問題は無いと考えられます。

逆に注意が必要なのは、外国債券、FXです。
外国債券の期待リターンは円金利並み、FXはゼロサムです。

こう言った点を考えた上で回答していきます。

1:税金の影響を考えると1306:先進国:新興国=20%:60%:20%のバランスが崩れたら、積立金額を変える方が税金のロスを回避できます。
ただし、株式ETFを考えているので上記より、「為替+現地株価」による円建て基準価額で考えた方が良いと思います。
例えば、A社株価50$、為替1$=100円⇒株価80$、為替1$=80円に変化する場合は円建て基準価額は5000円⇒6400円と円高にも関わらず、むしろ基準価額は上昇しているので、この円建て株価で考えた方が良いでしょう。

2、3、4:ちょっと面白い記事を紹介します。
http://diamond.jp/articles/-/13599
詳しくは上記URLのコラムを読んでほしいのですが、ポートフォリオの作り方の参考例が載っています。
つまり、株式ETFへの投資の場合は「為替リスク+株価変動リスク」の両方を同時に取るので、為替変動単体で考える必要がなく、考え方さえ分かれば簡単にポートフォリオが作れます。
手数料の問題ですが、これは資金をまとめて投資をするか、リレー投資(インデックスファンドを積み立てて金額が大きくなったら株式ETFへの乗り換え)などが有効だと思います。

もうひとつ、参考になりそうなブログがあるので、読んでみて下さい↓
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-43 …

最終的な判断は自己責任です、私自身もパーフェクト回答は流石にできません、ですから慎重にご判断くださるようお願いします。
なお、分からなければご質問ください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり失礼しました。
いつも、ど素人な質問に丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。

大変失礼ですが、回答を要約させていただくと、
・為替リスクは、神経質になる必要は無い
・海外ETFの手間も、工夫次第
と言うところでしょうか。
解釈が違っていたら教えてください。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/24 22:41

お礼に書かれている事に関してですが・・・


>為替リスクは、神経質になる必要は無い
株式(株式ETF)に限ってはその通りです。

>海外ETFの手間も、工夫次第
その通りです。

実際、少し前に言われた通貨安競争では、自国通貨を安くする事で景気のテコ入れ策として利用しようと各国が考えました。
通貨安を実現できれば、日本からの投資では為替差損が出ても景気回復が早ければ、より早い段階で株価回復が見込めるからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
少しスッキリしました。

こういった投資の話題は、話題にする友人もいないので、
とても助かりました。
通貨安競争なんて言葉も知りませんでした。

まだまだ初心者ですが、今後ともよろしくお願いします。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/25 21:16

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