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ガス溶断が上手くいきません・・・

上手くいく時はスパッと行くのですが、切断酸素が弱いか、余熱が高すぎる場合に出来る、スラッグ?溶融地?みたいな物が出来るとそこから先が上手く出来ません・・・
こうなるといつも反対から切ってみたりするのですが、結局、その部分に来ると同じような事になるので、そうなった部分の切断不足だったりするので叩いて切り離しています。

あの赤い泡状?の物が飛び散ったり、火口に付いて逆火するのかパン!となるので怖いです・・・

何か解決策はないのでしょうか?

これをクリアしないと、鉄板の途中から切る為のピアッシング?も出来ないです・・・

A 回答 (5件)

遅ればせながら少しアドバイスを。



これはたぶん薄板ですね
送りのスピードが遅いために予熱された鉄同士がひっついてしまうのだと思われます。

溶融池が鉄板の上側にできないように火口を進めるとうまくいきますよ
この溶融池ができてしまうと逆火します。


板厚によって違いますが、火口を切断する進行方向に対して少し傾けると
(火炎が火口より先行するように…薄板になればなるほど寝かせる)
うまくいくと思いますよ。
10mm以上の厚板なら、ほぼ直角に火口をあてないと切れませんがね
この寝かせる角度と進行スピードは経験を積むしかないですがね

溶断は熱応力での変形が伴いますので、うまく酸素が通っていれば
叩いたりしなくても、割れたように切れます。(多少、酸化状態の鉄が残っていても
これらは脆いので問題ないです)


板の途中から切ることをピアッシングと言うのですか…知りませんでした。
これは酸素が通る温度までじっと待つしかないです。白くなり始めるところで
高圧酸素を出してやれば貫通すると思います。
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既出の回答に出ていないので、補足で・・・


呼吸の仕方が重要です、仕方が悪いとトーチのフラツキになります。
複式呼吸で小さくユックリとします、太極拳の様にです。
電気溶接にも応用出来ます。
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それから、圧力調整器は所定の下げ方を守っていますか。

 メーターの表示が壊れていないか点検を。
逆火防止装置はついていますか? 安全には欠くべからざるものです。

火口は、番手を切断される板の状況に合わせて変えていますか?
また、鉄板に塗装やメッキがしてあるとうまく出来ません。

練習次第ですが、品物の形状にもよって丸棒・ステンレスなどは切りにくいです。
3.2mmより薄い板を切断する時は、火口の当てる向きを少し加減してみてください。
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原因は 大きく3つあります。


母材と火口の距離
トーチの移動速度と角度
切断酸素の圧力不足
火口と母材の距離は
余熱炎(白っぽく見える還元炎)の先端が母材を舐める程度 近いと余熱不足 遠くても余熱不足
トーチの移動速度は切断スラグが真下もしくは進行方向やや後ろに吹き出す程度 溶融池がハッキリ見えるようだと 遅すぎ 溶融池がだんだん大きくなりやがて切断スラグが下に抜けなくなる。
速度が速すぎると 溶融池が出来なくなり 切断ストップ(溶融池消失)
トーチの角度は直角よりやや進行方向に 向ける事
切断酸素の圧力はスラグが下に抜けるギリギリで保つ事 過剰に圧力を上げると(バルブを開けすぎると) 結果的に冷却作用により溶融池消失 圧力不足だと 溶融池がだんだん大きくなり やがて切断スラグが抜けなくなり切断ストップ
距離と速度と圧力の3つが上手くマッチした時だけ 綺麗な切断面が得られます。
また 何度もやり直しをしていると 母材が広範囲で余分な熱を持ち 溶融池の形成が不安定になり(突然溶融池が大きくなったり消失したり)切断が難しくなります。
この場合は 暫く休止して母材の温度が一定になるのを待つよりしょうがないです。
慣れない時に良くある誤解は 溶融した鉄を切断酸素で吹き飛ばすのが切断だ と理解している事です。
切断は 余熱された鉄に酸素を吹き付ける事で鉄を燃やし その燃焼熱で更に隣の鉄を加熱し酸素で燃やす って事です。
余熱は表面だけ加熱できれば十分で 鉄の酸化熱により進めるのが 正しい切断です。
余熱し過ぎるとノロが多くなり切断面が汚くなるのはこのためです。
更に パチパチ!と逆火するのは 重大な事故の前兆です。
過剰に成長した溶融池に火口を接触させてしまったり 酸素とアセチレンの割合(バルブの開け方)が良くない時 特に酸素過剰の時に起こりやすくなります。
また 火口本体の過熱によっても起こります。
バケツに水を汲んでおき 時々冷やしながら作業する事をお勧めします。
怪我や火災に十分注意して 頑張って下さい。
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トーチを動かす速度が速すぎませんか?。


裏まで切れた音を常に確認しながらゆっくり動かします。
10mm厚の鉄板で1秒に1~2mm動かす感じです。
火口が遠すぎても近すぎてもいけません。
あと火口の清掃、きれいな炎が出ていますか?。
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