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私の知人の「世界連邦政府の憲法」をどう思うか?

哲学的な内容を含んでいるようなので、このカテにしました。

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自由なご意見、お待ちします。

A 回答 (3件)

現在の人類のレベルにおける、中央集権で可能な組織は、


単純な段階(ないし状況)の国家が限界である。
ヒトラーの独裁は多くの政策で破綻し、アメリカの大統領は、
個人ではなく組織の看板に過ぎない=国家としてまとまって
いればこその大統領では、世界連邦では成り立たない。
アメリカなどの大国が国家としての体裁を維持するために、
あえて外に敵を作って、詐術を駆使する有様を見れば、
敵を作り得ない世界連邦の悲惨な末路の想像がつこうと
いうものだ。

個々人の社会性の発達を伴わずに、組織だけの手直しで
世界連邦はできず、「個々人の社会性」が伴えば、中央集権
せずとも世界はまとまる。
現在の困難の解決策としての世界連邦は、本質的問題を
後回しにする危険な幻想である(結果的産物以上ではない)。
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この回答へのお礼

回答ありがとう。

自律的社会性=短絡的な利己性を自制し、遠慮や思いやりといった性質。これ私にとっては重要。

中央集権的に対し、ネットワーク型、が良いですね。ネット町内会、レベルが実は一番大事。

どんな世界規模の構想も、、辺境の民に多い明文化した法律が無くても犯罪が起きない(起きても子供くらい)そうした辺境の民の「社会性の高さ」を分析してフォーカスして学ぶっていうか、本来そうじゃないの?と思えるレベルにならないと、、ただの「さらなる他律化」の波がどんどん押し寄せてくるだけですよね。悲しい。

いや、私も、この場のルールを見てない(つい破ってる)のは、いけないこと。だから「衝動にまで遡った深い認識」が必要なのだが、40歳から頑張ってどこまで行けるか。この精神的荒廃の荒野(日本)で、自分の中で社会生命をイメージし分業する。馬鹿な私にもだんだんと理解できてくるものがある。どうして他の人は社会生命という言葉を使わないのか、正直じれったい。社会生命なら悪平等の正当性も理解できる。

しかし、皆さんは何か勘違いしていると思う。下の言葉は科学用語みたいなものだよ。誰の物でもない。

中央集権型=他律的社会化=アリ型進化=個体は、無意識、歯車、無自覚、滅私、反射的、仕方なくやるイメージ
ネットワーク型=自律的社会化=ヒト型進化=個体は、意識的、任意、自覚的、言われなくてもやるイメージ

と、馬鹿な私でも、これくらいはイメージできる。
最初は「他律的社会化=アリ型進化」て言われても意味不明だった。でも、個体が二次的情報によって反射的に動くのをイメージできたとき、同時に自己チュー化(意識の上の社会性の低下)というプロセスが、まるでアニメーションのように私の中に想起させた。これが社会進化の移行だとわかれば、スゴイ馬鹿の私でも「何とかしなくちゃ!」と思うよ。

どんなアニメーションか? それは「動機」を矢印にして個体と全体の関係をイメージすれば、個体が「誰かに叱られるから車内にゴミをすてない!」と言えば、まるでアリのように遺伝子にプログラムがあるから~する~しない、と同一の矢印であることが解るはずだ。

お礼日時:2011/08/26 10:33

どう思うって言われても....絶対に成立しないのがわかっていて好き勝手なことを書いているだけ。


たぶん、矛盾点も知っていて、それでも憲法が可決されないのを知っているから取り下げていないだけと思うが。

とりあえず、どう考えても成立しないのを1箇所。
憲法改正には有権者の80%以上の賛成とあります。
中国とインドが国をあげて反対に回ったら、それだけで20%オーバー確実なので絶対に可決しません。
また、上院議員が決めるとした場合、住んでいる地域により1票の格差がすさまじく大きいことに。
 ※上院議員は、中国12億人で2名、バチカン2000人でやっぱり2名、実に60万倍。日本国憲法では文句無しに憲法違反。
 ※※ついでに、投票者数の80%以上なのか、有権者数の80%以上なのか、どちらの意味?
   投票率80%なぞ、どこの国でもありえん数値なので、有権者数の80%以上なら、自動的に否決が確定するんだが....
 ※※※基幹法は世界住民依存でそうでない法律は議員数依存なので、モロに傾向が異なる。結果的に、
    基幹法がザル法となる可能性が高い。
当然、憲法制定時にも有権者の80%以上の賛成、なのでしょう。議員数は人口比例にせよ、と、この部分に対し、この2国
(ほかに、米国、ロシア、パキスタン、インドネシア、日本、...などの人口大国)は、確実に反対に回ります。
そうでないとすれば、たとえば日本が、北海道国、青森国、岩手国....と分裂独立するとか。
明らかに、そうしたほうが世界政府に対する発言権が増えるような仕組みになっているので。

