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株主優待を取得したいと考えています。
信用取引と現物取引で、
株主優待をタダ取りなどという情報が出てきました。

仮に株主優待をタダ取りする場合は、
現物取引だけですることは、無理でしょうか?

また、成行で売ろうとしたときに、
概算約定代金(松井証券)が出てきました。

終値よりも、1,000円低いです。
検索すると、ストップ安の計算とあったのですが、
そうでもなさそうです。

その場合、概算約定代金と実際の約定代金とでは、
どのくらい差が出るものなのでしょうか?

わかりましたら、教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

>信用取引と現物取引で、株主優待をタダ取り



これをクロス取引といいます。

>仮に株主優待をタダ取りする場合は、現物取引だけですることは、無理でしょうか?

例えば、吉野家。
吉野家の中間決算8月末。

株を8/26日(権利付き最終売買日)に買って、
翌営業日8/29(権利落ち日)に売ると、

配当1000円(税引き900円)+食事券300円×10枚(3000円分)=3.900円
を3カ月後の12月末にもらえます。

なので現物取引で、8/26に買って8/29に売ると、この3900円くらい株が
下がります(配当落ちという)。つまり全くにちかいほど得はしません。

8月の頭に買って9月末に売るとかそれなりに中期で保有すればいいです。
吉野家はダウ平均や日経平均に連動はしません。というか普段はほとんど
株価が動きません。

そこでクロス取引になるわけです。現物買いと信用売りを同時に行う。
ひろく知れわたった取引です。なのでこれをやる人は多いです。

信用売りは証券会社から株を借りるわけですが、証券会社もそんなに株を
持っていないので、どこからか借りてきます。この借り賃を『逆日歩』といいます。

優待権利取り最終日は、この逆日歩が半端ないです。借りる人が多いから。
自分は去年、吉野家の逆日歩で1日で3000円くらい取られました。

クロス取引は、配当(優待含む)落ち+逆日歩で赤字必至の取引になりやすいです。

>終値よりも、1,000円低いです。

これは単純に配当金分を引いているだけです。

10万円の株価で千円の配当なら99000円。2千円の配当なら98000円。
これが概算値(理論値)です。たいていの証券会社はこの数字を配当落ち日に
使います。

優待分は物(商品)なので引きません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

取引例があったので、
初心者にとてもわかりやすかったです。

購入は、【3048】ビックカメラで、

概算約定代金 マイナス1,000円は、
配当金 にぴったり合いました。

権利落ち日には、すごく下がるのですね。
もう少し保有もしくは、来年まで保有していようと思いました。


ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2011/08/29 08:25

NO3です。

 ちょっと訂正。

>クロス取引は、配当(優待含む)落ち+逆日歩で赤字必至の取引になりやすいです。

クロス取引は配当落ちは関係ありません。 それ自体はほぼチャラ。
ただ逆日歩が高額になる可能性が高い分、
逆日歩で赤字になるパターンが多いということです。

失礼しました。
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ANo.1です。


少し説明不足なので補足させていただきます。

現物株を一日だけ保有(買った翌日売る)でももちろん配当も優待も受けられます。
ただし、その得した分と同じくらい買った株が下がって損をする、ということです。

もちろん株価はどうなるか分かりませんので、良いニュースでもあれば寄付きから暴騰する可能性もあります。
反対に暴落する可能性もあります。
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>現物取引だけですることは、無理でしょうか?



現物株の保有日数を1日あるいは数日で優待を受けたいというならほぼ無理です。

タダ取りの理屈は、配当や優待を受けるための権利が発生する日だけ株を保有するというものです。そうなると、「たまたま」一日早いか遅いかで、普通に株を買った人に不公平が生まれてしまいます。

ですから権利確定日の翌日(「配当落ち日」などと言います。)は公平になるように配当や優待分を勘案した値段から取引が始まるので、株価は通常下がります。

誰かが強制するわけではなく、権利が無くなったことは取引参加者の共通認識だからです。
それを知らないでいると「よく分からないけど安くなった」となります。

タダ取りはこの株価下落分を信用のカラ売りでカバーするものです。
ただし、いろいろ費用が発生するので必ず儲かるものではありません。

詳しくはWeb検索してください。

>また、成行で売ろうとしたときに、概算約定代金(松井証券)が出てきました。終値よりも、1,000円低いです。検索すると、ストップ安の計算とあったのですが、そうでもなさそうです。

通常、概算金額は直近価格などで出すはずですが、これは松井証券のシステムの問題ですから松井証券に質問すべきことです。

>その場合、概算約定代金と実際の約定代金とでは、どのくらい差が出るものなのでしょうか?

概算約定代金は「未来の値段だから分からないけれど、直近の価格を参考にしたらこのくらい」というものですから、実際の約定価格は売買が成立するまでまったくわかりません。

むろん値幅制限がありますから、それ以上にも以下にもなりません。
ただし、ストップになると注文数が偏りますから約定せず無効になる場合があります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
初心者にもわかりやすく説明していただいたので、
とてもためになりました。

概算約定代金は、
まだまだ下がる可能性があるのですね。
とても勉強になりました。

ご親切にありがとうございました。

お礼日時:2011/08/29 08:20

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