あと、そんなバカな話は無い、という条項。
世界政府非参加国が存在したとして、非参加国どおしが武力行使を行ったとします。制裁処置がとれません。。
なぜなら、世界連邦内は「州」で、世界連邦不参加は「国」と使い分けている関係上、「国」どおしの紛争には言及していません。
また、「核」ですが、原発は不可と書いてありますが連邦軍が核武装してはならないと書いていないので、たぶん核武装しているんだろうんなあ。
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唐突に現れる論点が何故か日本のワイドショーで取り扱われる程度の話しかないとかは


言ってもしかたないのでしょう。それ以前の問題として、
法としての体を全く成していない点と、この法が実行されれば、すべての
人間の権利が著しく制限されてしまうという点を指摘します。



まず、各条文と項という構成を用いて、なおかつ条文に原則、項に例外としているわけですが
多数の条文で矛盾が生じています。
論理学の部分集合・包含関係(おそらく小学校でもやったと思います。)を思い出してください。
もしかすると法論でより後ろの例外規定を優先~というのを聞いたことがあるのかもしれませんが、
これはあくまで余地が残っていればの話。さもなければただの矛盾した文章になってしまうのです。
もちろん各項の文章をこそ重視するのでしょうから、
この場合の書き方は条文の方に例外を認める余地を残さないといけません。


次に、理念の実行について。
前文にある、『この憲法に謳われた基本的人権を保障する』というのが基本理念なのでしょうが、
肝心の基本的人権に対する言及が日本国憲法より少ないですよね。
つまり条文に従い、『憲法に謳われた範囲』を実現すれば、かなり制限されてしまいます。
日本国民にとっては、この組織に参加すれば人権を制限されてしまうでしょうね。

また、各自由は保障されていますが、その主体が書いていません。
ちなみに日本国憲法は何人も、あるいはすべて国民はとしています。
それが政府の、や州の、あるいは偉大なる首領の!といった限定の余地を遺すことは、
深刻な矛盾を引き起こすでしょうね。
ちなみに章タイトルというのは、各法文を修飾"しません"。法作成にあたっての大前提の一つです。
法というのはそもそもが、誤解を防ぐためのものであるのですから、対象は明記すべきなのです。


さらに法としての性質。
赤十字などの団体、のように特定の団体名やエコエネルギーのような正体不明な言葉が
定義なしに出現しています。憲法というのは法体系の定義文なのですから、
もし重視するのであれば、そういったものを定義するのが憲法であって、具体的行為を法で定めるという
順序が必要です。いかようにも解釈できてしまう時点で、法としては失格です。


残りは制度分野。
まず予算関連。総体としての制限の仕組みに言及がありません。
公開の仕組みについては何故か部門ごとに言及があるため、このままでは言及が無い部門については
野放図な予算執行が可能です。
さらに組織関連。まず州と政府の権限分限掌握が明記されていません。
簡単にいうと日本国憲法の地方自治の分野のような役割分担の言及です。、
まずは誰が何をすべきか。あるいはしないべきかを規定しなければいけません。
さもなければ、州法(やはり定義無く最終章に突然出現しています。)と州法の間で矛盾が出るでしょうね。


三権分立と権力の介入についても言及がありながら次の条文で三権分立を否定しているなど、
全体的な完成度がかなり低いです。
こういった遊びをするのはいいんですが、人類が数千年かけて鍛え上げた
現行の法をもうちょっと見習ってはいかがでしょうか。おそらくその理念を再発見できると思います。
もちろん言うまでも無いですが、憲法って9条だけじゃないですよ?
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